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おまけ話
そのとき、眼鏡は
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「ただいま~」
「あ、勇くん、お帰り」
2人で暮らし始めて1ヶ月。
当然ながらお盛んな樫原君は、今日も今日とて高原先生とエッチがしたい。
+++
お風呂に入るときは眼鏡を外す。
だけど今日は眼鏡をかけたまま…
「んっ、勇くん、やっぱり眼鏡外したい…っ」
「駄目だよ先生…朱紅さんが出て来ちゃうだろ」
「あ、ん、そう、だけど」
一緒にお風呂に入ろう、という言葉を断り切れず、眼鏡をかけたままでね、という言葉も断り切れず…
先生は樫原君に背中から抱き着かれ、全身を洗われている。
洗うついでに性感帯を撫でられる。
眼鏡をかけたままで、と言われた時点で、お風呂でエッチがしたいんだな、とは分かっていた。
分かっていたぶん、体が妙に期待していて…
最初から、少し、乳首が勃っていたことが、樫原君を余計に喜ばせてしまった。
「せんせ…愛してる、好き…」
「あっ、あん、んっ、」
たっぷり乳首を弄りながら、耳の裏をちろちろと舐める。
尻尾は先生のおへそをこしょこしょする。
最近、三所責めというのを覚えたらしい樫原君は、とにかく色々と触ったり舐めたり齧ったり…
「ふぁ、はん…っ」
ボディーソープまみれになった体は、どこもかしこもぬるぬるする。
いつもと違う感覚に、先生はすっかり息が上がって…
「せんせ、ここもきれいにしようね」
「あっ、ふぁっ!あ、そこっ」
つぷりとそこへ入れられた指が迷いなく前立腺に到達し、そこをコリコリと擦る。
「ひっ、あ、あ!」
遠慮なく指が増やされて、中を拡げられる。
こんなこともあろうかと、風呂に入る前にトイレで朱紅の力を借りてそこを洗浄しておいて良かった…
「もしかしてもう綺麗にしてくれたの?」
容赦なく責めたてる指に、こくこくと首を縦に振る先生。
「じゃあ、遠慮なく…」
「ひゃ、ちょ、だめっ」
湯舟の縁に手を付かせて腰を持ち上げさせると、樫原君はその穴にシャワーをあてて泡を落とす。
そうしてからゆっくりと指を引き抜いて、その代わりに舌を入れて、中を犯す。
両手は先生の小ぶりな尻たぶを柔らかく揉んで、ゆるい快楽を与える。
「や、だぁ、あ、きたな」
「さっき綺麗にしたんでしょう?」
「ん、んう、だけどっ…」
そのうち、尻を揉んでいた右手が前に回って、やわやわと睾丸を刺激する。左手は指先で撫でる様に脇腹へ伸ばされそこを触る。
陰茎を直接触らないでイかせるのが目標だが、決して無理はさせない。
「や、も…前も、さわって」
「ん…」
おねだりされればすぐに応える。
求められていることをしてあげる。
「あ、あ、あ」
このまま一回、イかせる?
それとも…。
「ね、先生。
このまま先にイきたい?
それとも、俺が挿れてから一緒にイく?」
「う、う、い、いっしょが、いぃ…」
最後は消え入りそうな声で言う先生に、樫原君の股間もすっかり臨戦態勢だ。
「じゃあ、挿れるよ」
「う…んっ」
最初はゆっくり、ずぷずぷ…
中ほどまで挿れたら、一気にずぶ、と突き上げる。
「っ…あっ」
「はあ…たまんね…」
入れてから暫く動かない…なんて芸当は出来ない。
入れてしまったらそこからは遠慮なく突きあげ、腰を打ちつけて中を穿つ。
風呂の中には高原先生の喘ぎ声と樫原君の荒い息、それから腰と尻がぶつかる音が響き…
「あぁああっ、い、いくっ!」
「う、くっ、おれも…!」
響き…
「や、も、だ、あ、ああ!?、ひ!」
「すき…せんせ…すき」
響き。
「も!も、でな、いぃいあ!!」
「はぁ…はぁ…」
樫原君が理性的にセックスができるのは、入れる前までの限定。
だから、眼鏡が途中で落ちた事にも気付かない…
どこの瞬間からか、樫原君は高原先生のすべてを抱いていたのだった。
「あ、勇くん、お帰り」
2人で暮らし始めて1ヶ月。
当然ながらお盛んな樫原君は、今日も今日とて高原先生とエッチがしたい。
+++
お風呂に入るときは眼鏡を外す。
だけど今日は眼鏡をかけたまま…
「んっ、勇くん、やっぱり眼鏡外したい…っ」
「駄目だよ先生…朱紅さんが出て来ちゃうだろ」
「あ、ん、そう、だけど」
一緒にお風呂に入ろう、という言葉を断り切れず、眼鏡をかけたままでね、という言葉も断り切れず…
先生は樫原君に背中から抱き着かれ、全身を洗われている。
洗うついでに性感帯を撫でられる。
眼鏡をかけたままで、と言われた時点で、お風呂でエッチがしたいんだな、とは分かっていた。
分かっていたぶん、体が妙に期待していて…
最初から、少し、乳首が勃っていたことが、樫原君を余計に喜ばせてしまった。
「せんせ…愛してる、好き…」
「あっ、あん、んっ、」
たっぷり乳首を弄りながら、耳の裏をちろちろと舐める。
尻尾は先生のおへそをこしょこしょする。
最近、三所責めというのを覚えたらしい樫原君は、とにかく色々と触ったり舐めたり齧ったり…
「ふぁ、はん…っ」
ボディーソープまみれになった体は、どこもかしこもぬるぬるする。
いつもと違う感覚に、先生はすっかり息が上がって…
「せんせ、ここもきれいにしようね」
「あっ、ふぁっ!あ、そこっ」
つぷりとそこへ入れられた指が迷いなく前立腺に到達し、そこをコリコリと擦る。
「ひっ、あ、あ!」
遠慮なく指が増やされて、中を拡げられる。
こんなこともあろうかと、風呂に入る前にトイレで朱紅の力を借りてそこを洗浄しておいて良かった…
「もしかしてもう綺麗にしてくれたの?」
容赦なく責めたてる指に、こくこくと首を縦に振る先生。
「じゃあ、遠慮なく…」
「ひゃ、ちょ、だめっ」
湯舟の縁に手を付かせて腰を持ち上げさせると、樫原君はその穴にシャワーをあてて泡を落とす。
そうしてからゆっくりと指を引き抜いて、その代わりに舌を入れて、中を犯す。
両手は先生の小ぶりな尻たぶを柔らかく揉んで、ゆるい快楽を与える。
「や、だぁ、あ、きたな」
「さっき綺麗にしたんでしょう?」
「ん、んう、だけどっ…」
そのうち、尻を揉んでいた右手が前に回って、やわやわと睾丸を刺激する。左手は指先で撫でる様に脇腹へ伸ばされそこを触る。
陰茎を直接触らないでイかせるのが目標だが、決して無理はさせない。
「や、も…前も、さわって」
「ん…」
おねだりされればすぐに応える。
求められていることをしてあげる。
「あ、あ、あ」
このまま一回、イかせる?
それとも…。
「ね、先生。
このまま先にイきたい?
それとも、俺が挿れてから一緒にイく?」
「う、う、い、いっしょが、いぃ…」
最後は消え入りそうな声で言う先生に、樫原君の股間もすっかり臨戦態勢だ。
「じゃあ、挿れるよ」
「う…んっ」
最初はゆっくり、ずぷずぷ…
中ほどまで挿れたら、一気にずぶ、と突き上げる。
「っ…あっ」
「はあ…たまんね…」
入れてから暫く動かない…なんて芸当は出来ない。
入れてしまったらそこからは遠慮なく突きあげ、腰を打ちつけて中を穿つ。
風呂の中には高原先生の喘ぎ声と樫原君の荒い息、それから腰と尻がぶつかる音が響き…
「あぁああっ、い、いくっ!」
「う、くっ、おれも…!」
響き…
「や、も、だ、あ、ああ!?、ひ!」
「すき…せんせ…すき」
響き。
「も!も、でな、いぃいあ!!」
「はぁ…はぁ…」
樫原君が理性的にセックスができるのは、入れる前までの限定。
だから、眼鏡が途中で落ちた事にも気付かない…
どこの瞬間からか、樫原君は高原先生のすべてを抱いていたのだった。
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