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第三章 未知なる世界へ
第98話 変わったメリル?
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鬼の棲家を後にして、ハンター協会出張所のサーシェさんが居るカウンターへ並ぶ。結構な数のゴブリンを討伐をして2人とも疲れてると思ったので、先に戻る事を勧めたけど、ハリエットに即答された。
「精算だけだがら先に戻っても良いよ?」
「変な虫が付くと困るから一緒に居るよ」
「こんな所に虫なんて居ないよ?」
流石に町中に虫はいないと思ったので、その事を伝えるとパミュルが薄ら笑いしながら耳元で囁いた。
「私とハリエットにとって邪魔になる者も虫になるのよ?メリルみたいなのがね」
「そっ、そういうものなの?」
「えっと、サーシェさんが虫って事?」
「さぁ~、それは彼女次第よ」
最後の語尾が少し疑問形になってるのが少し怖かった。2人はどれだけ心配性なんだろう?俺が子供だから過保護気味になるのは仕方ないかな?
そんな話をしていたら俺達の精算の順番が回ってきた。
「ウォードさん、今日も精算ですね?こちらへご提出ください」
「サーシェさん、いつもありがとうございます。今回はこれをお願いします」
俺はハイゴブリンの魔石3個とゴブリンの魔石20個に宝石を3個提出すると、サーシェさんが少し驚いていた。
「ハイゴブリンの魔石があるという事は、3人で試練の間をクリアされたんですね」
「なんとか倒せましたよ」
「2体も現れるなんて非常に珍しいんですよ?」
「僕もハイゴブリン2体には驚きましたよ。初回が1体で行動パターンを見れていたのでなんとか対処できましたよ」
「無事で良かったです。こちらが鑑定結果になりますのでご確認を」
【魔石】銀貨15×3個 銀貨45枚
【魔石】銀貨5枚×20個 金貨1枚
【宝石】橙石(小)金貨15枚×2個 金貨30枚
【宝石】桃石(小)金貨30枚×1個 金貨30枚
【合計】金貨61枚 銀貨45枚
明細書を確認してからサインをしてから、金貨5枚と銀貨を受け取って残りはハンターカードへ預けておくように頼んでおいた。
「こちらがお渡しする硬貨と残りはカードに入金しました。またのご利用をお願いします」
「ありがとうございました」
無事に精算を済ませた後は、食材の買い出しをしてからアパートへと戻ろうとすると、アパートの前でメリルが俺達の帰りを待っていた……
「ウォードさん、この前はごめんなさい。失礼な事を言ってしまって……」
俺達を見るなり近寄ってきたメリルは、その場で深く頭を下げて謝罪をしてきた。謝意を見せてる相手を無視するのは可哀想なので、メリルからの謝罪を受け入れる。
「メリルさん、あなたの謝罪を受け入れます」
「ありがとうございます。今日はこれで失礼しますね」
「あっ、お店へ寄る機会があったらよろしくお願いしますね」
俺が去り際のメリルにそう伝えると、『パアッ』と一瞬で笑顔になって頷いてから帰っていった。
俺は、次からは大人しくしてくれると信じてアパートへと戻った。
「精算だけだがら先に戻っても良いよ?」
「変な虫が付くと困るから一緒に居るよ」
「こんな所に虫なんて居ないよ?」
流石に町中に虫はいないと思ったので、その事を伝えるとパミュルが薄ら笑いしながら耳元で囁いた。
「私とハリエットにとって邪魔になる者も虫になるのよ?メリルみたいなのがね」
「そっ、そういうものなの?」
「えっと、サーシェさんが虫って事?」
「さぁ~、それは彼女次第よ」
最後の語尾が少し疑問形になってるのが少し怖かった。2人はどれだけ心配性なんだろう?俺が子供だから過保護気味になるのは仕方ないかな?
そんな話をしていたら俺達の精算の順番が回ってきた。
「ウォードさん、今日も精算ですね?こちらへご提出ください」
「サーシェさん、いつもありがとうございます。今回はこれをお願いします」
俺はハイゴブリンの魔石3個とゴブリンの魔石20個に宝石を3個提出すると、サーシェさんが少し驚いていた。
「ハイゴブリンの魔石があるという事は、3人で試練の間をクリアされたんですね」
「なんとか倒せましたよ」
「2体も現れるなんて非常に珍しいんですよ?」
「僕もハイゴブリン2体には驚きましたよ。初回が1体で行動パターンを見れていたのでなんとか対処できましたよ」
「無事で良かったです。こちらが鑑定結果になりますのでご確認を」
【魔石】銀貨15×3個 銀貨45枚
【魔石】銀貨5枚×20個 金貨1枚
【宝石】橙石(小)金貨15枚×2個 金貨30枚
【宝石】桃石(小)金貨30枚×1個 金貨30枚
【合計】金貨61枚 銀貨45枚
明細書を確認してからサインをしてから、金貨5枚と銀貨を受け取って残りはハンターカードへ預けておくように頼んでおいた。
「こちらがお渡しする硬貨と残りはカードに入金しました。またのご利用をお願いします」
「ありがとうございました」
無事に精算を済ませた後は、食材の買い出しをしてからアパートへと戻ろうとすると、アパートの前でメリルが俺達の帰りを待っていた……
「ウォードさん、この前はごめんなさい。失礼な事を言ってしまって……」
俺達を見るなり近寄ってきたメリルは、その場で深く頭を下げて謝罪をしてきた。謝意を見せてる相手を無視するのは可哀想なので、メリルからの謝罪を受け入れる。
「メリルさん、あなたの謝罪を受け入れます」
「ありがとうございます。今日はこれで失礼しますね」
「あっ、お店へ寄る機会があったらよろしくお願いしますね」
俺が去り際のメリルにそう伝えると、『パアッ』と一瞬で笑顔になって頷いてから帰っていった。
俺は、次からは大人しくしてくれると信じてアパートへと戻った。
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