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登場人物紹介 ★ネタバレあり、注意★

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ここまで登場した人物の紹介です!


●ルース・ユーフォルビア
<呼称>ルース、ルース先生、師匠、ルー
【外見等】
黒髪に黒の目。
中肉中背。身長低め。地味。
【その他】
ローズ王国最初の6属性持ち。
闇属性だけ持っていない。
転生者で、前世は「当馬譲(とうまゆずる)」。
この世界が「薔薇の楽園」というBLゲームだと知っているが、プレイしたことが無く知識が中途半端。
お菓子作り、料理全般が得意。
運動神経が悪く、剣術も体術もからっきし。
ユーフォルビア家十二男。
常にお金が無い。
産んだ方の父がゼフ、産ませた方がロイ。


●アルファード・ローズ
<呼称>殿下、アル
【外見等】
プラチナブロンドに青色の目。
高身長、均整のとれた筋肉質のボディ。
【その他】
剣の才能があり、剣聖に近い男と言われている。
闇属性持ちで、他の属性には興味がない。
ルースの作るお菓子が好き。
ルースは自分のものだと言ってはばからない。


《魔法バカ4人組》

●おじいちゃん先生(校長先生)
【外見等】
白髪に青色の目、白い長いおヒゲ。
【その他】
土属性の最高位魔法使い。
光・風・水属性も少々。
アルファード殿下の祖父。
本名はカルロス・ローズ。
現在はロス・リザードテールと名乗っている。

●エルグラン王子
<呼称>王子、エル
【外見等】
金髪ショートボブ、翠(みどり)の目。
【その他】
元々風属性持ちで、のちに自分で雷属性も取得。
魔法を覚えていくことで本来の自分を取り戻す。
いつの間にか魔法の魅力に取りつかれ、おじいちゃん先生の研究室に入りびたり、なし崩し的に研究生になる。

●ヘザー・グロリオサ
<呼称>ヘザー、ヘザー先輩、先輩
【外見等】
明るい茶髪のショートヘアー、水色の目。
【その他】
土属性の高位魔法使い。魔法理論を駆使し「思い付きを現実に変える」のが得意。
ルースより4歳年上。グロリオサ騎士爵家3男。
父親は王国最強の魔法使い「ヘヴィ・グロリオサ」。

●カートランド・リリー
<呼称>カート、リリー君
【外見等】
ピンクブロンドのセミロングを後ろで束ねている。オレンジの目。
【その他】
火属性と水属性をそれぞれ高位まで極めた天才。
水蒸気爆発の魔法を作ったことで飛び級入学。
自分の魔法の実用化を手掛けてくれたことがきっかけでそのままおじいちゃん先生のところの研究生になる。
ルースの2つ年下。


《研究室に出入りする肉体派ども》

●トルセン・カレンデュラ
<呼称>カレンデュラ先生、トルセン
【外見等】
赤い髪のロン毛、茶色い目
高身長でマッチョタイプ
【その他】
来るもの拒まず、去る者追わずの遊び人。
ただし「生徒には手を出さない」のが信条。
むっちゃつよい。

●ジョン・ミモザ
<呼称>ジョン、ジョンさん、ミモザ卿、カメリアの剣
【外見等】
濃い目の茶髪でオールバック、茶色の目。
グリズリー的体格。
【その他】
エルグラン王子の護衛。もちろん王子ラブ。
元平民の冒険者。ばり強い。
※「ばり」はとても、という意味の方言です…

●アレク・コスモス
<呼称>アレク、アレクさん、コスモス先輩
【外見等】
金色の短髪(ヒヨコ)、赤い目
すらりとした細マッチョ。
【その他】
魔法が使えないことがきっかけでグレる。
正義感が強く、真っすぐな性格のため騙されやすいアホの子。
ルースを師匠と呼ぶ。理論より野生の勘。
どちらかというとパンチよりキックが得意。


《魔石工学組》

●ガントレット・ガーベラ
<呼称>ガントレット、ガーベラ先輩、ガーベラ様
【外見等】
赤っぽい茶髪、ふわふわ天然パーマ、緑の目
【その他】
元々水属性持ち。
妙に卑屈だが、ルースに光属性と雷属性を開放してもらってから急に生き生きし始める。
学ぶことが好きで、魔石工学の授業では常に優秀な成績を修めている。
家業が魔道具の開発。馬好き。ルースの一つ年上。
子爵家の長男。

●トレッド・ケアノツス
<呼称>トレッド、トレッドさん
【外見等】
紺色の髪、短髪
【その他】
平民の魔石工学受講者。苗字がある謎は追々やります。

●ダグラス・イフェイオン
<呼称>ダグラスさん、ダグ
【外見等】
明るめの茶髪をみつあみで一つに束ねている。黒の目。
【その他.1】
魔石工学の授業では成績下位。
引っ込み思案で目立たない性格。
冒険者登録あり。ルースの4つ上、ヘザーと同い年。
イフェイオン公爵家の一人っ子。
【その他.2】
事件をきっかけに、元々のS気質が目覚める。
わりとイケイケかつしたたかな性格。


《パパさんズ》

●ゼフ・ユーフォルビア/ロイ・ユーフォルビア
ルースのパパさん達。歳の差カップル。

●ケイ・カレンデュラ
カレンデュラ先生のパパ。
通称「パパさん」。近衛騎士団長。イケオジ。

●ヘヴィ・グロリオサ
ヘザー先輩のパパ。
通称「魔王」。
ローズ王国最強魔導師。息子への愛が重い。
実はゲーム「薔薇の楽園」においてバッドエンドに登場し、王国を火の海に沈める係。
あながち魔王で間違っていない。ガッデム。


《基本的には一般棟にいる人々》

●イドラ・アイリス
<呼称>アイリス、イドラ君、イドラ
【外見等】
紺色の髪、七三分け、藍色の目
【その他】
ローズ王家御用達の商家で男爵家の長男。
最初めっちゃ嫌なやつとして登場するが、ルースの言葉で謎の改心。
急にビジネスの才に目覚める。
実家がめっちゃお金持ち。

●コーラス・エルム
<呼称>エルム君、コーラス、コーラス様
【外見等】
金髪、青い目、天使的見た目
【その他】
この話の悪役。事件の裏で糸を引くタイプ。
公爵家長男。

●デューイ・ハイペリカム
<呼称>デューイ君
【外見等】
金髪のふわふわ巻き毛、そばかす
【その他】
音楽科の神童。侯爵家の三男。
卒業後は王宮音楽隊に就職が決まっている。
古代魔法の研究に巻き込まれた結果、じわじわと古代魔法の使い手になりつつある。
リリー君と張り合う謎はまた後々…(ほんまか?)

●トマス・ブレティラ
<呼称>薬学教授、ブレティラ教授
【外見等】
鼻の下に髭を生やした一見人畜無害なおじさん。
安産に効果大と噂のハーブティーのレシピの為にユーフォルビア家に何とか近づこうとしたが機会に恵まれず今まで来てしまった。
ただ、恩義の為なら身を切る覚悟のある男でもある。

●シーマ・スキルラ
<呼称>助手さん、シーマ
【外見等】
優し気で可愛いお兄さん。ルースの7つ上。
人の為になることがしたくて薬学の道を志す。


《厩舎にいる人々》

●ウィン・アナガリス
<呼称>ウィン、ウィン兄、アナガリス兄弟
【外見等】
未だ定まらず…
【その他】
アナガリス辺境伯三男。
いとこであるルースが可愛くて仕方ない。
本当はルースを独り占めしたい。
馬に乗せると超強い。
元々水属性、のち雷属性も取得

●ディー・アナガリス
<呼称>ディー、ディー兄、アナガリス兄弟
【外見等】
未だ定まらず…
【その他】
アナガリス辺境伯四男。
いとこであるルースが可愛くて仕方ない。
兄とルースを共有してもいいな…と思っている。
馬に乗せると超強い。
元々風属性、のち雷属性も取得


《ダンジョン再生計画チーム》

●ランディ・ケンタウレア
<呼称>ケンタウレア先生、ケンタウレア師
【外見等】
黒髪、青い目。
40歳のナイスミドル。身長2mの偉丈夫。
きちんと整えたおヒゲがチャームポイント。
【その他】
格闘技の先生で、ダンジョン管理者。
真面目でお茶目なところもあり、陰ではモテてそうなタイプ。水属性。
【ケンタウレアジョークについて】
うまくないダジャレ、親父ギャグの事。
さりげなさ過ぎて気が付かれない事もある。
笑ってあげると喜ぶ。

●ゴード・ジギタリス
<呼称>ゴード、ゴード先輩
【外見】
赤い髪、茶色の目、いかつい。
【その他】
ケンタウレア先生の弟子。3つ上。
魔法剣ならぬ魔法拳の使い手になりたいと、ルースに教えを乞う。
火属性で、「炎の拳」という名前を気に入るあたり、ネーミングセンスはルースとどっこいどっこい。

●カイト・マンドレイク
<呼称>カイト、カイト君
【外見】
金髪、緑の目。ゴードより細身。
【その他】
ケンタウレア先生の弟子でルースと同い年。
父から英才教育を受け、ケンタウレア先生に1年生のときから師事している。
風属性。風を利用した「風の拳」を習得中。

●ソラン・ファセリア
<呼称>ソラン、ソラン先輩
【外見】
濃い緑色の髪、黄色の目。
背が高いプロレスラー体形。
決してデブではない。ないのだ。
【その他】
ルースの2つ上。
魔生物学研究室の生徒で、博識。
おじいちゃんの研究室がスライム研究を始めたと知り、研究内容を知ろうとエルグラン王子に近づくが、多分手のひらで転がされて終わるんじゃないかと…そのへん本編で触れるかは謎。


《冒険者ギルド関係者》

●スフィア・クリビア
<呼称>クリビアさん
【外見等】
黒髪ロング、眼鏡、黄色の目
【その他】
元貴族。バツイチで子ども2人を育てるシングルファザー。
スタイル抜群。少々オーバーな性格。光属性で、もっぱら回復係。
実はお偉いさん。

●サマリア・アンジャベル
<呼称>統括
【外見等】
ワイルドかつ気品漂う50代のオジサマ。
【その他】
ローズ王国の冒険者ギルドのトップ。
元冒険者で「英雄」とも繋がりを持っている。


《弱小研究室の面々》

●ノース・コリアス
<呼称>ノースさん
<所属>魔石工学研究室
【外見等】
銀髪ロング、グレーの目、褐色の肌、白い歯
【その他】
シャラパール王国から来た留学生。
年齢不詳。子爵家。
王家に太いパイプを持つ豪商の息子。
魔石工学を学び、自分の国でも生活魔石道具を開発したいと思っている。
そのうちガーベラ先輩に近づく予定。

●ネリネ教授
<フルネーム>ティーダ・ネリネ
<所属>魔石工学研究室長。教授。
【外見等】
全然定まってません…
【その他】
「魔道具でもっと便利に」がモットー。
「杖を作る」ガーベラ家に対し「罠を作る」ネリネ家当主の弟。
あまり魔法が得意ではないのがコンプレックス。
偽名で大人の玩具を開発しており、ちょっと小金持ち。


●ルディ・マグノリア
<呼称>ルディ、ルディ君
<所属>古代魔法研究室
【外見等】
明るめの茶髪ショート、黄色の目。
嗜虐心を刺激するタイプのかわい子ちゃん。
【その他】
ルースの1個下。
入学早々にいいとこの息子さんから目をつけられて虐められ、研究室登校になった。
信仰心多少。歌が上手い。
古代魔法研究室長の甥っ子。

●ワルド・ラナンキュラス
<呼称>ワルド、ワルド先輩
<所属>古代魔法研究室
【外見等】
暗めの青髪やや長め、暗い赤の目
【その他】
世の中をナナメに見る癖があり、世の中の大半を無駄だと思っていたが、ルースに「学園では身分の上下なく付き合う」ことが実はちゃんとした理由があることを教えられて少しづつ変化していく。
ルディのことを弟のように思ってはいる。意外と優しい。

●マグノリア教授
<フルネーム>サーシェ・マグノリア
<所属>古代魔法研究室長、教授
【外見等】
明るめの茶髪オールバック、オレンジの目
【その他】
魔法科教授の中では最も若いため、試験監督など雑用を押し付けられがち。
歴史好き。ついでにオカルト好き。


●ビスカリア教授
<フルネーム>ドリー・ビスカリア
<所属>魔生物学研究室長、教授
【外見等】
赤茶色の髪、短髪、緑の目
【その他】
その昔はソランの父親と世界中を旅して魔生物を研究するフィールドワーカーだったが、怪我で引退。
それでも長期休暇になると、近所のダンジョンへ出かけていくアウトドア派。


《生徒会メンバー》

●生徒会長/ラミー・フリージア
<呼称>フリージア様、ラミー
【外見等】
深緑色のロングヘアー、濃い黄色の目、
【その他】
公爵家でルースの2個上。副会長と同い年。
代々法務大臣を務めるお家柄なのか、法や道徳にうるさい。
妙に上から目線なわりにチョロい性格。

●副会長/トーリ・バイオレット
<呼称>バイオレット様、トーリ
【外見等】
青紫の髪、薄紫の目
【その他】
公爵家でルースの2個上。生徒会長と同い年。
代々、外務大臣を務めるお家柄の割に煽り耐性が無い。
意外と素直な性格で、隠し事が下手。

●会計/アウディ・プリムラ
<呼称>プリムラ様、会計さん、アウディ君
【外見等】
赤紫の髪、黄色の目
【その他】
公爵家でルースと同い年。
代々内務大臣を務めるお家柄。外面にこだわりがち。
努力が知られるのを何よりも恥じる家風が祟り、したい努力しかしない子に。
本人もアホだが父親もまあまあアホ。

●総務/ミカ・シャムロック
<呼称>シャムロック様、ミカ
【外見等】
定まらず…
【その他】
簡単にいうとコーラス様の腰巾着その1。ルースと同い年。
王家の遠縁で、他の侯爵家とは違うんだ!という意識が強すぎる傾向がある。
リリー家の事もほんのり馬鹿にしている…かもしれない。
幼い弟がいる。

●総務/フィーデ・テナチュール
<呼称>テナチュール様、フィーデ
【外見等】
定まらず…
【その他.1】
ざっくり言うとコーラス様の腰巾着その2。
自分の父親を誑かし、家庭内不和を呼んだユーフォルビアを恨んでいる…が、実はその心の裏で浮気した父を不潔だと軽蔑している。
選民思想…というよりは、ただただユーフォルビアが嫌いで、ユーフォルビアの血を引いた王に自分の家が仕えるなんて絶対に嫌だと思っている。
【その他.2】
ルースがお茶会でついた嘘を全力で信じ込み、急に努力家へ転身。
産みの父親の影響を受け、貴族の誇りのためにプライドを捨てられる人間に変貌を遂げる。
ちなみに産みの父の兄は火属性魔法の教授。
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