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学園2年目
宴の次の日はたいてい反省
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真っ白なパンティーが熱い議論を呼んだ翌日。
お昼近くに、みんながぞろぞろ起きてきた。
仮眠室の数は10室だったので、1つのベッドに2人でぎゅうぎゅうになって寝たりなどする人もあり、風紀が微妙に乱れている気がしなくもない。
まあ、大人たち(ジョンさん除く)は地獄のファッションショーの後自分の部屋や家に帰っちゃったし、間違いがあっても黙っておけば何とかなるか。
俺も殿下と一緒に寝たし…。
まあ、したのはチューだけなんだけど。
俺も結構遅くまでカステラ焼いてたから、そんなことする体力はなかったし…
そもそも!
まだ13歳なんだから!
ああいうことは!
すべきではないのではないだろうか!!
それでも、殿下は
「クリスマスの夜だったのに…」
とブツブツ文句を言っている。
意外にロマンチストなんだよな…
そんでもって意外と変態だし。
パンティーをポッケに入れてどっか行くし。
スーパー攻様ってイメージからちょっとずつズレてきてる気がする…大丈夫かな。
「おはようルース君…昨日はお疲れ様でした」
「昨日…片付け手伝わないで、ごめんなさい」
「お詫びに、お昼は僕とカートで作るよ!」
「ほんと?楽しみだな~」
「お昼いらない人いるかな」
「えーと、じゃあ、帰る人は…」
「あ、俺は帰る…商会で用があるし」
「俺とディーも、一旦帰る…馬が待ってるだろうし」
「じゃあ、他の人はお昼食べるってことで」
今からお家へ帰る人にはカステラをお土産に渡し、
居残り組は朝ごはんにカステラを食べる。
それにしても意外と砦に居残る人が多いな…
仮眠室が意外と快適だからかな?
泊まりの希望が多くなったらくじ引きだな。
朝ごはんを食べていると、先生たちがやってきた。
「皆おはよう…まだ朝飯を食っとるのか?」
「う…すいません、明日からはちゃんとします」
「おはよう諸君!昨日は大変充実した1日だったな」
「はっ、自分の弱さを痛感致しました…!」
「もっと鍛錬を積み、学ぶ所存です!」
「おはよう!昨日は可愛かったな、アレク」
「忘れてください!!」
傷をえぐるのはやめてあげて!
あれで終わりでいいじゃないの!!
「…とまあ、そういうわけじゃから、魔法対武術の組手を日々の訓練に取り入れてはどうかと思うての」
「うむ、ゴードやカイトの敗北は、魔法への無知も大きいのではないかと思ってな。
お前たちは机で学ぶより実践が良いだろう?」
「はい、確かに…しかし…」
「大丈夫じゃ!何せ回復魔法が使えるものが5人もおるんじゃから、多少の怪我は治してやれるぞ!」
不安げにソラン先輩がおじいちゃんに聞く。
「あの、僕も頭数に入ってますか…?」
「そりゃ入っとるよ?
もう対戦を決めるくじも作ってきたしのぉ」
「そ、そんな、僕…人を相手に戦うなんて…」
「最初はみんなそうじゃ!
特にお前さんは貴族なんじゃから、対人戦の経験を積むのは大事じゃ…いつ誰に狙われることになるかわからんじゃろ?」
そういえば、俺も人に向けて魔法攻撃はしたことないな。
対人戦と言ったって剣の稽古だし、相手は王子様だから、怪我させちゃいけないと思って…。
「大抵入学前に家で多少はやるもんなんじゃが…
やってないものは仕方がない。
しかしやったことが無いではいざという時困るしの、お前さんも練習させてもらうと良い」
「はい…」
「はい…」
俺も思わず一緒に返事をする。
するとおじいちゃんは驚いた顔で俺を見て言った。
「ルース、お前もか!?」
「剣術はありますけど、魔法はないです…」
すると、カレンデュラ先生が天を仰いで言った。
「何・たる・無駄!!」
「!!!」
うわーん!
まだ無駄と決まったわけじゃないもん!!
お昼近くに、みんながぞろぞろ起きてきた。
仮眠室の数は10室だったので、1つのベッドに2人でぎゅうぎゅうになって寝たりなどする人もあり、風紀が微妙に乱れている気がしなくもない。
まあ、大人たち(ジョンさん除く)は地獄のファッションショーの後自分の部屋や家に帰っちゃったし、間違いがあっても黙っておけば何とかなるか。
俺も殿下と一緒に寝たし…。
まあ、したのはチューだけなんだけど。
俺も結構遅くまでカステラ焼いてたから、そんなことする体力はなかったし…
そもそも!
まだ13歳なんだから!
ああいうことは!
すべきではないのではないだろうか!!
それでも、殿下は
「クリスマスの夜だったのに…」
とブツブツ文句を言っている。
意外にロマンチストなんだよな…
そんでもって意外と変態だし。
パンティーをポッケに入れてどっか行くし。
スーパー攻様ってイメージからちょっとずつズレてきてる気がする…大丈夫かな。
「おはようルース君…昨日はお疲れ様でした」
「昨日…片付け手伝わないで、ごめんなさい」
「お詫びに、お昼は僕とカートで作るよ!」
「ほんと?楽しみだな~」
「お昼いらない人いるかな」
「えーと、じゃあ、帰る人は…」
「あ、俺は帰る…商会で用があるし」
「俺とディーも、一旦帰る…馬が待ってるだろうし」
「じゃあ、他の人はお昼食べるってことで」
今からお家へ帰る人にはカステラをお土産に渡し、
居残り組は朝ごはんにカステラを食べる。
それにしても意外と砦に居残る人が多いな…
仮眠室が意外と快適だからかな?
泊まりの希望が多くなったらくじ引きだな。
朝ごはんを食べていると、先生たちがやってきた。
「皆おはよう…まだ朝飯を食っとるのか?」
「う…すいません、明日からはちゃんとします」
「おはよう諸君!昨日は大変充実した1日だったな」
「はっ、自分の弱さを痛感致しました…!」
「もっと鍛錬を積み、学ぶ所存です!」
「おはよう!昨日は可愛かったな、アレク」
「忘れてください!!」
傷をえぐるのはやめてあげて!
あれで終わりでいいじゃないの!!
「…とまあ、そういうわけじゃから、魔法対武術の組手を日々の訓練に取り入れてはどうかと思うての」
「うむ、ゴードやカイトの敗北は、魔法への無知も大きいのではないかと思ってな。
お前たちは机で学ぶより実践が良いだろう?」
「はい、確かに…しかし…」
「大丈夫じゃ!何せ回復魔法が使えるものが5人もおるんじゃから、多少の怪我は治してやれるぞ!」
不安げにソラン先輩がおじいちゃんに聞く。
「あの、僕も頭数に入ってますか…?」
「そりゃ入っとるよ?
もう対戦を決めるくじも作ってきたしのぉ」
「そ、そんな、僕…人を相手に戦うなんて…」
「最初はみんなそうじゃ!
特にお前さんは貴族なんじゃから、対人戦の経験を積むのは大事じゃ…いつ誰に狙われることになるかわからんじゃろ?」
そういえば、俺も人に向けて魔法攻撃はしたことないな。
対人戦と言ったって剣の稽古だし、相手は王子様だから、怪我させちゃいけないと思って…。
「大抵入学前に家で多少はやるもんなんじゃが…
やってないものは仕方がない。
しかしやったことが無いではいざという時困るしの、お前さんも練習させてもらうと良い」
「はい…」
「はい…」
俺も思わず一緒に返事をする。
するとおじいちゃんは驚いた顔で俺を見て言った。
「ルース、お前もか!?」
「剣術はありますけど、魔法はないです…」
すると、カレンデュラ先生が天を仰いで言った。
「何・たる・無駄!!」
「!!!」
うわーん!
まだ無駄と決まったわけじゃないもん!!
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