ドアマットヒロインは魔王のお気に入りになる

両親を事故で亡くし、伯父一家に引き取られた恵は周りから嫌われ、疎まれていた。人気者の従妹が、恵を離さないことで嫉妬されてきたからだ。

「私をいるって言ってくれるのは、優菜ちゃんだけ……でも、ずっとこうだと……辛いなぁ」

そんな恵は突然、異世界に召喚される。今度こそ必要とされるかと思ったが話を聞いて貰えず、ただ聖女であることだけを押し付けられる。

「必要とはされてる……いや、でもそれは聖女だからで……いや、でも聖女じゃ無かったらただの女子高生だし……私なんて、必要じゃないよね……」
「甘ちゃんだなぁ。必要とされたかったら、言葉や態度で示してみろよ?」

そんな恵の前に、敵対している筈の魔王が現れる。

※※※

ずっと踏みつけられていた主人公が、魔王に気に入られて幸せになる話です(ざまぁあり)

※重複投稿作品※

表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
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