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本編
61.二度目の初めて*
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薄暗い中でも、バチッと目が合ったのを感じた。シルヴァは巡回でもしていたのか、とにかく通りかかってノーナの声が聞こえてしまったに違いない。喘ぎ声が、呻き声に聞こえなくもないはずだ。
どうしよう。自分はいったいどう見えている?
うつ伏せのような変な体勢で、枕に埋めていた顔は真っ赤だろう。潤んだ目に気づいた彼が近づいてこない理由はなく……
「どうしたんだ。苦しいのか?」
「あっ。う……えーと……」
わざとらしく視線を逸らすしかない。タイミングを逃して、後孔から指さえ抜けないのだ。
「大丈夫です……大丈夫なので! もうおやすみなさ……ひゃああっ、あん!」
もう寝るアピールをしてみるものの、絶賛お付き合い中の恋人がここで大人しく引き下がるはずもない。
ベッド脇で屈んだシルヴァは、ノーナの頬を指の背で心配そうに撫でてきた。その繊細な刺激にノーナはぴくんと震え、指が抜ける拍子にまた喘いでしまった。
「……なにしてるんだ」
急に飛び出した甘い声に、さすがの彼も違和感に気づいたらしい。低い声で尋問され、言い訳を考える間もなく毛布が剥ぎ取られた。
「…………」
「こ、これはっ。準備しておかないと、って……」
「……俺に、抱かれるために?」
「……はい」
大人しくベッドの上で起き上がって、上着で下肢が隠れることにほっとしながらノーナは正直に告げた。余計な嘘をつくと碌なことにならないと、もう学んでいる。
押し倒す計画は失敗だが、ここは腹を括って彼の意思を聞くしかない。険しい表情を隠さないシルヴァを上目遣いに見上げ、ノーナは尋ねた。
「僕は……シルヴァさんともっと、ふれ合いたいです。……い、嫌ですか?」
寝間着の裾を両手で握りしめる。どうしていつも、自分は失敗ばかりなんだろう……シルヴァにだけは嫌われたくないのに。
情けなさに目頭が熱くなって、ぎゅっと目を閉じた――次の瞬間。
ポスン、とベッドに押し倒されて、ノーナは天井を……そして覆いかぶさって見下ろしてくるシルヴァを見上げた。バーガンディの瞳に情欲の炎がちらついたように見えて、また身体が期待に疼く。
はあっと口を開けて熱い息を逃がし、ノーナはシルヴァの頬へ片手を伸ばした。
「ね。シルヴァさん……キス、してください」
「~~~っ! 知らないからな!!」
「んむっ……ん……ぁ」
目尻を赤らめたシルヴァが、怒りに任せたように唇を合わせてくる。しかしその態度と裏腹にキスは優しくて、ノーナを味わうような唇に翻弄されてしまった。
ゆるんだ唇の隙間から舌が入ってきて、ノーナの舌を絡めとる。粘膜を擦り合わせる感覚に腰が震えてしまう。束の間落ち着いていた身体はまたあっという間に高まり、次なる刺激を求めていた。
「はぁっ、しるばさぁん……脱いで? さわりたいです」
「う、かわいい……」
痺れた舌でシルヴァに懇願する。本当は脱がせたいけど片手では時間がかかるので、甘えるように服の裾をツンと引っぱった。
なにかに悶えながらも躊躇いなく脱いだ身体は、男らしさを体現している。久しぶりに彼の裸体を目の当たりにし、ノーナはうっとりと声を漏らした。
「わ、かっこいー……」
小さなランプと、カーテンの隙間から射し込む月明かり。それらが隆起する筋肉を照らし、美しい陰影を作っている。短い銀色の髪もノーナが乱したおかげで絶妙な色気を醸し出していた。
貴族特有の明るい髪色が羨ましい。ノーナも脱がされながら頭の中でひとりごちた。自分も黒髪じゃなければ少しくらい輝いて見えただろうか?
「ノーナは美しいな。俺の、俺だけの星だ……」
枕に散らばった髪をサラリと梳かれて、「夜空の色だ」とシルヴァは幸せそうに囁いた。
その言葉に……心が揺さぶられる。あふれる気持ちを表現できる言葉が見つからない。胸が満ちて苦しい。涙を隠すように、彼へと全力で抱きついた。
夜空の星をノーナみたいだと言ったシルヴァは、ノーナの記憶の中にしかいない。けれど、やっぱり彼は彼だ。ノーナの好きになった人。
「すき……大好きです、シルヴァさん」
「その……敬称はなくしてくれないか?」
「え、いいんですか?」
「さっき呼んでいただろう。ノーナの記憶に残る俺に、負けたくないんだ」
顔が羞恥に染まる。さっきの、そこまで聞こえてたのか……あああ…………
それにしても自分に負けたくないなんて、拗ねた様子が可愛い。シルヴァが六つも歳下であることを思い出したノーナは、くすっと笑みをこぼして彼の名前を呼んだ。
「ふふっ。シルヴァ……すき。――んっ、ああ!」
「悔しい。初めてを、覚えていないなんて……なぁノーナ、俺はどんな風に君を抱いた?」
ここは触れたか? それとも舐めた? そんな風に訊きながら、シルヴァはノーナを愛撫した。
身体のあらゆる場所にキスを落とし、触れるか触れないかの加減で撫でる。ノーナの反応がいいところには舌を這わせられ、抑えきれない嬌声で応えた。
――あのときとぜんぜん違う! 絶えず与えられる快感に悶えるノーナを、シルヴァは愛おしそうに見つめている。
セックスはみんな、同じことを繰り返すのだと思っていた。少なくともあの人はいつものパターンがあって、次の動きが読めるようなやり方だったのだ。
「なにを考えている?」
「あっ、ぁあん!」
甘く攻められていた乳首をカリ、と柔く噛まれる。少し痛いのに、気持ちいい。何をされても快楽を得てしまって、自分の身体はどうなってしまったんだろう。
「俺だけを見てくれ」
「あ、あ、だめ……またっ。……んん~~!」
後孔に埋められた指で快いところを押されて、ぴゅくっと少量の精液をこぼす。シルヴァの長くて節くれだった指が、ノーナの中をバラバラと動いた。
気持ちよすぎる。何度も小さく達していたノーナはもう限界だった。はしたないと思いつつも、太ももを使ってシルヴァのペニスを撫でる。
「シルヴァ……あ、ん……お、おねがいっ」
「ッノーナ。……俺はきみに、無理させてしまうかもしれない……」
ここまでノーナの身体を仕上げているにもかかわらず、シルヴァは躊躇った。確かに、彼の手技だけでノーナを満足させることは可能だろう。すでに何度も絶頂させられているし。
とはいえ、シルヴァの屹立ははち切れそうに血管を浮かせ大きくなっているし、ノーナも深く彼と繋がりたかった。
よいしょっともう片方の腕もシルヴァの首にかけると、間近に顔を持ってきてくれる。ノーナは彼の耳元で吐息とともに囁いた。
「奥まで、あなたが、ほしいです……。シルヴァ、きて?」
「……あぁ」
どうしよう。自分はいったいどう見えている?
うつ伏せのような変な体勢で、枕に埋めていた顔は真っ赤だろう。潤んだ目に気づいた彼が近づいてこない理由はなく……
「どうしたんだ。苦しいのか?」
「あっ。う……えーと……」
わざとらしく視線を逸らすしかない。タイミングを逃して、後孔から指さえ抜けないのだ。
「大丈夫です……大丈夫なので! もうおやすみなさ……ひゃああっ、あん!」
もう寝るアピールをしてみるものの、絶賛お付き合い中の恋人がここで大人しく引き下がるはずもない。
ベッド脇で屈んだシルヴァは、ノーナの頬を指の背で心配そうに撫でてきた。その繊細な刺激にノーナはぴくんと震え、指が抜ける拍子にまた喘いでしまった。
「……なにしてるんだ」
急に飛び出した甘い声に、さすがの彼も違和感に気づいたらしい。低い声で尋問され、言い訳を考える間もなく毛布が剥ぎ取られた。
「…………」
「こ、これはっ。準備しておかないと、って……」
「……俺に、抱かれるために?」
「……はい」
大人しくベッドの上で起き上がって、上着で下肢が隠れることにほっとしながらノーナは正直に告げた。余計な嘘をつくと碌なことにならないと、もう学んでいる。
押し倒す計画は失敗だが、ここは腹を括って彼の意思を聞くしかない。険しい表情を隠さないシルヴァを上目遣いに見上げ、ノーナは尋ねた。
「僕は……シルヴァさんともっと、ふれ合いたいです。……い、嫌ですか?」
寝間着の裾を両手で握りしめる。どうしていつも、自分は失敗ばかりなんだろう……シルヴァにだけは嫌われたくないのに。
情けなさに目頭が熱くなって、ぎゅっと目を閉じた――次の瞬間。
ポスン、とベッドに押し倒されて、ノーナは天井を……そして覆いかぶさって見下ろしてくるシルヴァを見上げた。バーガンディの瞳に情欲の炎がちらついたように見えて、また身体が期待に疼く。
はあっと口を開けて熱い息を逃がし、ノーナはシルヴァの頬へ片手を伸ばした。
「ね。シルヴァさん……キス、してください」
「~~~っ! 知らないからな!!」
「んむっ……ん……ぁ」
目尻を赤らめたシルヴァが、怒りに任せたように唇を合わせてくる。しかしその態度と裏腹にキスは優しくて、ノーナを味わうような唇に翻弄されてしまった。
ゆるんだ唇の隙間から舌が入ってきて、ノーナの舌を絡めとる。粘膜を擦り合わせる感覚に腰が震えてしまう。束の間落ち着いていた身体はまたあっという間に高まり、次なる刺激を求めていた。
「はぁっ、しるばさぁん……脱いで? さわりたいです」
「う、かわいい……」
痺れた舌でシルヴァに懇願する。本当は脱がせたいけど片手では時間がかかるので、甘えるように服の裾をツンと引っぱった。
なにかに悶えながらも躊躇いなく脱いだ身体は、男らしさを体現している。久しぶりに彼の裸体を目の当たりにし、ノーナはうっとりと声を漏らした。
「わ、かっこいー……」
小さなランプと、カーテンの隙間から射し込む月明かり。それらが隆起する筋肉を照らし、美しい陰影を作っている。短い銀色の髪もノーナが乱したおかげで絶妙な色気を醸し出していた。
貴族特有の明るい髪色が羨ましい。ノーナも脱がされながら頭の中でひとりごちた。自分も黒髪じゃなければ少しくらい輝いて見えただろうか?
「ノーナは美しいな。俺の、俺だけの星だ……」
枕に散らばった髪をサラリと梳かれて、「夜空の色だ」とシルヴァは幸せそうに囁いた。
その言葉に……心が揺さぶられる。あふれる気持ちを表現できる言葉が見つからない。胸が満ちて苦しい。涙を隠すように、彼へと全力で抱きついた。
夜空の星をノーナみたいだと言ったシルヴァは、ノーナの記憶の中にしかいない。けれど、やっぱり彼は彼だ。ノーナの好きになった人。
「すき……大好きです、シルヴァさん」
「その……敬称はなくしてくれないか?」
「え、いいんですか?」
「さっき呼んでいただろう。ノーナの記憶に残る俺に、負けたくないんだ」
顔が羞恥に染まる。さっきの、そこまで聞こえてたのか……あああ…………
それにしても自分に負けたくないなんて、拗ねた様子が可愛い。シルヴァが六つも歳下であることを思い出したノーナは、くすっと笑みをこぼして彼の名前を呼んだ。
「ふふっ。シルヴァ……すき。――んっ、ああ!」
「悔しい。初めてを、覚えていないなんて……なぁノーナ、俺はどんな風に君を抱いた?」
ここは触れたか? それとも舐めた? そんな風に訊きながら、シルヴァはノーナを愛撫した。
身体のあらゆる場所にキスを落とし、触れるか触れないかの加減で撫でる。ノーナの反応がいいところには舌を這わせられ、抑えきれない嬌声で応えた。
――あのときとぜんぜん違う! 絶えず与えられる快感に悶えるノーナを、シルヴァは愛おしそうに見つめている。
セックスはみんな、同じことを繰り返すのだと思っていた。少なくともあの人はいつものパターンがあって、次の動きが読めるようなやり方だったのだ。
「なにを考えている?」
「あっ、ぁあん!」
甘く攻められていた乳首をカリ、と柔く噛まれる。少し痛いのに、気持ちいい。何をされても快楽を得てしまって、自分の身体はどうなってしまったんだろう。
「俺だけを見てくれ」
「あ、あ、だめ……またっ。……んん~~!」
後孔に埋められた指で快いところを押されて、ぴゅくっと少量の精液をこぼす。シルヴァの長くて節くれだった指が、ノーナの中をバラバラと動いた。
気持ちよすぎる。何度も小さく達していたノーナはもう限界だった。はしたないと思いつつも、太ももを使ってシルヴァのペニスを撫でる。
「シルヴァ……あ、ん……お、おねがいっ」
「ッノーナ。……俺はきみに、無理させてしまうかもしれない……」
ここまでノーナの身体を仕上げているにもかかわらず、シルヴァは躊躇った。確かに、彼の手技だけでノーナを満足させることは可能だろう。すでに何度も絶頂させられているし。
とはいえ、シルヴァの屹立ははち切れそうに血管を浮かせ大きくなっているし、ノーナも深く彼と繋がりたかった。
よいしょっともう片方の腕もシルヴァの首にかけると、間近に顔を持ってきてくれる。ノーナは彼の耳元で吐息とともに囁いた。
「奥まで、あなたが、ほしいです……。シルヴァ、きて?」
「……あぁ」
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