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第三章 未知なる世界へ
第71話 若ければ惚れてたよ
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セーフティーエリアに到着して直ぐに身体を温めるんだけど、普通に美女2人が一糸纏わずに抱き着いてくる。俺はこのご褒美タイムを堪能させてもらった。
身体が温まったところで夕食を食べながら、カニからドロップした大きな魔石を鑑定する事にしたので、俺は鑑定メガネをかけた。
【魔物の卵】所有者が愛情を注いで卵をかえすと、魔物を従える事で召喚出来るようになる。
「これは魔物の卵といって、卵をかえす事で魔物を従えて召喚出来るようになるみたいだよ」
「召喚魔法や魔物使いとは違うって事なのね?」
「召喚魔法を使えない者でも召喚出来るアイテムかな?」
「それなら、ウォードが使うべきね。戦闘では指揮を取るんだから、ウォードに従う魔物じゃないと動作が遅れるもん」
「ハリエットの言う通りね」
2人は戦闘での指揮を俺が取るので、卵をかえすのは俺が適任だと言った。言われてみればその通りなので2人の言葉に甘える事にした。
「うん、判ったよ!2人の言葉通りたと僕も思うから、責任を持って卵をかえすね」
「「頑張ってね♪」」
カニからドロップした卵だから、生まれてくるのはカニの魔物なのかな?あんな大きさだと使い方が難しそうだと思ったけど、生まれる前からと考えても仕方ないので、今は卵をかえす事に集中する。
そろそろ明日に備えて就寝するので、明日の予定を簡単に説明しておいた。
「明日も基本的にはカニを探すので、岩場を中心に探索をするね」
「「OK!」」
こうして初日を終えて、その後の3日間を下層の岩場でカニの探索をした。しっかりとカニのデータを収集をする事が出来たので、ルクンナ洞では思い残す事なくやりきれた。
「お疲れ様~!2人のおかげで完璧なデータを取れたよ。本当にありがとう」
「ウォードもお疲れ様!さぁ、早く帰ってお風呂に浸かりたい~」
「明後日には馬車移動だからね。明日はノンビリと過ごそうか~」
「「賛成~♪」」
ルクンナ洞から戻って、ハンター協会出張所で魔石の買取りをしてもらう。その時に今回が最後のダンジョン攻略で、明後日にはルクンナ村を去る事をサチに伝えた。
「そうかい、あんた達が居なくなると寂しくなるよ」
「次はデルポト市行くんですが、その時にルクンナ洞の攻略地図と、魔物の攻略データを販売するので、ダンジョン攻略で人が訪れるかも知らませんよ!」
「あんた、そんな事を!攻略情報はハンターの命なんだよ?」
「そうです。知ればルクンナ洞で命を落とす人が減るし、活動する人が増えればルクンナ村に活気が出るでしょ(笑)」
「あんた……子供なのにそこまで……いい男だね。若ければ惚れてたよ♪」
俺の言葉を聞いたサチは、目に涙を浮かべながら話し掛けてくれた。
「サチさん、惚れちゃダメよ!」
「ははっ、嬢ちゃんが居るもんねぇ(笑)」
最後は笑いながら出張所を後にして、部屋へと戻って待望の風呂に浸かった。
身体が温まったところで夕食を食べながら、カニからドロップした大きな魔石を鑑定する事にしたので、俺は鑑定メガネをかけた。
【魔物の卵】所有者が愛情を注いで卵をかえすと、魔物を従える事で召喚出来るようになる。
「これは魔物の卵といって、卵をかえす事で魔物を従えて召喚出来るようになるみたいだよ」
「召喚魔法や魔物使いとは違うって事なのね?」
「召喚魔法を使えない者でも召喚出来るアイテムかな?」
「それなら、ウォードが使うべきね。戦闘では指揮を取るんだから、ウォードに従う魔物じゃないと動作が遅れるもん」
「ハリエットの言う通りね」
2人は戦闘での指揮を俺が取るので、卵をかえすのは俺が適任だと言った。言われてみればその通りなので2人の言葉に甘える事にした。
「うん、判ったよ!2人の言葉通りたと僕も思うから、責任を持って卵をかえすね」
「「頑張ってね♪」」
カニからドロップした卵だから、生まれてくるのはカニの魔物なのかな?あんな大きさだと使い方が難しそうだと思ったけど、生まれる前からと考えても仕方ないので、今は卵をかえす事に集中する。
そろそろ明日に備えて就寝するので、明日の予定を簡単に説明しておいた。
「明日も基本的にはカニを探すので、岩場を中心に探索をするね」
「「OK!」」
こうして初日を終えて、その後の3日間を下層の岩場でカニの探索をした。しっかりとカニのデータを収集をする事が出来たので、ルクンナ洞では思い残す事なくやりきれた。
「お疲れ様~!2人のおかげで完璧なデータを取れたよ。本当にありがとう」
「ウォードもお疲れ様!さぁ、早く帰ってお風呂に浸かりたい~」
「明後日には馬車移動だからね。明日はノンビリと過ごそうか~」
「「賛成~♪」」
ルクンナ洞から戻って、ハンター協会出張所で魔石の買取りをしてもらう。その時に今回が最後のダンジョン攻略で、明後日にはルクンナ村を去る事をサチに伝えた。
「そうかい、あんた達が居なくなると寂しくなるよ」
「次はデルポト市行くんですが、その時にルクンナ洞の攻略地図と、魔物の攻略データを販売するので、ダンジョン攻略で人が訪れるかも知らませんよ!」
「あんた、そんな事を!攻略情報はハンターの命なんだよ?」
「そうです。知ればルクンナ洞で命を落とす人が減るし、活動する人が増えればルクンナ村に活気が出るでしょ(笑)」
「あんた……子供なのにそこまで……いい男だね。若ければ惚れてたよ♪」
俺の言葉を聞いたサチは、目に涙を浮かべながら話し掛けてくれた。
「サチさん、惚れちゃダメよ!」
「ははっ、嬢ちゃんが居るもんねぇ(笑)」
最後は笑いながら出張所を後にして、部屋へと戻って待望の風呂に浸かった。
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