女王を目指す王女、たそがれの市場で神がかった舞手と出会う

放蕩息子である双子の兄ジャバルにしびれを切らして、自分がティグラット国初の女王となり、大好きな舞も封印してこの国を守っていこうと心に決めていたメリアだったが、息抜きのために訪れたこの世とあの世の境目にある人外の者たちが多く集う「たそがれの市場」で、神がかった舞を披露する青年と出会った。

 ひょんなことから、彼に舞を教えてもらうことになったメリアは、いつしか青年に惹かれてゆく。

 しかし、彼には地上に戻れない理由があって……
(後半に一部残酷なシーンがあるので、R15としました。残酷な表現があると思われるところには*をつけます)

小説家になろうさんにも投稿させていただいております。
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