隻腕の魔法使いとその助手の話。

「一人で生きるのもまあ、悪くはないんだ。悪くはね」
「僕は魔法使いだから、隻腕でもとくに困りはしないし」
「でも一人きりだと寂しいでしょ。だから、キミを買ってみた」

そんなふうにして、始まった隻腕の魔法使いとその助手の話。

 
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