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『番の呪い』後編
93 『真眼』の魔法使い 2
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ヴィクトリアはマリアに案内されて二階のリビングまで来ていた。
ヴィクトリアは聞きたいことがたくさんあったので、移動の途中で彼女に話しかけようとしたが、マリアは口を開きかけたヴィクトリアの唇に人差し指を押し当てて黙らせてしまった。
「誰かに聞かれるとまずい話が色々あるから、周りに誰もいない所に行ってからにしましょう」
ヴィクトリアが話そうとするのをやめた後もマリアは指でぷにぷにとヴィクトリアの唇の感触を確かめている。
何だろうと小首を傾げながら瞬きをしているヴィクトリアを見たマリアは、ふふふ、と妖しく笑ってから指を離した。
ヴィクトリアは促されてリビングにあったテーブルの椅子に座った。すると、隣の椅子を引いてカナリアが椅子によじ登ってくる。椅子に座ることに成功したカナリアはヴィクトリアを見てニコニコと笑っていた。
「お姉ちゃんすごく綺麗。お姫さまみたい」
ホットミルクを入れたカップをヴィクトリアの前に置きながら、それを聞いていたマリアが笑っている。
「あらあら、懐かれたわね。この子は美人が好きなのよ。誰に似たのかしら」
そう言いながらマリアはカナリアの身体を椅子から抱き上げると、少し離れた子供用の小さなテーブルの椅子に座らせた。
「ママはお姉ちゃんと大事な話があるから、カナはお絵描きやお遊びをして少し待っていてくれる?」
「うん!」
カナリアは素直に頷くと、テーブルの上にあったクレヨンを掴んで白い紙に絵を描き始めた。
マリアはヴィクトリアの正面の椅子に座った。
「ナディアからどこまで聞いてる?」
そう言いながらマリアは湯気の立つカップを手にして中のお茶を一口飲んだ。ヴィクトリアに用意した飲み物とマリアが自分用に用意した飲み物は中身が違う。
おそらくマリアはヴィクトリアが獣人であることを承知しているのだろう。
「あなたたち夫妻が以前ナディアを助けたということと、あなたが魔法使いであること。それから魔法使いのことは他言無用であること。あなたたちの命がかかっているからと。それくらいだわ」
ヴィクトリアの言葉を受けてマリアは大きく頷いた。
「そうね。私が魔法使いであることは誰にも言わないでいてほしいの。私たち家族は私が魔法――――『真眼』という特殊能力を持っているせいで、以前殺されそうになったことがあるから」
「誰に?」
その問いかけに、マリアはすぐには答えなかった。視線を落とし何かを考え込む様子のマリアは、慎重に言葉を選ぶかのように少しの間を置いてから話し出した。
「言えないの。私とロイはある禁呪――古の魔法使いたちが禁断魔法と呼んでいた、術者が禁じた行為を行うと死んでしまう魔法がかけられているの。
禁を破れば私たちだけではなく術者までも死ぬようないわく付きの魔法よ。魔法じゃなくて呪いって言った方がいいかもしれないけど。
私とロイのどちらか一方でも相手のことを誰かに話したら私たちは死ぬ。
呪いにかかっているから話せないことがあると伝えること自体は大丈夫みたいだけど、詳しいことは何も教えてあげられないの。ごめんなさい」
「それは…… 大変な目に遭ったのね」
ヴィクトリアは子供まで儲けて幸せそうなこの夫妻がそんなものを背負っていたことに驚く。それから、禁断魔法という存在にも。
里にいたころ何冊か魔法書に触れたことはあるが、禁断魔法というものがあることは今知った。
「話せる範囲で構わないのだけど、魔法使いというのは世の中にたくさんいるの?」
銃騎士隊が抱えている魔法使いの規模がヴィクトリアは気になっていた。
「魔法使いなんて存在するはずがないというのがこの世界の常識だけど、それは間違い。私のような存在は確実にいるわ。
だけどそのことが広まらないのは魔法使いの数が極端に少ないからなのよ。存在を隠そうと思えば隠し通せて、秘密が広まることがないくらいには少ない」
ヴィクトリアは銃騎士隊に所属している魔法使いは最低五人はいるだろうと推測していたが、もしかしたらそれが最大値なのかもしれない。
「大昔は魔法使いの存在も広く認知されていたらしいけどね。彼らは次第に自分たちの存在を隠すようになっていったみたい。
魔法使いの素養は遺伝するようだけど、魔力が発現しないまま終わる者の方が圧倒的よ。魔法使いの力が使えることは奇跡に近いわ。
私も実家の家族で魔法が使えたのは私以外誰もいないし、ご先祖様にそんな人がいたという話も聞かない。ただ、ご先祖様の方は隠していたということも考えられるけど」
マリアはそう言って、絵を描いているカナリアを指差した。
「カナの絵を見て」
カナリアを見ると、彼女はこちらを向いていた。視線が合うと彼女はまたニコニコと嬉しそうに笑った。
カナリアは白い紙に二人の人物を書いていた。丸と線を繋いだだけの拙い絵だが、人を描いているのはわかる。
「カナ、誰を描いているの?」
「こっちがママで、こっちがお姉ちゃん」
マリアが尋ねると、カナリアは黒いクレヨンで髪の毛と目を描いた人物をママだと指し、灰色のクレヨンで髪の毛を描き、水色のクレヨンで目を描いた人物の絵をヴィクトリアだと言って指した。
「私の今の姿は姿変えの魔法で本当の姿ではないの。だけどあの子は…… 『真眼』の力を受け継いでしまったあの子には、私の本来の姿が見えているのよ。
私は本当は黒髪に黒眼なの。『真眼』はまやかしを打ち破って真実を見極められる魔法使いの能力の一つよ。
普通、魔法は先に発動した力の方が優先で、後から術者以外がその魔法を無効化することはできない。でも『真眼』は全ての真実を見抜くことができる。
『真眼』の力を持っているのは世界でおそらく私とカナだけ。カナは『真眼』以外の魔法はまだ使えないけれど、そのうち使えるようになってしまうでしょうね」
マリアは魔法なんて使えない方がいいというような口振りだった。
「魔力なんて滅多には発現しないのだけれど、私とロイの組み合わせだと子供に魔力が宿りやすいのかもしれないわ。一人しかいないからまだ何とも言えないけど」
「そうなのね」
「……ねえ、ロイと会って、何か感じることはない?」
今度はヴィクトリアが逆に尋ねられたが、マグノリアの質問の意図が、ヴィクトリアはわからない。
「ロイって彼の本当の名前じゃないのよ。私たちは二人とも偽名を使っているの。彼の本当の名前は、ロータス」
その名を聞いてヴィクトリアははっとした。ロータスという名前に聞き覚えがあったからだ。
脳裏に浮かぶのは赤髪の少年。
ロータスは、リュージュの育ての兄だ。
ヴィクトリアは聞きたいことがたくさんあったので、移動の途中で彼女に話しかけようとしたが、マリアは口を開きかけたヴィクトリアの唇に人差し指を押し当てて黙らせてしまった。
「誰かに聞かれるとまずい話が色々あるから、周りに誰もいない所に行ってからにしましょう」
ヴィクトリアが話そうとするのをやめた後もマリアは指でぷにぷにとヴィクトリアの唇の感触を確かめている。
何だろうと小首を傾げながら瞬きをしているヴィクトリアを見たマリアは、ふふふ、と妖しく笑ってから指を離した。
ヴィクトリアは促されてリビングにあったテーブルの椅子に座った。すると、隣の椅子を引いてカナリアが椅子によじ登ってくる。椅子に座ることに成功したカナリアはヴィクトリアを見てニコニコと笑っていた。
「お姉ちゃんすごく綺麗。お姫さまみたい」
ホットミルクを入れたカップをヴィクトリアの前に置きながら、それを聞いていたマリアが笑っている。
「あらあら、懐かれたわね。この子は美人が好きなのよ。誰に似たのかしら」
そう言いながらマリアはカナリアの身体を椅子から抱き上げると、少し離れた子供用の小さなテーブルの椅子に座らせた。
「ママはお姉ちゃんと大事な話があるから、カナはお絵描きやお遊びをして少し待っていてくれる?」
「うん!」
カナリアは素直に頷くと、テーブルの上にあったクレヨンを掴んで白い紙に絵を描き始めた。
マリアはヴィクトリアの正面の椅子に座った。
「ナディアからどこまで聞いてる?」
そう言いながらマリアは湯気の立つカップを手にして中のお茶を一口飲んだ。ヴィクトリアに用意した飲み物とマリアが自分用に用意した飲み物は中身が違う。
おそらくマリアはヴィクトリアが獣人であることを承知しているのだろう。
「あなたたち夫妻が以前ナディアを助けたということと、あなたが魔法使いであること。それから魔法使いのことは他言無用であること。あなたたちの命がかかっているからと。それくらいだわ」
ヴィクトリアの言葉を受けてマリアは大きく頷いた。
「そうね。私が魔法使いであることは誰にも言わないでいてほしいの。私たち家族は私が魔法――――『真眼』という特殊能力を持っているせいで、以前殺されそうになったことがあるから」
「誰に?」
その問いかけに、マリアはすぐには答えなかった。視線を落とし何かを考え込む様子のマリアは、慎重に言葉を選ぶかのように少しの間を置いてから話し出した。
「言えないの。私とロイはある禁呪――古の魔法使いたちが禁断魔法と呼んでいた、術者が禁じた行為を行うと死んでしまう魔法がかけられているの。
禁を破れば私たちだけではなく術者までも死ぬようないわく付きの魔法よ。魔法じゃなくて呪いって言った方がいいかもしれないけど。
私とロイのどちらか一方でも相手のことを誰かに話したら私たちは死ぬ。
呪いにかかっているから話せないことがあると伝えること自体は大丈夫みたいだけど、詳しいことは何も教えてあげられないの。ごめんなさい」
「それは…… 大変な目に遭ったのね」
ヴィクトリアは子供まで儲けて幸せそうなこの夫妻がそんなものを背負っていたことに驚く。それから、禁断魔法という存在にも。
里にいたころ何冊か魔法書に触れたことはあるが、禁断魔法というものがあることは今知った。
「話せる範囲で構わないのだけど、魔法使いというのは世の中にたくさんいるの?」
銃騎士隊が抱えている魔法使いの規模がヴィクトリアは気になっていた。
「魔法使いなんて存在するはずがないというのがこの世界の常識だけど、それは間違い。私のような存在は確実にいるわ。
だけどそのことが広まらないのは魔法使いの数が極端に少ないからなのよ。存在を隠そうと思えば隠し通せて、秘密が広まることがないくらいには少ない」
ヴィクトリアは銃騎士隊に所属している魔法使いは最低五人はいるだろうと推測していたが、もしかしたらそれが最大値なのかもしれない。
「大昔は魔法使いの存在も広く認知されていたらしいけどね。彼らは次第に自分たちの存在を隠すようになっていったみたい。
魔法使いの素養は遺伝するようだけど、魔力が発現しないまま終わる者の方が圧倒的よ。魔法使いの力が使えることは奇跡に近いわ。
私も実家の家族で魔法が使えたのは私以外誰もいないし、ご先祖様にそんな人がいたという話も聞かない。ただ、ご先祖様の方は隠していたということも考えられるけど」
マリアはそう言って、絵を描いているカナリアを指差した。
「カナの絵を見て」
カナリアを見ると、彼女はこちらを向いていた。視線が合うと彼女はまたニコニコと嬉しそうに笑った。
カナリアは白い紙に二人の人物を書いていた。丸と線を繋いだだけの拙い絵だが、人を描いているのはわかる。
「カナ、誰を描いているの?」
「こっちがママで、こっちがお姉ちゃん」
マリアが尋ねると、カナリアは黒いクレヨンで髪の毛と目を描いた人物をママだと指し、灰色のクレヨンで髪の毛を描き、水色のクレヨンで目を描いた人物の絵をヴィクトリアだと言って指した。
「私の今の姿は姿変えの魔法で本当の姿ではないの。だけどあの子は…… 『真眼』の力を受け継いでしまったあの子には、私の本来の姿が見えているのよ。
私は本当は黒髪に黒眼なの。『真眼』はまやかしを打ち破って真実を見極められる魔法使いの能力の一つよ。
普通、魔法は先に発動した力の方が優先で、後から術者以外がその魔法を無効化することはできない。でも『真眼』は全ての真実を見抜くことができる。
『真眼』の力を持っているのは世界でおそらく私とカナだけ。カナは『真眼』以外の魔法はまだ使えないけれど、そのうち使えるようになってしまうでしょうね」
マリアは魔法なんて使えない方がいいというような口振りだった。
「魔力なんて滅多には発現しないのだけれど、私とロイの組み合わせだと子供に魔力が宿りやすいのかもしれないわ。一人しかいないからまだ何とも言えないけど」
「そうなのね」
「……ねえ、ロイと会って、何か感じることはない?」
今度はヴィクトリアが逆に尋ねられたが、マグノリアの質問の意図が、ヴィクトリアはわからない。
「ロイって彼の本当の名前じゃないのよ。私たちは二人とも偽名を使っているの。彼の本当の名前は、ロータス」
その名を聞いてヴィクトリアははっとした。ロータスという名前に聞き覚えがあったからだ。
脳裏に浮かぶのは赤髪の少年。
ロータスは、リュージュの育ての兄だ。
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