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100話 大学・5(夏君の活躍)
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ふう~、本当にすまなかったね。時間はもう少しある?ちょっと話を聞きたいから、そこのソファに座って待っていてくれる?あとで、お茶でもいれるからね。今は莉子をちょっと診察するから失礼するよ。
「はい、分かりました」
莉子大丈夫か? おなかが痛いのか? 「うん」どの辺が痛いんだ? 触診をしてみる。やっぱり下腹中心だけど、わき腹や、胃の下や、腰の背中側も痛がるなあ。やばい。全然治っていないな。まあ、薬物治療といっても完治するような病気じゃないんだからしょうがない。
浅田君、ごめん、ちょっと手伝ってくれますか? 初めて来てくれたのに悪いんだけど、生理痛だとこれからも毎月あることなんだ。だから、俺がいない時にはどうすればいいか?ちょっと見ておいてくれないかなあ?
「はい、分かりました」
とりあえず、先に莉子に注射するから左腕を出して押さえておいてくれないか?
俺は点滴台をベッドのそばに置いたら、キャビネットから診療道具を出した。
手を消毒してからグローブをはめて点滴を準備した。個々包装されたアルコール綿で注射する場所を消毒して腕に針を刺した。あとは腕を固定台に留めて、点滴に痛み止めを注射した。
莉子は喘息の持病もあるんだよ。だから胸の音も重要なんだ。聴診器で胸やおなかの音を聴いた。とりあえず今は喘息の方は大丈夫そうだ。
あと、生理の痛みがひどいから、始まるとあまり食べられないんだ。痛み止めも必要だからすぐに点滴を始めないと駄目だしね。だから、火曜と木曜だったらネット診療の日だから在宅している。
その時は時間によっては迎えに行けるけど、診療中だったら、すぐには行けないかもしれない。
その時は今日みたいに連れてきてくれると本当にありがたいよ。
あと、月・水・金は大学病院の心療内科で診療をしているんだ。だから終わるまでは動けないんだよ。
もしその三日間に今回のようなことがあれば、大学病院に連れてきて欲しい。もしくは、三時過ぎだったら、医務室で寝かせておいて欲しいんだ。病院の仕事が終わり次第、迎えに行けるからね。
今日のようなネット診療の日は、うちに送ってくれると本当に助かるよ。
凄く痛がるから心配になるだろうけど、生理痛で死ぬことはないから、そんなに心配はしなくていいよ。
ただ、痛み止めの飲み薬は莉子にはあまり効かないから、やはりなるべく早く鎮痛剤を注射する必要があるんだ。
もし、そばにいてくれる機会があったら、腰をさすってやってくれると少しは楽だと思うんだ。
莉子はね、正しくは生理痛というより子宮内膜症の痛みなんだよ。子宮以外にも内膜症が飛んでいるから、おなかのあちこちに痛み始めるんだ。で、同時に痛むからつらいんだ。今がその状態だ。
あと、この前の救急車を呼ぶような事態の場合なんだけど、あれはもともと冬休み中に受けた、左卵巣摘出の手術後ですごく身体が弱っていたんだ。あまり食べられなかったしね。そこへ子宮内膜症の激痛が来たことで、喘息の発作を起こしてしまい、呼吸困難になったんだ。これは大至急酸素吸入が必要だ。命が危ないんだ。
だから救急車を呼ばないといけない。もちろん俺にも真っ先に電話してほしい。もし俺につながらない場合には、大学病院に運んでくれるように救急車の人に俺の名前を言って欲しいんだ。
そういえば、この前は本当にお世話になってありがとうございました。救急車の誘導をみんなでしてくれたそうですね。事務局から聞いています。それから<莉子を守る会>を作ってくれたんだって? 莉子が感動して家でも泣いていました。俺からもお礼を言いたいです。本当にありがとうございました。今日も本当にありがとうね。
遅くなったけど、今コーヒーでも淹れますね。それから連絡先を交換してもらってもいいかなあ?
「はい。もちろんです。今、先に携帯に電話しますね。何番ですか?」あっ、これが俺の携帯。やってもらっても良いかな?というと、彼がすぐ電話してくれて登録。そこにラインのQRコードを出して登録。OKです。
それと、その莉子を守る会のメンバーにも、俺の電話番号を教えてくれていいからね。で、俺も彼らの名前と電話番号を教えて欲しいです。携帯に登録をしておきます。よろしくお願いします。
お待たせ~。コーヒーどうぞ。遅くなってごめんね。喋ることを優先しちゃったんだけど、悪かったね。びっくりしただろう?ところで、莉子は何時ごろから痛がっていたんだろう?知ってる?
「ええ~っと、最初は午後の授業の時から、詩音ちゃんが莉子ちゃんの背中をさすっていたんです。
で、救急車の時を思い出して、やばいからすぐ連れて帰ろうと思ったんです。で、教授に許可をもらって、周りにもノートも頼んで連れて来られました。ただ、莉子ちゃんはもう自力では歩けませんでした。だから、裕司君にも駐車場まで一緒に来てもらって、誘導してもらい、僕が抱いて移動して車に乗せました。
そうか、そうだったんだね。本当にありがとうね。助かりました。
男に生理のことはわかりにくいだろうに、察してくれただけでも君は凄いよ!
浅田君「あっいえいえ、とんでもないです。実は前に莉子ちゃんがトイレで倒れて、近くの部室に運ばれた時に、おれもそばにいて、お兄さんの手当てを凄いな~って見ていました。莉子ちゃんはお医者さんのお兄さんがいて、本当に幸せですね。実はあの時、俺も医者を目指せばよかった・・とすごく後悔したんですよ。」ふふふ。
「でもそれは僕だけじゃなかったんです。あの時、周りにいた男子学生はみんな同じことを思ったらしいですよ」
「まあ、そういう下地があって、今回のような<莉子を守る会>が出来たようなものなんです」
は~なるほど、そういうことだったんだね。
あとですね、実はその守る会にしても、送迎者で共有できる情報がもう少し欲しいんです。莉子ちゃんを運ぶにしても僕たちが知っておくこととか、莉子ちゃんをどう守ればいいのか、もっと詳しく聞かせていただけないでしょうか?僕もネットで子宮内膜症とか喘息について調べてみようと思いますが、男って生理について全然わからないので、そんなんで莉子ちゃんをフォローできるのかなという不安があります。
あと、トイレ問題ですね。この前は莉子ちゃんがトイレで倒れたわけなんですが、もっと僕たちにできることはなかったのか?とか、自宅ではどうしているのか?というのが分からなくて、詳しく伺っても良いですか?
この前のことがあって、トイレに一人で行かせたら危ないと思って考えちゃいました。
男だからあまり助けられないかもしれないけれど、倒れるもっと以前の状態なら、せめてトイレの個室前までは詩音ちゃんと一緒に行って、トイレを済ませてもらって、出てきたら、あとは僕たちが運ぶとかができたんじゃないかな?と思ったんです。
この前のトイレの床に倒れたままで苦しんでいたとか、本当にかわいそうで悲しかったです。
あんなに痛がって動けない場合は自宅ではどうしているんですか?もう少し詳しく教えていただけますか?
迎えに来ていただくまで見守りたいし、その間の時間が長くなるようなら、トイレのことは避けられないことなので、伺いたいんです。そして、守る会で共有するべきことだと思いました。ただ、莉子ちゃんには聞いたことは言いません。知られなくないこともあるでしょうから。
そう熱心に聞かれて俺は本当に心がしみじみと温かくなったよ。今までこんなに莉子のことを心配されたことってあったかなあ?もちろん、詩音ちゃんや裕司君も心配してフォローしてくれているんだけど、浅田君はもう一歩突っ込んで、できることを模索してくれているんだよね。俺は本当にうれしいよ。そして守る会で情報を共有しようとしていながら、莉子には言わないなんてねえ。こんな思いやりのあるやさしい子がいるんだねえ。莉子も幸せな奴だなあ。
よし、とことんありのままに伝えよう。それから俺は生理時のトイレ事情を詳しく説明した。
それと他に思いつくことも色々説明した。確かに知らなければフォローできないよね。彼は自分たちでできることを捜そうとしているんだね。本当にありがたいことだ。俺も随分肩の荷が降りるよ。
まだ大学1年だ。あと3年こんなにフォローをしてもらえたなら、莉子も大学に通いやすくなるよね。こんなに思ってもらって莉子もうれしいね。休んでばかりなのに、いつの間にか、人とのつながりが出来ていたんだなあ。本当にうれしいことだ。夏君か......、ありがたいよ。
とにかく、今日は本当にありがとう。助かりました。お世話をありがとうね。莉子も感謝していると思います。今後ともどうぞよろしくお願いします。
「はい、分かりました」
莉子大丈夫か? おなかが痛いのか? 「うん」どの辺が痛いんだ? 触診をしてみる。やっぱり下腹中心だけど、わき腹や、胃の下や、腰の背中側も痛がるなあ。やばい。全然治っていないな。まあ、薬物治療といっても完治するような病気じゃないんだからしょうがない。
浅田君、ごめん、ちょっと手伝ってくれますか? 初めて来てくれたのに悪いんだけど、生理痛だとこれからも毎月あることなんだ。だから、俺がいない時にはどうすればいいか?ちょっと見ておいてくれないかなあ?
「はい、分かりました」
とりあえず、先に莉子に注射するから左腕を出して押さえておいてくれないか?
俺は点滴台をベッドのそばに置いたら、キャビネットから診療道具を出した。
手を消毒してからグローブをはめて点滴を準備した。個々包装されたアルコール綿で注射する場所を消毒して腕に針を刺した。あとは腕を固定台に留めて、点滴に痛み止めを注射した。
莉子は喘息の持病もあるんだよ。だから胸の音も重要なんだ。聴診器で胸やおなかの音を聴いた。とりあえず今は喘息の方は大丈夫そうだ。
あと、生理の痛みがひどいから、始まるとあまり食べられないんだ。痛み止めも必要だからすぐに点滴を始めないと駄目だしね。だから、火曜と木曜だったらネット診療の日だから在宅している。
その時は時間によっては迎えに行けるけど、診療中だったら、すぐには行けないかもしれない。
その時は今日みたいに連れてきてくれると本当にありがたいよ。
あと、月・水・金は大学病院の心療内科で診療をしているんだ。だから終わるまでは動けないんだよ。
もしその三日間に今回のようなことがあれば、大学病院に連れてきて欲しい。もしくは、三時過ぎだったら、医務室で寝かせておいて欲しいんだ。病院の仕事が終わり次第、迎えに行けるからね。
今日のようなネット診療の日は、うちに送ってくれると本当に助かるよ。
凄く痛がるから心配になるだろうけど、生理痛で死ぬことはないから、そんなに心配はしなくていいよ。
ただ、痛み止めの飲み薬は莉子にはあまり効かないから、やはりなるべく早く鎮痛剤を注射する必要があるんだ。
もし、そばにいてくれる機会があったら、腰をさすってやってくれると少しは楽だと思うんだ。
莉子はね、正しくは生理痛というより子宮内膜症の痛みなんだよ。子宮以外にも内膜症が飛んでいるから、おなかのあちこちに痛み始めるんだ。で、同時に痛むからつらいんだ。今がその状態だ。
あと、この前の救急車を呼ぶような事態の場合なんだけど、あれはもともと冬休み中に受けた、左卵巣摘出の手術後ですごく身体が弱っていたんだ。あまり食べられなかったしね。そこへ子宮内膜症の激痛が来たことで、喘息の発作を起こしてしまい、呼吸困難になったんだ。これは大至急酸素吸入が必要だ。命が危ないんだ。
だから救急車を呼ばないといけない。もちろん俺にも真っ先に電話してほしい。もし俺につながらない場合には、大学病院に運んでくれるように救急車の人に俺の名前を言って欲しいんだ。
そういえば、この前は本当にお世話になってありがとうございました。救急車の誘導をみんなでしてくれたそうですね。事務局から聞いています。それから<莉子を守る会>を作ってくれたんだって? 莉子が感動して家でも泣いていました。俺からもお礼を言いたいです。本当にありがとうございました。今日も本当にありがとうね。
遅くなったけど、今コーヒーでも淹れますね。それから連絡先を交換してもらってもいいかなあ?
「はい。もちろんです。今、先に携帯に電話しますね。何番ですか?」あっ、これが俺の携帯。やってもらっても良いかな?というと、彼がすぐ電話してくれて登録。そこにラインのQRコードを出して登録。OKです。
それと、その莉子を守る会のメンバーにも、俺の電話番号を教えてくれていいからね。で、俺も彼らの名前と電話番号を教えて欲しいです。携帯に登録をしておきます。よろしくお願いします。
お待たせ~。コーヒーどうぞ。遅くなってごめんね。喋ることを優先しちゃったんだけど、悪かったね。びっくりしただろう?ところで、莉子は何時ごろから痛がっていたんだろう?知ってる?
「ええ~っと、最初は午後の授業の時から、詩音ちゃんが莉子ちゃんの背中をさすっていたんです。
で、救急車の時を思い出して、やばいからすぐ連れて帰ろうと思ったんです。で、教授に許可をもらって、周りにもノートも頼んで連れて来られました。ただ、莉子ちゃんはもう自力では歩けませんでした。だから、裕司君にも駐車場まで一緒に来てもらって、誘導してもらい、僕が抱いて移動して車に乗せました。
そうか、そうだったんだね。本当にありがとうね。助かりました。
男に生理のことはわかりにくいだろうに、察してくれただけでも君は凄いよ!
浅田君「あっいえいえ、とんでもないです。実は前に莉子ちゃんがトイレで倒れて、近くの部室に運ばれた時に、おれもそばにいて、お兄さんの手当てを凄いな~って見ていました。莉子ちゃんはお医者さんのお兄さんがいて、本当に幸せですね。実はあの時、俺も医者を目指せばよかった・・とすごく後悔したんですよ。」ふふふ。
「でもそれは僕だけじゃなかったんです。あの時、周りにいた男子学生はみんな同じことを思ったらしいですよ」
「まあ、そういう下地があって、今回のような<莉子を守る会>が出来たようなものなんです」
は~なるほど、そういうことだったんだね。
あとですね、実はその守る会にしても、送迎者で共有できる情報がもう少し欲しいんです。莉子ちゃんを運ぶにしても僕たちが知っておくこととか、莉子ちゃんをどう守ればいいのか、もっと詳しく聞かせていただけないでしょうか?僕もネットで子宮内膜症とか喘息について調べてみようと思いますが、男って生理について全然わからないので、そんなんで莉子ちゃんをフォローできるのかなという不安があります。
あと、トイレ問題ですね。この前は莉子ちゃんがトイレで倒れたわけなんですが、もっと僕たちにできることはなかったのか?とか、自宅ではどうしているのか?というのが分からなくて、詳しく伺っても良いですか?
この前のことがあって、トイレに一人で行かせたら危ないと思って考えちゃいました。
男だからあまり助けられないかもしれないけれど、倒れるもっと以前の状態なら、せめてトイレの個室前までは詩音ちゃんと一緒に行って、トイレを済ませてもらって、出てきたら、あとは僕たちが運ぶとかができたんじゃないかな?と思ったんです。
この前のトイレの床に倒れたままで苦しんでいたとか、本当にかわいそうで悲しかったです。
あんなに痛がって動けない場合は自宅ではどうしているんですか?もう少し詳しく教えていただけますか?
迎えに来ていただくまで見守りたいし、その間の時間が長くなるようなら、トイレのことは避けられないことなので、伺いたいんです。そして、守る会で共有するべきことだと思いました。ただ、莉子ちゃんには聞いたことは言いません。知られなくないこともあるでしょうから。
そう熱心に聞かれて俺は本当に心がしみじみと温かくなったよ。今までこんなに莉子のことを心配されたことってあったかなあ?もちろん、詩音ちゃんや裕司君も心配してフォローしてくれているんだけど、浅田君はもう一歩突っ込んで、できることを模索してくれているんだよね。俺は本当にうれしいよ。そして守る会で情報を共有しようとしていながら、莉子には言わないなんてねえ。こんな思いやりのあるやさしい子がいるんだねえ。莉子も幸せな奴だなあ。
よし、とことんありのままに伝えよう。それから俺は生理時のトイレ事情を詳しく説明した。
それと他に思いつくことも色々説明した。確かに知らなければフォローできないよね。彼は自分たちでできることを捜そうとしているんだね。本当にありがたいことだ。俺も随分肩の荷が降りるよ。
まだ大学1年だ。あと3年こんなにフォローをしてもらえたなら、莉子も大学に通いやすくなるよね。こんなに思ってもらって莉子もうれしいね。休んでばかりなのに、いつの間にか、人とのつながりが出来ていたんだなあ。本当にうれしいことだ。夏君か......、ありがたいよ。
とにかく、今日は本当にありがとう。助かりました。お世話をありがとうね。莉子も感謝していると思います。今後ともどうぞよろしくお願いします。
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