75 / 336
第三章 スライムウィザード編
第29話 最後の将軍探し
しおりを挟む
川沿いの将軍級を簡単に倒せたので、翌日から最後の1体を探して沈黙の森の中心部を探索し始めたが、なかなか居所を知るゴブリンに出会えなかった。中心部を隅々まで調べ尽くしたが全く見つからない…
「もしかして…将軍級は2体しか居なかったのかな?」
アニエラは全く見つからないので、『居ない』可能性を指摘したの。並列思考はいつも通り冷静に答えた。
『その結論はまだ早いよ。必ず中央部に居るとは限らないのと、沈黙の森の全てを探索してないからね。外周も含めて全てを探索してみよう。』
「並列思考の言う通りに全部探索して、それでも見つからないなら諦めて、エルピス山脈を超え行くって事にするよ!」
「OK!」
広大な沈黙の森を隅々まで探索する事にした。
そこからは、移動してはゴブリンを誘き寄せて捕縛を繰り返し、森に住むゴブリン達を絶滅させるような勢いで討伐した。
ここまま見つける事なく沈黙の森を去るのかと思っていたら、外周近くでは遭遇する事が滅多に無い騎士級が居たので、最後のチャンスと思って捕縛した。
ここからは【女王アニエラ】に尋問を任せて全てを吐かせたの(笑)
「ほら、続けて欲しいなら教えなさい!」
ドロドロした液体まみれになった物を、中指で思い切り弾いた!
『パチンッ!』
「痛ぅ…」
『パチンッ!』
「痛ぅ…あっ、いい!」
『パッチンッ!』
「ど、洞窟があるぅ…」
洞窟があると言い始めるとアニエラは弾くの止めて、優しく握って上下に動かしながら耳元で囁く。
「さぁ、あと少しよ?全部言いなさい♪」
「あっ…あっの方向に、洞窟があっる。そこの最奥に将軍級は居ますぅ…」
その後も洞窟内部を詳しく聞いたの。
洞窟へ入ると左右の別れ道があって、右は行き止まりなので左へ進むの。次に上下の別れ道があって、上は奥まで戦士級達の住処なので下へ進むの。下の最奥に将軍級が居るけど、手前に騎士級の住処があるから倒さないと辿り着く事は出来ないと言う事、こんな感じだった。
全てを聞き出すと、アニエラは握っていた物を握り潰した…(汗)
「あっぎゃあああ~!」
熱り勃つ物を握り潰され絶叫する騎士級に『うるさい!』と言い放った瞬間に首を刎ねた。
そして何も無かったかのようにこちらを向いて、いつもの明るい笑顔で話し掛けてきた。
「ハルカ、あっちの洞窟だって!」
「う、うん…聞いてたよ(汗)」
アニエラのお陰で最後の将軍級の居場所が判ったの。この先もアニエラの尋問にはお世話になりそうね♪
「もしかして…将軍級は2体しか居なかったのかな?」
アニエラは全く見つからないので、『居ない』可能性を指摘したの。並列思考はいつも通り冷静に答えた。
『その結論はまだ早いよ。必ず中央部に居るとは限らないのと、沈黙の森の全てを探索してないからね。外周も含めて全てを探索してみよう。』
「並列思考の言う通りに全部探索して、それでも見つからないなら諦めて、エルピス山脈を超え行くって事にするよ!」
「OK!」
広大な沈黙の森を隅々まで探索する事にした。
そこからは、移動してはゴブリンを誘き寄せて捕縛を繰り返し、森に住むゴブリン達を絶滅させるような勢いで討伐した。
ここまま見つける事なく沈黙の森を去るのかと思っていたら、外周近くでは遭遇する事が滅多に無い騎士級が居たので、最後のチャンスと思って捕縛した。
ここからは【女王アニエラ】に尋問を任せて全てを吐かせたの(笑)
「ほら、続けて欲しいなら教えなさい!」
ドロドロした液体まみれになった物を、中指で思い切り弾いた!
『パチンッ!』
「痛ぅ…」
『パチンッ!』
「痛ぅ…あっ、いい!」
『パッチンッ!』
「ど、洞窟があるぅ…」
洞窟があると言い始めるとアニエラは弾くの止めて、優しく握って上下に動かしながら耳元で囁く。
「さぁ、あと少しよ?全部言いなさい♪」
「あっ…あっの方向に、洞窟があっる。そこの最奥に将軍級は居ますぅ…」
その後も洞窟内部を詳しく聞いたの。
洞窟へ入ると左右の別れ道があって、右は行き止まりなので左へ進むの。次に上下の別れ道があって、上は奥まで戦士級達の住処なので下へ進むの。下の最奥に将軍級が居るけど、手前に騎士級の住処があるから倒さないと辿り着く事は出来ないと言う事、こんな感じだった。
全てを聞き出すと、アニエラは握っていた物を握り潰した…(汗)
「あっぎゃあああ~!」
熱り勃つ物を握り潰され絶叫する騎士級に『うるさい!』と言い放った瞬間に首を刎ねた。
そして何も無かったかのようにこちらを向いて、いつもの明るい笑顔で話し掛けてきた。
「ハルカ、あっちの洞窟だって!」
「う、うん…聞いてたよ(汗)」
アニエラのお陰で最後の将軍級の居場所が判ったの。この先もアニエラの尋問にはお世話になりそうね♪
0
お気に入りに追加
205
あなたにおすすめの小説
【本編完結】異世界再建に召喚されたはずなのにいつのまにか溺愛ルートに入りそうです⁉︎
sutera
恋愛
仕事に疲れたボロボロアラサーOLの悠里。
遠くへ行きたい…ふと、現実逃避を口にしてみたら
自分の世界を建て直す人間を探していたという女神に
スカウトされて異世界召喚に応じる。
その結果、なぜか10歳の少女姿にされた上に
第二王子や護衛騎士、魔導士団長など周囲の人達に
かまい倒されながら癒し子任務をする話。
時々ほんのり色っぽい要素が入るのを目指してます。
初投稿、ゆるふわファンタジー設定で気のむくまま更新。
2023年8月、本編完結しました!以降はゆるゆると番外編を更新していきますのでよろしくお願いします。
グーダラ王子の勘違い救国記~好き勝手にやっていたら世界を救っていたそうです~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
ある日、ティルナグ王国の自堕落王子として有名なエルクは国王である父から辺境へ追放を言い渡される。
その後、準備もせずに木の上で昼寝をしていると、あやまって木から落ちてしまう。
そして目を覚ますと……前世の記憶を蘇らせていた。
これは自堕落に過ごしていた第二王子が、記憶を甦らせたことによって、様々な勘違いをされていく物語である。
その勘違いは種族間の蟠りを消していき、人々を幸せにしていくのだった。
黄昏の花は吸血鬼に愛される
シアノ
キャラ文芸
虐げられた少女が愛され、幸せになっていく和風幻想婚姻譚。
幻羽族という幻の羽を出せる異能を持つ貴族階級の家庭に生まれた神楽夕花。しかし羽が出せなかったため、父や後妻、腹違いの妹から「羽なし」と蔑まれ、使用人以下の扱いで虐げられていた。
そんな辛い生活でも夕花は腐ることなく健気に働いていたが、その給金すら家族や信じた人から搾取されている日々。
そんなある日、夕花に恐ろしい吸血鬼との縁談が持ち上がった。
吸血鬼は幻羽族の娘の血を全て吸い殺してしまうと言われ、恐れられている。
大切にしていたわずかなものの全てを失うことになり、絶望していた夕花だが、相手の吸血鬼は数日前に偶然助けた見目麗しい青年、月森白夜だった。
白夜は夕花を助けにきたのだと手を差し伸べ、美しい花嫁衣装を着せて連れ去った。
その日から夕花の運命は一変した。
夕花に待っていたのは今までと真逆の幸せな生活。
夕花は秘密の多い白夜に惹かれ、すれ違いながらも少しずつ愛を育んでいく。
しかし水面下では、とある陰謀が蠢いていて、夕花は知らず知らずのうちに巻き込まれていくのだった──
不遇ゆえに自己肯定感が低い少女と、異能の力と謎を持つ吸血鬼のお話。
大正風っぽい別の世界のファンタジーです。
最後まで書き終わっているため、完結保証&ハッピーエンド保証です。
欠損奴隷を治して高値で売りつけよう!破滅フラグしかない悪役奴隷商人は、死にたくないので回復魔法を修行します
月ノ@最強付与術師の成長革命/発売中
ファンタジー
主人公が転生したのは、ゲームに出てくる噛ませ犬の悪役奴隷商人だった!このままだと破滅フラグしかないから、奴隷に反乱されて八つ裂きにされてしまう!
そうだ!子供の今から回復魔法を練習して極めておけば、自分がやられたとき自分で治せるのでは?しかも奴隷にも媚びを売れるから一石二鳥だね!
なんか自分が助かるために奴隷治してるだけで感謝されるんだけどなんで!?
欠損奴隷を安く買って高値で売りつけてたらむしろ感謝されるんだけどどういうことなんだろうか!?
え!?主人公は光の勇者!?あ、俺が先に治癒魔法で回復しておきました!いや、スマン。
※この作品は現実の奴隷制を肯定する意図はありません
なろう日間週間月間1位
カクヨムブクマ14000
カクヨム週間3位
他サイトにも掲載
種族統合 ~宝玉編~
カタナヅキ
ファンタジー
僅か5歳の若さで「用済み」という理不尽な理由で殺された子供の「霧崎 雛」次に目覚めるとそこは自分の知る世界とは異なる「世界」であり、おおきく戸惑う。まるでRPGを想像させる様々な種族が入り乱れた世界観であり、同時に種族間の対立が非常に激しかった。
人間(ヒューマン)、森人族(エルフ)、獸人族(ビースト)、巨人族(ジャイアント)、人魚族(マーメイド)、そしてかつては世界征服を成し遂げた魔族(デーモン)。
これは現実世界の記憶が持つ「雛」がハーフエルフの「レノ」として生きて行き、様々な種族との交流を深めていく物語である。
冒険がしたい創造スキル持ちの転生者
Gai
ファンタジー
死因がわからないまま神様に異世界に転生させられた久我蒼谷。
転生した世界はファンタジー好きの者なら心が躍る剣や魔法、冒険者ギルドにドラゴンが存在する世界。
そんな世界を転生した主人公が存分に楽しんでいく物語です。
祝書籍化!!
今月の下旬にアルファポリス文庫さんから冒険がしたい創造スキル持ちの転生者が単行本になって発売されました!
本日家に実物が届きましたが・・・本当に嬉しくて涙が出そうになりました。
ゼルートやゲイル達をみことあけみ様が書いてくれました!!
是非彼らの活躍を読んで頂けると幸いです。
公国の後継者として有望視されていたが無能者と烙印を押され、追放されたが、とんでもない隠れスキルで成り上がっていく。公国に戻る?いやだね!
秋田ノ介
ファンタジー
主人公のロスティは公国家の次男として生まれ、品行方正、学問や剣術が優秀で、非の打ち所がなく、後継者となることを有望視されていた。
『スキル無し』……それによりロスティは無能者としての烙印を押され、後継者どころか公国から追放されることとなった。ロスティはなんとかなけなしの金でスキルを買うのだが、ゴミスキルと呼ばれるものだった。何の役にも立たないスキルだったが、ロスティのとんでもない隠れスキルでゴミスキルが成長し、レアスキル級に大化けしてしまう。
ロスティは次々とスキルを替えては成長させ、より凄いスキルを手にしていき、徐々に成り上がっていく。一方、ロスティを追放した公国は衰退を始めた。成り上がったロスティを呼び戻そうとするが……絶対にお断りだ!!!!
小説家になろうにも掲載しています。
王家の影一族に転生した僕にはどうやら才能があるらしい。
薄明 喰
BL
アーバスノイヤー公爵家の次男として生誕した僕、ルナイス・アーバスノイヤーは日本という異世界で生きていた記憶を持って生まれてきた。
アーバスノイヤー公爵家は表向きは代々王家に仕える近衛騎士として名を挙げている一族であるが、実は陰で王家に牙を向ける者達の処分や面倒ごとを片付ける暗躍一族なのだ。
そんな公爵家に生まれた僕も将来は家業を熟さないといけないのだけど…前世でなんの才もなくぼんやりと生きてきた僕には無理ですよ!!
え?
僕には暗躍一族としての才能に恵まれている!?
※すべてフィクションであり実在する物、人、言語とは異なることをご了承ください。
色んな国の言葉をMIXさせています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる