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家庭教師

優しくしない!

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龍「約束どーなった。」

ひ「あの件な。」

龍は光の教室に来て
例の件の催促中。

つ「あの件?」

ひ「お前は、知らんでええねん、
  会わせんから、後面倒や。」

つ「ふ~ん。」

ひ「とりあえず、夢芽に聞いてみるわ。」

と、教室の廊下で電話してる
夢芽の元に向かう光。

ひ「ゆめーー!」

夢芽「シー。電話中!」

相手は春夢やと想像つくから
割り込む光。

ひ「例の件は?」

夢芽「あー。もー。うっさいわね。
   兄さん、光うるさいから。
   切るわ。」

と、電話を切る夢芽。

夢芽「例の件でしょ。分かってるわよ。」

ひ「龍、催促きてんねん、。」

夢芽「分かってる。私のうちで、
   今日から一週間、いい!」

ひ「サンキュー。♪」

と、夢芽の返事を龍に伝えに行く
光。

龍「おおきに。今日から行くわ。」

==============

で、龍は、その後
夢芽の家に向かう。

すると、待っていたのは、

春夢だった。

龍「よろしくお願いします。」

春夢「ああ。ついでだ。
   30分だぞ。」

龍「はい。」

春夢「自己紹介が、必要か?」

龍「出来れば。」

春夢「俺は春夢、夢芽の兄だ!
   悪いが、俺は天才だ。
   本来ならお前は、
   俺に会える立場じゃない。」

龍「天才?」

春夢「ハー○ード在籍中の。社長だ、!」

龍「まじで、」

春夢「ああ。」

龍「そんな人が、なんで、ここに。?」

春夢「日本で会社をつくる。」

龍「えっ?」

春夢「俺の恋人が日本にいるんだ。
   そいつの為に日本で会社をつくる。
   お前はそのついでだ。」

龍「そこまで、させる恋人って。」

春夢「つおしだ。」

龍「うそやろーー。」

春夢「ほんとだ。愛してる。」

龍「あいつ、すげー。モテるな。」

春夢「とりあえず、始めるぞ。
   悪いが俺はつおしじゃないと、
   優しくしない。
   必死についてこい。」

龍「はい。」

==========================

家庭教師2日目

春夢「まず、宿題見せろ!」

龍「はい、」

龍はやってきた宿題を見せる

春夢「お前は馬鹿か?」

龍「はい?間違ってます。?」

春夢「ああ。」

龍「どれですか?」

春夢「必死についてこい
   ゆっただろ。
   出来なければ俺は帰る。」

龍「契約違反です。」

春夢「知らんな。お前は、
   俺と口約束をした、
   必死についてくると、
   お前も、契約違反だ。」

龍「すいません。」

春夢「今日はなしだ。」

春夢は帰ってしまった。

=====================

3日目

春夢「宿題は、」

龍「はい。:

添削する春夢

春夢「よし、正解だ。
   今日はここを教える。」

春夢の説明は、専門用語の羅列。
龍には、難しかった、

春夢「今日の宿題だ。」

プリントが50枚!!

龍「無理です。」

春夢「ふざけるな、
   寝ないでやれ:」

=====================
4日目

春夢「宿題は、」

龍は、目の下に隈をつくっていた。

龍「はい。」

手渡す。龍。
5分もかからず、添削をおわした
春夢。

春夢「10問間違いだ。」

龍「すいません。」

春夢「今日は50枚に間違った分
   10枚プラスだ。」

龍「俺、寝れません。」

春夢「じゃあ、徹夜だな。
   合格したら次教える、」

==============
5日目

春夢「宿題は。」

いつものように渡す、。
相変わらず、添削の早い春夢

春夢「よし、5問間違いだ、
   今日はプラス5枚だ。」

龍「はい。あのー、
  ちょっと聞いても良いですか?」

春夢「なんだ。」

龍「春夢さん、つおしの教室で
  授業教えたんですよね。」

春夢「ああ」

龍「こんな、やり方でついてきますか?」

春夢「幼稚園児の、勉強教え方は読んだ。」 

龍「春夢さんが、!」

春夢「だだし、
   わざわざ知ってる単語を、言い直す
   なんて、面倒だ。
   つおしじゃなきゃ、出来ない。」

龍「光にしても、春夢さんにしても
  天才を魅了するのはどこですか?」

春夢「全てだ。何が欠けても
   つおしじゃない。」

龍「確かに、かわい奴ですが、
  俺には分からない。」

春夢「別に知って欲しくない
   ライバルは少ない方がいい。」

龍「そうですか。」

春夢「じゃあ、また明日な、」

===================
6日目

いつもと同じように
添削をする、春夢

春夢「今日は3問か。」

龍「めっちゃ、頑張ってます。」

春夢「それが、当たり前だ。」

龍「ところで、つおしに。会わなくて
  いいんですか?」

春夢「ああ、
   つおしに、会うと俺は
   腑抜けになる。」

龍「春夢さんが。?」

春夢「当然だ。俺は天才だが、
   人間だ。好きな人がいたら。
   当然の事だろう。」

龍「俺じゃ。だめですか?」

春夢「だめだな。」

龍「俺、春夢さんの事。」

春夢「やめてくれ。俺は
   男は、好きじゃない。
   つおしだから、好きなんだ、」

龍「…………。」

春夢「二度とゆうなよ。聞きたくない。」

"ムカッ"

なんであいつばっか。
なんで、あいつばっか。
めちゃくちゃに、してやる!!





  






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