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第三章 未知なる世界へ
第61話 ハリエットの申し出
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パミュルから告白を受けるというサプライズから、夜が明けて俺は目を覚ました。
『じゅわ~』
キッチンから朝食を作る音が聞こえてくる。ハリエットさんが用意してるのかと思って、何か手伝おうとベッドから起き上がると、ハリエットさんはまだ夢の中だった。俺はふと耳を手で触れるとピアス頑張って無い事に気づいた。母さんが、いやパミュルが朝食を作ってるんだと判り、直ぐにキッチンへ向かった。
「あっ、ウォードおはよう♪手伝ってもらってもいい?」
「うん、何をすればいいの?」
「パンをスライスしてくれる?焼きあげたら上に乗せるからチーズも添えてね」
「うん」
俺は『ササッ』とパンをスライスしてチーズを添えると、見計らったように焼きあげたベーコンをパンの上へ乗せる。後は煮込んでいたスープを皿に盛ると朝食が完成した。
「ハリエットを起こしてきてくれる?」
「OK!」
俺は未だに夢の中に居るハリエットさんに声を掛ける。
「ハリエットさん、朝食の用意がデキたので起きてください!」
「うっう~ん、はい、起こして~」
両手を伸ばして起こせと言ってる……完全に寝惚けてるな……普段はしっかりしてるのに朝だけはダメなんだよな~
仕方ないので、俺はハリエットさんを背中に手を回して『グイッ』と起こすと、ハリエットはそのまま俺に顔を近づけてキスしてきた。
「ありがとう♪」
「どういたしまして♪朝食を食べましょう。パミュルが作ってくれたんですよ」
「そうなの!それは楽しみね。直ぐに着替えるから待っててね」
ハリエットさんが起きてきたので、3人で朝食をたべながら今日の話をしていると、話の最後にハリエットさんが3人の関係について申し出をした。
「あのね、私達の呼び方に『さん』を付けたり敬語を使うのはやめない?他人行儀な仲じゃないでしょ?」
「私は構わないわよ。この3人は家族だと思ってるもの」
俺は悩んだ。確かに気心知れた仲だから『さん』や敬語は必要ないと言えるけど、本当にそれで良いのかな?という思いもおったからだ。
「ウォードは納得できない?」
「はい、パミュルと言うのに少し抵抗があるのに、ハリエットと呼ぶのは……」
「慣れれば大丈夫だよ。私は名前だけ呼んで欲しいのダメかな?」
ハリエットさんに『ジーッ』と見つめられると断れる訳もなく、降参して認める事にした。
「判りました。ただ、慣れるまでは3人でいる時で勘弁してくださいね」
「うん、ありがとう♪」
「パミュルにハリエット、よろしくね」
「「よろしくね♪」」
食事を済ませると、今日からはダンジョン内で野営をするので、食料や寝袋に防寒着をしっかりと準備してから部屋を出た。
「今日から最長で3泊の予定で下層のマッピングをするね。まだ姿を見てないカニには注意だよ」
「OK!今回のマッピングで地図が出来たらルクンナ村から移動するの?」
「うん、ここにはハンター協会の出張所しかないからさ、ダンジョンの情報は次の町にあるハンター協会で提出するよ」
「OK!マッピング頑張ろうね~」
俺達はルクンナ洞下層の、残りのマッピングを済ませる為にダンジョンへ入って行った。
『じゅわ~』
キッチンから朝食を作る音が聞こえてくる。ハリエットさんが用意してるのかと思って、何か手伝おうとベッドから起き上がると、ハリエットさんはまだ夢の中だった。俺はふと耳を手で触れるとピアス頑張って無い事に気づいた。母さんが、いやパミュルが朝食を作ってるんだと判り、直ぐにキッチンへ向かった。
「あっ、ウォードおはよう♪手伝ってもらってもいい?」
「うん、何をすればいいの?」
「パンをスライスしてくれる?焼きあげたら上に乗せるからチーズも添えてね」
「うん」
俺は『ササッ』とパンをスライスしてチーズを添えると、見計らったように焼きあげたベーコンをパンの上へ乗せる。後は煮込んでいたスープを皿に盛ると朝食が完成した。
「ハリエットを起こしてきてくれる?」
「OK!」
俺は未だに夢の中に居るハリエットさんに声を掛ける。
「ハリエットさん、朝食の用意がデキたので起きてください!」
「うっう~ん、はい、起こして~」
両手を伸ばして起こせと言ってる……完全に寝惚けてるな……普段はしっかりしてるのに朝だけはダメなんだよな~
仕方ないので、俺はハリエットさんを背中に手を回して『グイッ』と起こすと、ハリエットはそのまま俺に顔を近づけてキスしてきた。
「ありがとう♪」
「どういたしまして♪朝食を食べましょう。パミュルが作ってくれたんですよ」
「そうなの!それは楽しみね。直ぐに着替えるから待っててね」
ハリエットさんが起きてきたので、3人で朝食をたべながら今日の話をしていると、話の最後にハリエットさんが3人の関係について申し出をした。
「あのね、私達の呼び方に『さん』を付けたり敬語を使うのはやめない?他人行儀な仲じゃないでしょ?」
「私は構わないわよ。この3人は家族だと思ってるもの」
俺は悩んだ。確かに気心知れた仲だから『さん』や敬語は必要ないと言えるけど、本当にそれで良いのかな?という思いもおったからだ。
「ウォードは納得できない?」
「はい、パミュルと言うのに少し抵抗があるのに、ハリエットと呼ぶのは……」
「慣れれば大丈夫だよ。私は名前だけ呼んで欲しいのダメかな?」
ハリエットさんに『ジーッ』と見つめられると断れる訳もなく、降参して認める事にした。
「判りました。ただ、慣れるまでは3人でいる時で勘弁してくださいね」
「うん、ありがとう♪」
「パミュルにハリエット、よろしくね」
「「よろしくね♪」」
食事を済ませると、今日からはダンジョン内で野営をするので、食料や寝袋に防寒着をしっかりと準備してから部屋を出た。
「今日から最長で3泊の予定で下層のマッピングをするね。まだ姿を見てないカニには注意だよ」
「OK!今回のマッピングで地図が出来たらルクンナ村から移動するの?」
「うん、ここにはハンター協会の出張所しかないからさ、ダンジョンの情報は次の町にあるハンター協会で提出するよ」
「OK!マッピング頑張ろうね~」
俺達はルクンナ洞下層の、残りのマッピングを済ませる為にダンジョンへ入って行った。
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