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第六章 国造り編
第10話 バトルを楽しむ
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冒険者協会グローニャ支部で竜門へ入場する手続きをする。手続きといっても、ハンターカードを提示するだけらしいので、列に並んで順番を待つだけ。
待ってる間に周りの声を聞いて、ダンジョンの情報を仕入れようと思ったので、〚万能感知〛を使って聞き耳を立ててみて、手に入れた情報はこんな感じのものだった。
・手続きを終えて入場すると、転移の石を踏んでから魔力を流すとランダムで転移するみたい。1階層だけで深い階層に転移する事はない。
・竜門は未踏のダンジョンで、最下層が何階なのかは判らない。判ってるのは21階層までである。
・現れる魔物は竜族の系統に属する魔物しか現れない。岩蜥蜴も系統を遡れば竜族につながるらしい。
私が仕入れた情報をアニエラ達に伝えていると、私達の順番が回ってきたので手続きをしてもらう。
「パーティーリーダーの方はメンバーのカードをまとめて提出してください」
エリカにリーダーを務めてもらって、対応を任せるので私達のカードを渡す。
「4人で入場するよ。これがあたい達のカードだから手続きを頼むよ」
「かしこまりました。常に4人で活動されてるのなら、パーティー登録はされませんか?」
「特にメリットがないから登録はしないよ。クランを設立する時がくれば頼むけどね」
「かしこまりました。カードを確認しましたので竜門へお入りください」
手続きが終わったので、私達は先へ進んでいって、転移の石を4人で踏んで魔力を流すと、足下が『フワッ』と浮遊感に襲われると一瞬で違う場所へ移動した。
『サァーッ!』
足元が少し滑りやすい石畳で出来た通路に転移すると、軽く足が滑って転びそうになった。
「っと……ここが1階層だね。思いっきり楽しもうか!」
「「OK!」」
私達は1階層の攻略を開始する。
パーティーの中に前衛職が居ないので、〚万能感知〛を使える私が先頭に立って移動してると、早速魔物の気配を感じた。
「前方50mに魔物が3体居るよ。この感じだと蜥蜴かな?最初の獲物だから私が殺っちゃうよ!」
「最初だから仕方ないね。ハルカに譲るよ」
「Thank you!行ってくるね!」
アニエラが少し残念そうに言ったけど、譲ってくれたので遠慮なく突っ込んでいくと、エリカがツッコミを入れてきた!
「えっ、待たずに行くんかい!」
「行ってしまいましたね……」
私は相手を確認もせずに突っ込んで行くと、3体の魔物を視界に捉える。向こうも私に気付いたようで、大きな口を開けて水弾を飛ばしてきた。
『ピシュン!』
「甘いよ。〚反転〛!」
『ピシュッ!』
「ボハッ……」
私は〚空間魔法〛で水弾を空間に取り入れて、そのまま反転させて頭を撃ち抜いた。
(これこれ~!やっぱバトルは最高だね!)
待ってる間に周りの声を聞いて、ダンジョンの情報を仕入れようと思ったので、〚万能感知〛を使って聞き耳を立ててみて、手に入れた情報はこんな感じのものだった。
・手続きを終えて入場すると、転移の石を踏んでから魔力を流すとランダムで転移するみたい。1階層だけで深い階層に転移する事はない。
・竜門は未踏のダンジョンで、最下層が何階なのかは判らない。判ってるのは21階層までである。
・現れる魔物は竜族の系統に属する魔物しか現れない。岩蜥蜴も系統を遡れば竜族につながるらしい。
私が仕入れた情報をアニエラ達に伝えていると、私達の順番が回ってきたので手続きをしてもらう。
「パーティーリーダーの方はメンバーのカードをまとめて提出してください」
エリカにリーダーを務めてもらって、対応を任せるので私達のカードを渡す。
「4人で入場するよ。これがあたい達のカードだから手続きを頼むよ」
「かしこまりました。常に4人で活動されてるのなら、パーティー登録はされませんか?」
「特にメリットがないから登録はしないよ。クランを設立する時がくれば頼むけどね」
「かしこまりました。カードを確認しましたので竜門へお入りください」
手続きが終わったので、私達は先へ進んでいって、転移の石を4人で踏んで魔力を流すと、足下が『フワッ』と浮遊感に襲われると一瞬で違う場所へ移動した。
『サァーッ!』
足元が少し滑りやすい石畳で出来た通路に転移すると、軽く足が滑って転びそうになった。
「っと……ここが1階層だね。思いっきり楽しもうか!」
「「OK!」」
私達は1階層の攻略を開始する。
パーティーの中に前衛職が居ないので、〚万能感知〛を使える私が先頭に立って移動してると、早速魔物の気配を感じた。
「前方50mに魔物が3体居るよ。この感じだと蜥蜴かな?最初の獲物だから私が殺っちゃうよ!」
「最初だから仕方ないね。ハルカに譲るよ」
「Thank you!行ってくるね!」
アニエラが少し残念そうに言ったけど、譲ってくれたので遠慮なく突っ込んでいくと、エリカがツッコミを入れてきた!
「えっ、待たずに行くんかい!」
「行ってしまいましたね……」
私は相手を確認もせずに突っ込んで行くと、3体の魔物を視界に捉える。向こうも私に気付いたようで、大きな口を開けて水弾を飛ばしてきた。
『ピシュン!』
「甘いよ。〚反転〛!」
『ピシュッ!』
「ボハッ……」
私は〚空間魔法〛で水弾を空間に取り入れて、そのまま反転させて頭を撃ち抜いた。
(これこれ~!やっぱバトルは最高だね!)
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