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126話 絵画部会議(莉子サイド)絵本を作る
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4限目が終わったら、絵画部の部室で会議集合の連絡が来た。でも後期試験中だからすぐ終わるって。
裕司君と詩音ちゃんが一緒に行こうと言っている。うん、じゃあ皆、行ってきますね。お疲れ様でしたと守る会の皆にも挨拶した。
夏君が身体は丈夫か?疲れていないか?って聞いてくれた。良かったら一緒に行こうか?とまで言ってくれたけど、さすがに悪いから遠慮したわ。ふふ、でもなんだかうれしい。
部室に入ると、もう皆が来ていた。
「お疲れ様~、ご結婚おめでとうございます!!」とみんなで拍手してくれた。
ええ?? うわ~ありがとう💛 びっくりしたよ。あははは。
部長が、じゃあ、お茶だけど、皆で乾杯しよう!「じゃあ、皆コップを持ったかな?
せーの、「ご結婚、おめでとうございます。かんぱ~い!!」
えへへへ。皆さん本当にありがとうね。うれしいです。ふふふ。
「莉子、良かったなあ~。あの莉子兄なら間違いないもんな」と部長が言う。
裕司君「というか、誰も立候補できないですよね。あの莉子兄が相手だと。絶対負けるもん」
「はいはい、ひがまないの。裕司君には素敵な彼女が出来るよ。絶対!だって裕司君って素敵だよ」と詩音ちゃん。
そうよ、と私も言ったし、他の女の子も言っているよ。
背が高くてテニスはうまいし、カッコいいよ!! ねっ!!と私が言うと、裕司君が「へへへ......」とようやく機嫌が直った。
部長が「さて、今日の会議を始めるぞ。もうすぐ後期試験が終わるから、そしたら皆で絵本を作らないか?
内容はなんでもいいんだけど、挿絵も書いて絵本形式で作るんだよ。各自1冊でいいよ。自分の名前を書いていいよ。
で、それを新入生勧誘に使おうと思うんだよ。で、終わったら、それでボランティアに行けるんだよ。
例えば入院している子供や、施設の子どもたちに読んであげることができるから、結構役に立つだろう? どうかなあ?」
賛成!!とみんなが声を揃えた。 「じゃあよかったよ。大きさだけは揃えようよ。」
「実はな、ある写真を印刷する会社があるんだけど、まず、自分が描いた絵を写真に撮って、パソコンに保存しておくだろう?で、その会社のサイトに保存した写真を入れていくだけで、一冊の立派な本になるんだよ。
レイアウトも自分で出来るし、最後に送信すればいいだけなんだよ。すごく簡単なんだ。費用は1000円もかからないんだよ。で、文字入れだって簡単だよ。実際に俺も作ってみたんだ。みんな見てくれる?」
そう言って、A4の半分くらい大きさの、カラーがきれいな本を見せてくれた。ええ?と興味深く見た。
裕司君「すごい!まるで普通の絵本じゃないですか?売っていると言ってもわからないですよ」
「そうだろう?これで一番安い紙を使ったやつで、ツルツルのもっと上質な紙を使った注文も出来るんだよ。
記念になるだろう? ついでに絵本だけじゃなくて、自分の書いた絵を撮影しても一冊の本に出来るんだよ。うれしいだろう? やってみないか??」
「ちなみに送信すると、出来上がったら送ってくれるんだけどね。日にちが10日間くらいはかかるよ」
全員、興奮して喜んでしまった。もう私もやる気満々だよ。詩音ちゃんと手を取り合って喜んでしまった。えへへへ。
裕司君と詩音ちゃんが一緒に行こうと言っている。うん、じゃあ皆、行ってきますね。お疲れ様でしたと守る会の皆にも挨拶した。
夏君が身体は丈夫か?疲れていないか?って聞いてくれた。良かったら一緒に行こうか?とまで言ってくれたけど、さすがに悪いから遠慮したわ。ふふ、でもなんだかうれしい。
部室に入ると、もう皆が来ていた。
「お疲れ様~、ご結婚おめでとうございます!!」とみんなで拍手してくれた。
ええ?? うわ~ありがとう💛 びっくりしたよ。あははは。
部長が、じゃあ、お茶だけど、皆で乾杯しよう!「じゃあ、皆コップを持ったかな?
せーの、「ご結婚、おめでとうございます。かんぱ~い!!」
えへへへ。皆さん本当にありがとうね。うれしいです。ふふふ。
「莉子、良かったなあ~。あの莉子兄なら間違いないもんな」と部長が言う。
裕司君「というか、誰も立候補できないですよね。あの莉子兄が相手だと。絶対負けるもん」
「はいはい、ひがまないの。裕司君には素敵な彼女が出来るよ。絶対!だって裕司君って素敵だよ」と詩音ちゃん。
そうよ、と私も言ったし、他の女の子も言っているよ。
背が高くてテニスはうまいし、カッコいいよ!! ねっ!!と私が言うと、裕司君が「へへへ......」とようやく機嫌が直った。
部長が「さて、今日の会議を始めるぞ。もうすぐ後期試験が終わるから、そしたら皆で絵本を作らないか?
内容はなんでもいいんだけど、挿絵も書いて絵本形式で作るんだよ。各自1冊でいいよ。自分の名前を書いていいよ。
で、それを新入生勧誘に使おうと思うんだよ。で、終わったら、それでボランティアに行けるんだよ。
例えば入院している子供や、施設の子どもたちに読んであげることができるから、結構役に立つだろう? どうかなあ?」
賛成!!とみんなが声を揃えた。 「じゃあよかったよ。大きさだけは揃えようよ。」
「実はな、ある写真を印刷する会社があるんだけど、まず、自分が描いた絵を写真に撮って、パソコンに保存しておくだろう?で、その会社のサイトに保存した写真を入れていくだけで、一冊の立派な本になるんだよ。
レイアウトも自分で出来るし、最後に送信すればいいだけなんだよ。すごく簡単なんだ。費用は1000円もかからないんだよ。で、文字入れだって簡単だよ。実際に俺も作ってみたんだ。みんな見てくれる?」
そう言って、A4の半分くらい大きさの、カラーがきれいな本を見せてくれた。ええ?と興味深く見た。
裕司君「すごい!まるで普通の絵本じゃないですか?売っていると言ってもわからないですよ」
「そうだろう?これで一番安い紙を使ったやつで、ツルツルのもっと上質な紙を使った注文も出来るんだよ。
記念になるだろう? ついでに絵本だけじゃなくて、自分の書いた絵を撮影しても一冊の本に出来るんだよ。うれしいだろう? やってみないか??」
「ちなみに送信すると、出来上がったら送ってくれるんだけどね。日にちが10日間くらいはかかるよ」
全員、興奮して喜んでしまった。もう私もやる気満々だよ。詩音ちゃんと手を取り合って喜んでしまった。えへへへ。
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