522 / 647
旅行
忘れんで
しおりを挟む
ホテルに帰った
つおしと、春夢。
残された時間はもう少し。
で、ホテルに着くと、
早速、
春夢の愛を与えられる、
つおし。
もう、恒例行事。
最終日だけあって、2人は
激しく愛し合う。
カメラは、側に置いておく。
けど、
足しか見えない位置に置いて…
何度も何度も愛し合う。
いつもは、"もう堪忍して"言うつおしも、
最終日だけあって
求められるだけ、応じる。
そして、とうとう、
お別れの時。
春夢「そろそろ、出なきゃな、。」
つ「せやね、」
春夢「光も、待ってる。」
つ「うん。」
春夢「じゃあ、行こうか?」
つ「なぁ、」
春夢「どうした?」
つ「これって、浮気やんな。」
春夢「まあ、光が本命ならな。」
つ「さいてー。な事してる思うねんけど…」
春夢「光はそれでいいんだろ。」
つ「やけど、やっぱり、あかんやん
こんなん。」
春夢「俺、つおし離す気ないぞ。」
つ「分かってる、やから、」
春夢「光と、別れるのか。」
つ「その、つもり。」
春夢「いいのか?それで、」
つ「うん。ぼく、春夢とおって、
光ん事考えなかった。」
春夢「じゃあ、アメリカ行くか?」
つ「まだ、行かへん、」
春夢「うん?どうゆう事だ。」
つ「春夢ん事好き。やけど…
アメリカには、行かれへん、
やけど、会いに来てくれるんやったら、
待ってる。」
春夢「じゃあ、寮どうすんだ。」
つ「ぼく、一回実家出たから、帰られへん
1人暮らしする。働くから
なんとかなる。」
春夢「いやー。そんなんだったら、
俺出してやるけどよー。
本当にそれでいいのか?」
つ「光と話す。やから、寮に送って。」
春夢「分かった。」
そして、
深夜3時に
つおしは寮に着いた。
寮の駐車場に停める前に2人は
また、話し合う。
春夢「いいか。よく考えろよ。
光は、お前いないと、死ぬぞ。」
つ「……………。」
春夢「お前は雰囲気に流されやすい。」
つ「うん。」
春夢「それに、1人暮らしって事は。
誰も側にいれないんだ。
俺も、日本では、暮らせない
分かってるな。」
つ「うん。」
春夢「お前は気付いてないかも知れないが、
光に散々守られてきたんだ、」
つ「うん、」
春夢「別れ話しする前に、よく考えろ。」
つ「うん。」
春夢「じゃあ、寮の駐車場に停めるぞ。」
つ「うん」
で、
"ブーン"
春夢の車は、
寮の駐車場に泊まった。
すると、
深夜にもかかわらず
光が玄関に飛び出して来る。
春夢「じゃあな。」
つ「うん。」
つおしはが車から降りると、
春夢の車は走り去った。
ひ「つおし♪会いたかったで~。」
と、つおしに飛びついてくる光。
つおしは、さっきの事もあり
別れ話しなければならないので
しずんでいた。
ひ「つおし?」
ひかる♪って、来ないつおしに、
不安を感じる光。
つおしは、
"ボー"っと、突っ立ったまま。
"はぁ、
やっぱり行かせるんじゃなかったわ"(光)
ひ「とりあえず、中に入ろや。」
と、つおしの手を引き、
寮の中へと、
連れて来る光。
☆☆☆!!!☆☆☆!!!
つ「なんこれ!!@@!!」
目を丸くする、つおし
つおしが目にしたもの。
それは幼少期からのつおしの写真が
ズラーっと、
廊下に張り巡らされていた。
そして、
光が静かに口を開く。
ひ「これが、つおしが生まれた時やな。
そして、これが赤ちゃんの時抱いてた
ぬいぐるみや。」
つ「どないしたんこれ!!」
ひ「実家行って借りて来た。」
つ「うそやろ!!」
ひ「ほんま。
そして、これが、
5才の頃のつおし。
女の子みたく。可愛いくて、
おかん、ベタ甘やったんやろ。」
つ「なんで、知ってるん!!」
ひ「健に聞いた。」
つ「健に?」
ひ「そう。そして、
これが。小学校のつおしやな。
相変わらず可愛いねんけど、
すごい、モテモテ やったんやってな。」
つ「そんなん、しらへん。」
ひ「お前知らんくても健がラブレター
持っとって、写メしてもらった。
やから、読むで、
"つおしくん
一年生から、好きでした。
○○。"」
つ「○○ちゃん?
ぼくん事好きやったん、」
ひ「そうらしいで…
そして、中学やなあ。学ラン
袖長くてまくっとったらしいなぁー。」
と、廊下を歩き
一枚づつ、写真を見ていく。
2人
ひ「そしてや…,」
ひ「これが、俺がお前と
出会った日や。
めちゃくちゃ可愛いお前に
一目惚れして、
お前に演劇させたんや。」
つ「ひかる。」
ひ「そして、これが、
コンテスト出た日。」
つ「ひかる?」
ひ「そして、これが、
修学旅行や。」
つ「ひか…
ひ「そして、これがやな。
つ「ひかる、聞いて。
どないしてんこれ、
1人で貼ったん?集めたん。」
ひ「せや。
1人で、集めて貼ってん。」
つ「ひかる。」
ひ「そして、これが、教会で愛を誓った日。」
"ズキッ"(つ)
ひ「2人で永遠の愛を約束したんや。」
それを、見て息をのむ。つおし、
ひ「なぁ、つお、
忘れんでなぁー。」
つ「……………。」
春夢「春夢とおって、楽しかったんやろ。
あいつ、頭ええもん。
喜ぶことしか。せんやろ。
俺な。あいつより
頭悪いし、金ないけど、
嫉妬めっちゃするけど、
お前を愛する気持ちは
あいつに負けへんねん。」
つ「ひかる。」
ひ「一時の感情に流されんで、
あの時、2人で、愛を誓った時の
気持ち思い出してや。
俺はお前の為なら
なんだってしたる。
したるから、。」
"ぎゅっ"
つおしを抱きしめる光。
両腕を下に垂らし抱かれたままのつおし
の瞳から、
"ポタッ ポタッ"
光の首に雫が落ちる。
ひ「つおし?」
つ「大変やったやろ、こんなに、」
ひ「お前の為やったら、
大したことやない。」
つ「いろんな人に、ぼくん事聞いたんやね。」
ひ「まあな。」
つ「こんなに、ぼくん事
愛してくれてんのに
ぼくは…」
ひ「ぼくはどないした?」
つ「ひかると、別れようとした…」
"ズキッ"(光)
光の胸に、針が刺さる。
動揺をするも、それを必死に隠して
ひ「した…そして、、。」
つ「間違いや。気付いた。」
ひ「つお♪」
つ「ひかるがぼくを見つけてくれたんやね
ひかるがおらんかったら、
今の、ぼくは、ないねん、。
ひかるに会ってぼくは、
平凡な毎日が刺激的な毎日に
変わってん。
運命的な出会いやってん。
それをなしには、できひんよね、」
ひ「つお♪」
つ「あんな。ぼく、弱いかも知れん。
頭悪いし。
で、すぐ影響うけるし、
やけど、それでもええ。」
ひ「ええよ。
お前の気持ちがフラフラした日は
俺の愛で引き戻したる。」
つおしの、腕が光の背中に回る。
光は、
"ほっ"と、胸を撫で下ろした。
"ほんま、つおしを誰かと
長い期間一緒にさせたらダメやな。"
そう心に決めた光。
"次はないかも、分からへん"
と、1人納得し、
ひ「部屋はいろか?」
と、部屋に入る。
つおしと、春夢。
残された時間はもう少し。
で、ホテルに着くと、
早速、
春夢の愛を与えられる、
つおし。
もう、恒例行事。
最終日だけあって、2人は
激しく愛し合う。
カメラは、側に置いておく。
けど、
足しか見えない位置に置いて…
何度も何度も愛し合う。
いつもは、"もう堪忍して"言うつおしも、
最終日だけあって
求められるだけ、応じる。
そして、とうとう、
お別れの時。
春夢「そろそろ、出なきゃな、。」
つ「せやね、」
春夢「光も、待ってる。」
つ「うん。」
春夢「じゃあ、行こうか?」
つ「なぁ、」
春夢「どうした?」
つ「これって、浮気やんな。」
春夢「まあ、光が本命ならな。」
つ「さいてー。な事してる思うねんけど…」
春夢「光はそれでいいんだろ。」
つ「やけど、やっぱり、あかんやん
こんなん。」
春夢「俺、つおし離す気ないぞ。」
つ「分かってる、やから、」
春夢「光と、別れるのか。」
つ「その、つもり。」
春夢「いいのか?それで、」
つ「うん。ぼく、春夢とおって、
光ん事考えなかった。」
春夢「じゃあ、アメリカ行くか?」
つ「まだ、行かへん、」
春夢「うん?どうゆう事だ。」
つ「春夢ん事好き。やけど…
アメリカには、行かれへん、
やけど、会いに来てくれるんやったら、
待ってる。」
春夢「じゃあ、寮どうすんだ。」
つ「ぼく、一回実家出たから、帰られへん
1人暮らしする。働くから
なんとかなる。」
春夢「いやー。そんなんだったら、
俺出してやるけどよー。
本当にそれでいいのか?」
つ「光と話す。やから、寮に送って。」
春夢「分かった。」
そして、
深夜3時に
つおしは寮に着いた。
寮の駐車場に停める前に2人は
また、話し合う。
春夢「いいか。よく考えろよ。
光は、お前いないと、死ぬぞ。」
つ「……………。」
春夢「お前は雰囲気に流されやすい。」
つ「うん。」
春夢「それに、1人暮らしって事は。
誰も側にいれないんだ。
俺も、日本では、暮らせない
分かってるな。」
つ「うん。」
春夢「お前は気付いてないかも知れないが、
光に散々守られてきたんだ、」
つ「うん、」
春夢「別れ話しする前に、よく考えろ。」
つ「うん。」
春夢「じゃあ、寮の駐車場に停めるぞ。」
つ「うん」
で、
"ブーン"
春夢の車は、
寮の駐車場に泊まった。
すると、
深夜にもかかわらず
光が玄関に飛び出して来る。
春夢「じゃあな。」
つ「うん。」
つおしはが車から降りると、
春夢の車は走り去った。
ひ「つおし♪会いたかったで~。」
と、つおしに飛びついてくる光。
つおしは、さっきの事もあり
別れ話しなければならないので
しずんでいた。
ひ「つおし?」
ひかる♪って、来ないつおしに、
不安を感じる光。
つおしは、
"ボー"っと、突っ立ったまま。
"はぁ、
やっぱり行かせるんじゃなかったわ"(光)
ひ「とりあえず、中に入ろや。」
と、つおしの手を引き、
寮の中へと、
連れて来る光。
☆☆☆!!!☆☆☆!!!
つ「なんこれ!!@@!!」
目を丸くする、つおし
つおしが目にしたもの。
それは幼少期からのつおしの写真が
ズラーっと、
廊下に張り巡らされていた。
そして、
光が静かに口を開く。
ひ「これが、つおしが生まれた時やな。
そして、これが赤ちゃんの時抱いてた
ぬいぐるみや。」
つ「どないしたんこれ!!」
ひ「実家行って借りて来た。」
つ「うそやろ!!」
ひ「ほんま。
そして、これが、
5才の頃のつおし。
女の子みたく。可愛いくて、
おかん、ベタ甘やったんやろ。」
つ「なんで、知ってるん!!」
ひ「健に聞いた。」
つ「健に?」
ひ「そう。そして、
これが。小学校のつおしやな。
相変わらず可愛いねんけど、
すごい、モテモテ やったんやってな。」
つ「そんなん、しらへん。」
ひ「お前知らんくても健がラブレター
持っとって、写メしてもらった。
やから、読むで、
"つおしくん
一年生から、好きでした。
○○。"」
つ「○○ちゃん?
ぼくん事好きやったん、」
ひ「そうらしいで…
そして、中学やなあ。学ラン
袖長くてまくっとったらしいなぁー。」
と、廊下を歩き
一枚づつ、写真を見ていく。
2人
ひ「そしてや…,」
ひ「これが、俺がお前と
出会った日や。
めちゃくちゃ可愛いお前に
一目惚れして、
お前に演劇させたんや。」
つ「ひかる。」
ひ「そして、これが、
コンテスト出た日。」
つ「ひかる?」
ひ「そして、これが、
修学旅行や。」
つ「ひか…
ひ「そして、これがやな。
つ「ひかる、聞いて。
どないしてんこれ、
1人で貼ったん?集めたん。」
ひ「せや。
1人で、集めて貼ってん。」
つ「ひかる。」
ひ「そして、これが、教会で愛を誓った日。」
"ズキッ"(つ)
ひ「2人で永遠の愛を約束したんや。」
それを、見て息をのむ。つおし、
ひ「なぁ、つお、
忘れんでなぁー。」
つ「……………。」
春夢「春夢とおって、楽しかったんやろ。
あいつ、頭ええもん。
喜ぶことしか。せんやろ。
俺な。あいつより
頭悪いし、金ないけど、
嫉妬めっちゃするけど、
お前を愛する気持ちは
あいつに負けへんねん。」
つ「ひかる。」
ひ「一時の感情に流されんで、
あの時、2人で、愛を誓った時の
気持ち思い出してや。
俺はお前の為なら
なんだってしたる。
したるから、。」
"ぎゅっ"
つおしを抱きしめる光。
両腕を下に垂らし抱かれたままのつおし
の瞳から、
"ポタッ ポタッ"
光の首に雫が落ちる。
ひ「つおし?」
つ「大変やったやろ、こんなに、」
ひ「お前の為やったら、
大したことやない。」
つ「いろんな人に、ぼくん事聞いたんやね。」
ひ「まあな。」
つ「こんなに、ぼくん事
愛してくれてんのに
ぼくは…」
ひ「ぼくはどないした?」
つ「ひかると、別れようとした…」
"ズキッ"(光)
光の胸に、針が刺さる。
動揺をするも、それを必死に隠して
ひ「した…そして、、。」
つ「間違いや。気付いた。」
ひ「つお♪」
つ「ひかるがぼくを見つけてくれたんやね
ひかるがおらんかったら、
今の、ぼくは、ないねん、。
ひかるに会ってぼくは、
平凡な毎日が刺激的な毎日に
変わってん。
運命的な出会いやってん。
それをなしには、できひんよね、」
ひ「つお♪」
つ「あんな。ぼく、弱いかも知れん。
頭悪いし。
で、すぐ影響うけるし、
やけど、それでもええ。」
ひ「ええよ。
お前の気持ちがフラフラした日は
俺の愛で引き戻したる。」
つおしの、腕が光の背中に回る。
光は、
"ほっ"と、胸を撫で下ろした。
"ほんま、つおしを誰かと
長い期間一緒にさせたらダメやな。"
そう心に決めた光。
"次はないかも、分からへん"
と、1人納得し、
ひ「部屋はいろか?」
と、部屋に入る。
0
お気に入りに追加
26
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
身体検査
RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、
選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。
女装とメス調教をさせられ、担任だった教師の亡くなった奥さんの代わりをさせられる元教え子の男
湊戸アサギリ
BL
また女装メス調教です。見ていただきありがとうございます。
何も知らない息子視点です。今回はエロ無しです。他の作品もよろしくお願いします。
【R-18】クリしつけ
蛙鳴蝉噪
恋愛
男尊女卑な社会で女の子がクリトリスを使って淫らに教育されていく日常の一コマ。クリ責め。クリリード。なんでもありでアブノーマルな内容なので、精神ともに18歳以上でなんでも許せる方のみどうぞ。
部室強制監獄
裕光
BL
夜8時に毎日更新します!
高校2年生サッカー部所属の祐介。
先輩・後輩・同級生みんなから親しく人望がとても厚い。
ある日の夜。
剣道部の同級生 蓮と夜飯に行った所途中からプチッと記憶が途切れてしまう
気づいたら剣道部の部室に拘束されて身動きは取れなくなっていた
現れたのは蓮ともう1人。
1個上の剣道部蓮の先輩の大野だ。
そして大野は裕介に向かって言った。
大野「お前も肉便器に改造してやる」
大野は蓮に裕介のサッカーの練習着を渡すと中を開けて―…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる