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学園3年目
可愛いから仕方ない 〜アルファード視点〜 ※
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ルースが熱を出した。
いつも元気だから油断していたが、相当無理をしていたようだ。
まあ、無理を強いたのは俺もだ。
去年の春はずっと2人だけで過ごせたのに、今年は風呂に入ってから寝るまでの時間しか2人きりになれないから、ついつい夜ふかしをさせすぎた。
ルースは謝るが、謝ることなど少しもない。
学園に帰れば休む暇も無かろうから、少し休ませてやりたいとお祖父様には連絡を入れた。
同じベッドに悠々と寝られるのはやはりいい。
自由にルースを愛でられる…
「…ん?どうした」
「やっぱり…お店…甘くないですね…」
「うん?」
「初期投資…に…ランニングコスト…とか…」
ああ…金のことを気にしていたのか。
全く、こいつは真面目だな。
「利益は充分に出ている」
「でも…」
「あそこに人が集まる、それが利益だ」
「……?」
ルースは首を傾げる。
可愛いのでキスをする。
「金で買えないものを得るための場所だ」
「……?」
「平和のためになることだ」
「へいわ?」
頑張った手にキスをする。
こめかみに、頬に、顔じゅうにキスをする。
可愛いから仕方がない。
耳元で囁いてみる。
「ルースからはしてくれないのか?」
「え…」
「昨日から熱は下がっているんだろう?」
「むう…」
唇に中指を当てると、ルースは恥ずかしそうにその指先を口の中へ入れて甘く噛んだ。
「ルース、閨の勉強をしたことは?」
ふるふる、と首を横に振って否定される。
「ならばこれも練習だな。
ナニをしゃぶるとき、歯を立ててはいけない」
「…!」
「優しく、舌全体を使って…」
ゆっくり人差し指も一緒に口の中へ差し込む。
「ほら…練習」
指で舌を擽り、軽く弄んでやると、くちゅくちゅと音を立てて指を舐め始める。
「上手だ、ルース」
「……っ」
抗議のつもりなのか上目遣いで睨んでくる。
そんな顔をされても劣情を掻き立てられるだけなので、無駄だと教えるために指で舌を愛撫する。
くちゅ…くちゅと、
水音が大きくなり、
ルースの顔が火照る。
「は…は…」
喘ぐ口からゆっくりと指を引き抜く。
唾液の糸が舌先と指先を繋ぐ。
「本番に備えて、毎日練習…だな?」
「……っ」
ぷい、と横を向くのも可愛いので、首筋にキスをして、それからきつく吸って痕をつける。
「そんなに可愛いとキスしたくなるだろ?」
「……」
ルースはもぞもぞとうつ伏せになる。
真っ赤に染まった耳が食べて欲しいと主張しているように見えるので囓ってみる。
「!」
耳と耳の後ろ…感じるところをさらけ出しておきながら、これ以上駄目とは言わせない。
「可愛いのは顔だけだと思ったか?」
「……!」
なぜかちょっと怒っている。
とても可愛いので項にキスをする。
それから耳の裏を堪能する。
ピタリと密着して、ルースの尻に下半身を押し当てると、フニフニと何か抗議する。
可愛いので腿を撫でる。
この触り心地が良くて好きだ。
ずっと撫でていたい…。
「愛してる、ルース」
すると、小さな声で
「……おれも」
と返ってくる。
嬉しくなってこっちを向かせる。
恥ずかしかったのか顔が赤い。
それ以上の言葉はいらないから唇を塞ぐ。
ルースはそれを素直に受け入れる。
こうしてじゃれ合うのが楽しくて…
ついつい学園に帰るのを先延ばしにしているが、
たまにはそれもいいだろう。
ルースは俺のものなのだ。
奴らには貸してやっているだけ…ということを、
分からせておかなければならない。
「ん…ふ、あ、やっ!どこ触って、」
「さあな…俺はどこを触っている?教えてくれ」
「そ、そんなの、言えな、やっ!あん!」
そう、こんな可愛い姿を見られるのは、
俺だけだということも、な。
いつも元気だから油断していたが、相当無理をしていたようだ。
まあ、無理を強いたのは俺もだ。
去年の春はずっと2人だけで過ごせたのに、今年は風呂に入ってから寝るまでの時間しか2人きりになれないから、ついつい夜ふかしをさせすぎた。
ルースは謝るが、謝ることなど少しもない。
学園に帰れば休む暇も無かろうから、少し休ませてやりたいとお祖父様には連絡を入れた。
同じベッドに悠々と寝られるのはやはりいい。
自由にルースを愛でられる…
「…ん?どうした」
「やっぱり…お店…甘くないですね…」
「うん?」
「初期投資…に…ランニングコスト…とか…」
ああ…金のことを気にしていたのか。
全く、こいつは真面目だな。
「利益は充分に出ている」
「でも…」
「あそこに人が集まる、それが利益だ」
「……?」
ルースは首を傾げる。
可愛いのでキスをする。
「金で買えないものを得るための場所だ」
「……?」
「平和のためになることだ」
「へいわ?」
頑張った手にキスをする。
こめかみに、頬に、顔じゅうにキスをする。
可愛いから仕方がない。
耳元で囁いてみる。
「ルースからはしてくれないのか?」
「え…」
「昨日から熱は下がっているんだろう?」
「むう…」
唇に中指を当てると、ルースは恥ずかしそうにその指先を口の中へ入れて甘く噛んだ。
「ルース、閨の勉強をしたことは?」
ふるふる、と首を横に振って否定される。
「ならばこれも練習だな。
ナニをしゃぶるとき、歯を立ててはいけない」
「…!」
「優しく、舌全体を使って…」
ゆっくり人差し指も一緒に口の中へ差し込む。
「ほら…練習」
指で舌を擽り、軽く弄んでやると、くちゅくちゅと音を立てて指を舐め始める。
「上手だ、ルース」
「……っ」
抗議のつもりなのか上目遣いで睨んでくる。
そんな顔をされても劣情を掻き立てられるだけなので、無駄だと教えるために指で舌を愛撫する。
くちゅ…くちゅと、
水音が大きくなり、
ルースの顔が火照る。
「は…は…」
喘ぐ口からゆっくりと指を引き抜く。
唾液の糸が舌先と指先を繋ぐ。
「本番に備えて、毎日練習…だな?」
「……っ」
ぷい、と横を向くのも可愛いので、首筋にキスをして、それからきつく吸って痕をつける。
「そんなに可愛いとキスしたくなるだろ?」
「……」
ルースはもぞもぞとうつ伏せになる。
真っ赤に染まった耳が食べて欲しいと主張しているように見えるので囓ってみる。
「!」
耳と耳の後ろ…感じるところをさらけ出しておきながら、これ以上駄目とは言わせない。
「可愛いのは顔だけだと思ったか?」
「……!」
なぜかちょっと怒っている。
とても可愛いので項にキスをする。
それから耳の裏を堪能する。
ピタリと密着して、ルースの尻に下半身を押し当てると、フニフニと何か抗議する。
可愛いので腿を撫でる。
この触り心地が良くて好きだ。
ずっと撫でていたい…。
「愛してる、ルース」
すると、小さな声で
「……おれも」
と返ってくる。
嬉しくなってこっちを向かせる。
恥ずかしかったのか顔が赤い。
それ以上の言葉はいらないから唇を塞ぐ。
ルースはそれを素直に受け入れる。
こうしてじゃれ合うのが楽しくて…
ついつい学園に帰るのを先延ばしにしているが、
たまにはそれもいいだろう。
ルースは俺のものなのだ。
奴らには貸してやっているだけ…ということを、
分からせておかなければならない。
「ん…ふ、あ、やっ!どこ触って、」
「さあな…俺はどこを触っている?教えてくれ」
「そ、そんなの、言えな、やっ!あん!」
そう、こんな可愛い姿を見られるのは、
俺だけだということも、な。
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