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第四章 スライムヴァンピール編

第70話 ルカ奪還

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 私は馬装車の上で、鳥の姿から小さな虫へと姿を変えて、ロックの後をつけて部屋への侵入する準備をする。

 武装車が高級宿に止まると、ニヤけたロックはルカさんの手を引きながら下車する。このまま部屋へ向かえばどうなるのか判ってるいる。必死に抵抗するものの、A級ハンターが相手ではなす術なく部屋へと連れて行かれるのだった。

「その抵抗する姿も堪らないな♪これから快楽に溺れていく様を楽しめるからね(笑)」
「ひっ、それなら舌を噛み切ります!」
「ほぅ、戦場で戦った魔族の女を斬った後に、なかなかの容姿をしていたものだから、死んでいくなかを犯したがあれは興奮したよ。あの感覚を味あわせてくれるかい?」
「貴方は人なのですか!」
「騎士爵はね人ではなくの国の最高戦力だから、人の姿をした化物と思ってくれ」
「……」

 言葉を失ったルカさん、絶望する様を見て更に興奮したロックは、突然ルカさんを抱きあげて部屋へと急いだ。本来ズボンに隠れてる筈の性欲の塊は、馬装車内で見せる時にジッパーを降ろしていた為に、『ギンギン』になったモノが露になっていた。

「ドアを開けろ!」
『ガチャ』
「声を掛けるまでは誰も入れるなよ!」
「かしこまりました」

 ロックはルカさんを抱きあげたまま部屋に入ると、乱暴にベッドへと放り投げる。

『バフゥン』
「キャッ!」

 そして、ルカさんに近付いて服を剥ぎ取って、ルカさんは生まれたままの姿となった。

「やっ、やだ、やめてぇ~!」
「はっ、はぁ、はあっ、いいぞ!その表情だよ。俺を楽しませてくれよ!」

 手で肌を隠すルカさんを見て、ロックは歓喜の声をあげながら上着を脱ぎ捨て、ズボンを降ろして全裸になると、ゆっくりとルカさんの元へ歩み寄る。絶望するルカさんは『ブルブル』と震えながら頬から涙が流れる……

 ロックがルカさんに触れようとした瞬間。
 私は元の姿に変化して剣を握って、背後からロックの胸元を剣で貫いた!と思ったが……瞬時に躱されてロックの手刀が私の腹部を貫いた。

「あっ……がはっ……」
「危なかったが、私には未来視フューチャーがあるだよ!残念だったな(笑)」
「あっ、ハルカさん!嫌ぁあああ~」

 私がロックの手刀により、腹部を貫かれる瞬間を見たルカさんが大声で叫ぶと、余裕の表情を見せながら貫いた手刀ごと私を引き寄せたその時を、私は見逃さずに〘変幻自在〙で容姿を槍に変えてから、ロックの左胸へ突き刺した。

「ごふっ……馬鹿な……」
「あはっ……流石は最高戦力者様だね。でもさ~、その油断は命取りだったね(笑)」
「貴様……何者だ……」
「死んでいく者に教える意味が無いでしょ!」

 その言葉を言った後に、〘変幻自在〙で身体を針山にしてロックの身体中を針で突き刺し絶命させた。

[ロック]〘未来視フューチャー〙〘一刀両断〙〘槍聖〙〘身体硬化術〙

並列思考セレブロ、〘未来視フューチャー〙を奪ってね。アニーには伝えた?』
『僕も同じ意見だ。〘未来フューチャー〙を強奪したよ。勿論、伝えたよ』
『ありがとう』

 私は元の姿に戻ってから、化物だと思われて避けられるかも知れないけど、ルカさんの元に着替えを用意して歩み寄ったの。

➖・➖・新たなスキル・➖・➖
未来視フューチャー〙スキル発動させると3秒先に自分に起こる事が判る能力。
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