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59 毎日の休日に勇ましい言葉を吐きたい
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「ほんとに……その小さな体で食べきるとは。お腹が冷えないのか?」
「だいじょーぶ! 甘いのは別腹なの」
「お前、別腹の意味がわかってないだろ。というか、さっきの《リサイクル》って何なんだ? アイスクリームが増えなかったか?」
「まぁ、細かいことはいいじゃん。で、話ってなに? アイスのお礼になんでも聞くよ」
「……なんか、調子狂うな」
ポーレットはこめかみを押さえながら眉を寄せた。
彼女は今、私が閉じ込められている檻の前に簡易の椅子を持ってきて座っている。
本当に警戒するなら近すぎる距離だ。なにせ、私の腕は届かないけれど、魔法ならいくらでも攻撃手段がある。
でも、その点、メイブルンさんは神妙な顔をして何も言わない。私に、ちらっとすがるような視線を向けてくるだけだ。
なんとなく子守を任されている気がしてきた。
本当の年齢がバレているような居心地の悪さ。
「とにかく!」ポーレットは膝を叩いて真剣な表情を作る。「プルルスを脅迫したい」
「脅迫?」
「そうだ。この絶好の機会に、やつから領地を取り戻す」
「取り戻す? プルルスってポーレットさんから領地を奪ったの?」
「何を言っている? このヴィヨンの町自体が、やつのものだろ」
「ん?」
私は首を傾げる。
ポーレットが小さく舌打ちをして不愉快そうに口端を曲げた。
「確かに土地の所有者ではない。だが、実権はやつが握っている。プルルスがノーと言えば、すべてノーだ。金を寄越せと言われれば、頭を下げて金を持っていくしかない。民も、騎士も、あいつの気まぐれで生死を弄ばれる運命なのだ。私はそれが許せない」
「そんなに、ひどいかな?」
「当然だろ! 百年以上、支配されているんだぞ。私の父――先代は弱腰だったが、私はそうではない。小さい時から武技を磨き、スキルを鍛えてきた」
ポーレットが拳を握って立ち上がる。視線は斜め上、決意を秘めた瞳を輝かせる。
だが、その容姿はどう見ても年相応の少女だ。むしろ病的なほど色白で、引きこもりかなと思わせるような透明感がある。
とても、外で剣を振っているようには見えない。
騎士団長のメイブルンさんなどとは比べるべくもない。纏っている雰囲気とか、物腰とか、そういったものが、背伸びしているだけの子供そのものなのだ。
「ポーレット様、その……あまり熱くなられませんように。最近は教祖様も変わったという評判で。先の戦いでも前線に飛び出し、町を守ったという事実もあり……」
控えめに諭すメイブルンさんが、顔に焦りを浮かべている。
また、懇願するような視線がこっちに飛んできた。
「そんなはずがない! やつはヴァンパイアの王だぞ! 悪の権化のような男だ。前線に出てきたのは影武者に違いない。何か大きな企てのために評判を上げているのだ」
「はぁ……」
何となくわかってきた。
このポーレットさんは――直情型で思い込みの激しいイノシシさんなのだ。
だから、プルルスは絶対悪。良いことをしたら、必ず裏があると勘違いしてしまう人なのだろう。
「私は、やつの化けの皮をはぎ、いかなる手段を用いてでも主権を取り戻す! 平和なヴィヨンを取り戻すのだ」
「どうやって?」
素朴な疑問を返してみると、ポーレットはにまぁっと悪い笑みを浮かべた。
「プルルスのお気に入りの貴様を人質にして、この国から出て行くよう言ってやる」
「悪者みたい」
「黙れ! 私たちの先代は、やつのいいようにやられてきた! これはその報いだ」
「私は、そういうの賛成できないなぁ。まずは話し合わないと。相互理解って知ってる?」
「子供のくせに、む、難しい言葉を知っているな……って違う! 意見は求めていない! まずは、貴様に封印のアイテムをつけて力を抑え込み、その後、プルルスに手紙を出す。リリの命が惜しければ、この国から去れ、と」
「プルルスが私を見捨てて、反逆してきたら?」
「反逆? …………そんなことありえるのか?」
「だって、悪の権化なんでしょ? 人質なんて気にせず、ここに攻めてくるかもしれないし」
「た、確かに……おい、メイブルン! その場合、こちらの戦力で撃退できるか?」
「無理でしょう。はっきり言って、嗜虐翁一人すら抑えられるとは思えません」
「お前だけは、最強クラスだと言ってたじゃないか!」
「私は、『人間の中では強い方だ』と申し上げただけで、『最強クラス』などとは一言も口にしておりません」
ポーレットの顔が徐々に青ざめていく。「だが」と気持ちを奮い立たせるように視線を上げた。
「みんな、リリがプルルスのお気に入りのヴァンパイアだと言ってただろ!? 人質になるんじゃないのか?」
「ポーレット様」メイブルンが疲れたような顔で、ぼそっと言った。「そこのリリ様を、本当に人質にできている、と思っているのですか?」
彼はそう言って、意味深な表情で私を見つめてきた。
何となく言いたいことはわかった。
なので、袖をまくり上げ、ボタンをはずして首元を見せつけた。
「これが封魔の輪と聖封のブレスレット。あと破邪の呪玉と、減衰のネックレスね」
「なっ――一級品の封印アイテムを、そんなに!? それで、なぜ動ける!? 普通のヴァンパイアなら死んでいるぞ」
「普通じゃないみたいだから。それと――」
私は椅子から降りて檻に近づいた。細い腕を伸ばし、小さな手で鉄棒を握った。
ぎぃっと幽かな音が鳴る。それは金属が力に負けてひしゃげる音。圧倒的なパワーの前に、金属の硬度など役に立たないのだ。
見事に自分が通れる程度の隙間が空いた。
とことこと歩いて、呆けた顔をしているポーレットの前に立った。
「残念。人質にはなってあげられないみたい」
「ば、化け物か……この檻は、プルルスが作ったヴァンパイア捕獲用の檻と同じなんだぞ……何者なんだ……」
「ちっちゃなケーキ屋さんの店長兼オーナーだよ。それと……色々言ってたけど、実はポーレットさんって、あんまりこの城から出たことないでしょ? 物静かで控えめで理知的な少女って噂がどうして広がるのかわかった」
「――っ、そ、そんなことないぞ! 私は、アクティブ派だ!」
「うんうん。じゃあそのアクティブを発揮して行こっか」
「へ? 行くってどこに? ちょ、ちょっと待て、腕を引っ張るんじゃない。力、つよっ!? どこにこんな力が、って、待って、待って! ほんとにお願い! 私、この城から出るのは、ほんとに、お願いします……あぁぁぁっ!?」
「あの、良かったらメイブルンさんもご一緒に」
ずるずると腕を引きずりながらメイブルンさんの前にたどり着く。
彼は苦笑いを交えつつ、でも、止めなかった。すでに行き場所はわかっているのだろう。
「一つ、お聞きしても?」
「どうぞ」
「約束もなく訪ねて、無礼だとお怒りにならないでしょうか?」
「大丈夫だと思うよ。大抵、暇を持て余してるから、世間話みたいな感じで付き合ってくれると思うし」
「それなら良かった。本当に変わられたのですね」
「生まれ変わったしね」
片手を握られたポーレットが立ち上がってうんうん唸る。「どこに連れて行く気だ!?」と、顔面が引きつっている。
彼女も分かっているだろうに。
「さぁ、白雪城にレッツゴー!」
「直接話した方が早いという、リリ様の意見も一理あるかもしれませんね。まあ、最初に罠にかけたのはこちらですし、これは甘んじて受けなければならないと思います。こういう機会が無ければ外にお出かけになりませんからね」
ばたばた暴れていたポーレットが、メイブルンさんの言葉でしなっと動きを止めた。
強気の少女はそれでも目尻に涙を浮かべながら、「全然怖くないからな」と、誰にと言わず吠えた。
「だいじょーぶ! 甘いのは別腹なの」
「お前、別腹の意味がわかってないだろ。というか、さっきの《リサイクル》って何なんだ? アイスクリームが増えなかったか?」
「まぁ、細かいことはいいじゃん。で、話ってなに? アイスのお礼になんでも聞くよ」
「……なんか、調子狂うな」
ポーレットはこめかみを押さえながら眉を寄せた。
彼女は今、私が閉じ込められている檻の前に簡易の椅子を持ってきて座っている。
本当に警戒するなら近すぎる距離だ。なにせ、私の腕は届かないけれど、魔法ならいくらでも攻撃手段がある。
でも、その点、メイブルンさんは神妙な顔をして何も言わない。私に、ちらっとすがるような視線を向けてくるだけだ。
なんとなく子守を任されている気がしてきた。
本当の年齢がバレているような居心地の悪さ。
「とにかく!」ポーレットは膝を叩いて真剣な表情を作る。「プルルスを脅迫したい」
「脅迫?」
「そうだ。この絶好の機会に、やつから領地を取り戻す」
「取り戻す? プルルスってポーレットさんから領地を奪ったの?」
「何を言っている? このヴィヨンの町自体が、やつのものだろ」
「ん?」
私は首を傾げる。
ポーレットが小さく舌打ちをして不愉快そうに口端を曲げた。
「確かに土地の所有者ではない。だが、実権はやつが握っている。プルルスがノーと言えば、すべてノーだ。金を寄越せと言われれば、頭を下げて金を持っていくしかない。民も、騎士も、あいつの気まぐれで生死を弄ばれる運命なのだ。私はそれが許せない」
「そんなに、ひどいかな?」
「当然だろ! 百年以上、支配されているんだぞ。私の父――先代は弱腰だったが、私はそうではない。小さい時から武技を磨き、スキルを鍛えてきた」
ポーレットが拳を握って立ち上がる。視線は斜め上、決意を秘めた瞳を輝かせる。
だが、その容姿はどう見ても年相応の少女だ。むしろ病的なほど色白で、引きこもりかなと思わせるような透明感がある。
とても、外で剣を振っているようには見えない。
騎士団長のメイブルンさんなどとは比べるべくもない。纏っている雰囲気とか、物腰とか、そういったものが、背伸びしているだけの子供そのものなのだ。
「ポーレット様、その……あまり熱くなられませんように。最近は教祖様も変わったという評判で。先の戦いでも前線に飛び出し、町を守ったという事実もあり……」
控えめに諭すメイブルンさんが、顔に焦りを浮かべている。
また、懇願するような視線がこっちに飛んできた。
「そんなはずがない! やつはヴァンパイアの王だぞ! 悪の権化のような男だ。前線に出てきたのは影武者に違いない。何か大きな企てのために評判を上げているのだ」
「はぁ……」
何となくわかってきた。
このポーレットさんは――直情型で思い込みの激しいイノシシさんなのだ。
だから、プルルスは絶対悪。良いことをしたら、必ず裏があると勘違いしてしまう人なのだろう。
「私は、やつの化けの皮をはぎ、いかなる手段を用いてでも主権を取り戻す! 平和なヴィヨンを取り戻すのだ」
「どうやって?」
素朴な疑問を返してみると、ポーレットはにまぁっと悪い笑みを浮かべた。
「プルルスのお気に入りの貴様を人質にして、この国から出て行くよう言ってやる」
「悪者みたい」
「黙れ! 私たちの先代は、やつのいいようにやられてきた! これはその報いだ」
「私は、そういうの賛成できないなぁ。まずは話し合わないと。相互理解って知ってる?」
「子供のくせに、む、難しい言葉を知っているな……って違う! 意見は求めていない! まずは、貴様に封印のアイテムをつけて力を抑え込み、その後、プルルスに手紙を出す。リリの命が惜しければ、この国から去れ、と」
「プルルスが私を見捨てて、反逆してきたら?」
「反逆? …………そんなことありえるのか?」
「だって、悪の権化なんでしょ? 人質なんて気にせず、ここに攻めてくるかもしれないし」
「た、確かに……おい、メイブルン! その場合、こちらの戦力で撃退できるか?」
「無理でしょう。はっきり言って、嗜虐翁一人すら抑えられるとは思えません」
「お前だけは、最強クラスだと言ってたじゃないか!」
「私は、『人間の中では強い方だ』と申し上げただけで、『最強クラス』などとは一言も口にしておりません」
ポーレットの顔が徐々に青ざめていく。「だが」と気持ちを奮い立たせるように視線を上げた。
「みんな、リリがプルルスのお気に入りのヴァンパイアだと言ってただろ!? 人質になるんじゃないのか?」
「ポーレット様」メイブルンが疲れたような顔で、ぼそっと言った。「そこのリリ様を、本当に人質にできている、と思っているのですか?」
彼はそう言って、意味深な表情で私を見つめてきた。
何となく言いたいことはわかった。
なので、袖をまくり上げ、ボタンをはずして首元を見せつけた。
「これが封魔の輪と聖封のブレスレット。あと破邪の呪玉と、減衰のネックレスね」
「なっ――一級品の封印アイテムを、そんなに!? それで、なぜ動ける!? 普通のヴァンパイアなら死んでいるぞ」
「普通じゃないみたいだから。それと――」
私は椅子から降りて檻に近づいた。細い腕を伸ばし、小さな手で鉄棒を握った。
ぎぃっと幽かな音が鳴る。それは金属が力に負けてひしゃげる音。圧倒的なパワーの前に、金属の硬度など役に立たないのだ。
見事に自分が通れる程度の隙間が空いた。
とことこと歩いて、呆けた顔をしているポーレットの前に立った。
「残念。人質にはなってあげられないみたい」
「ば、化け物か……この檻は、プルルスが作ったヴァンパイア捕獲用の檻と同じなんだぞ……何者なんだ……」
「ちっちゃなケーキ屋さんの店長兼オーナーだよ。それと……色々言ってたけど、実はポーレットさんって、あんまりこの城から出たことないでしょ? 物静かで控えめで理知的な少女って噂がどうして広がるのかわかった」
「――っ、そ、そんなことないぞ! 私は、アクティブ派だ!」
「うんうん。じゃあそのアクティブを発揮して行こっか」
「へ? 行くってどこに? ちょ、ちょっと待て、腕を引っ張るんじゃない。力、つよっ!? どこにこんな力が、って、待って、待って! ほんとにお願い! 私、この城から出るのは、ほんとに、お願いします……あぁぁぁっ!?」
「あの、良かったらメイブルンさんもご一緒に」
ずるずると腕を引きずりながらメイブルンさんの前にたどり着く。
彼は苦笑いを交えつつ、でも、止めなかった。すでに行き場所はわかっているのだろう。
「一つ、お聞きしても?」
「どうぞ」
「約束もなく訪ねて、無礼だとお怒りにならないでしょうか?」
「大丈夫だと思うよ。大抵、暇を持て余してるから、世間話みたいな感じで付き合ってくれると思うし」
「それなら良かった。本当に変わられたのですね」
「生まれ変わったしね」
片手を握られたポーレットが立ち上がってうんうん唸る。「どこに連れて行く気だ!?」と、顔面が引きつっている。
彼女も分かっているだろうに。
「さぁ、白雪城にレッツゴー!」
「直接話した方が早いという、リリ様の意見も一理あるかもしれませんね。まあ、最初に罠にかけたのはこちらですし、これは甘んじて受けなければならないと思います。こういう機会が無ければ外にお出かけになりませんからね」
ばたばた暴れていたポーレットが、メイブルンさんの言葉でしなっと動きを止めた。
強気の少女はそれでも目尻に涙を浮かべながら、「全然怖くないからな」と、誰にと言わず吠えた。
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