61 / 336
第三章 スライムウィザード編
第16話 混沌の山脈
しおりを挟む
龍が現れた事で、アニエラを連れて下層へと移動して拠点を作った。
場所は岩場で、アニエラが通れる程度の隙間を土魔法で作り、オーガやオークの侵入が出来ないようにしたの。その奥には2人なら十分なスペースを確保して出来上がり♪
「ハルカの魔法は本当に凄いね!私にはそんなイメージが湧かないもん(笑)」
「私のしてる事を見続ければ、アニーもそのうちイメージの感覚が判るよ♪」
「拠点は出来たけど、これから魔物討伐に行くの?」
「食糧はたくさんあるからね、今日はイメージの練習しちゃおうか?」
「うん♪」
拠点を確保出来たので、アニエラの魔法イメージの練習をする事にした。周りが岩場なので土魔法を練習する素材には困らないので、夜になるまで2人で練習を続けると、突然地響きが起こったの。
「ハルカ!」
驚いたアニエラが私に近寄る。私は守るようにスライムの体でアニエラを包み込んだ。地響きはその後も続いて30分程度で収まったの。
「もう大丈夫かな?何があったんだろう?」
『恐らくだけど、龍が餌を求めて山脈を飛び回ってたんだと思う。飛竜辺りを捕食したんじゃないかな?』
「そっか…龍って動くだけでもこれだけの地響きがするんだね(汗)」
龍がエルピス山脈に現れた、それだけでこれ程の影響がでるなんて…最強へ少しは近付いたと思ったけど、頂点にはこんな化け物が居るんだね、認識が甘かったかな?
そして翌日、拠点から外に出ると愕然した。昨日までの景色が一変して、青々としてた木々は焼き払われてしまって、とても生活が出来るとは思えない状況になってたの…
「これって…龍の仕業なの?」
ポツリとアニエラが呟いた。
「そうみたい…下層でもこんな状態だと、上の方はもっと混沌としてそうだね(汗)」
『ハルカ、沈黙の森へ戻ろう。ここは危険過ぎるよ…』
「アニー、山脈から沈黙の森へ向かうね。」
「うん、ここは危な過ぎるよね…」
こうして混沌化したエルピス山脈を去って、沈黙の森へと向かう事になったの…
場所は岩場で、アニエラが通れる程度の隙間を土魔法で作り、オーガやオークの侵入が出来ないようにしたの。その奥には2人なら十分なスペースを確保して出来上がり♪
「ハルカの魔法は本当に凄いね!私にはそんなイメージが湧かないもん(笑)」
「私のしてる事を見続ければ、アニーもそのうちイメージの感覚が判るよ♪」
「拠点は出来たけど、これから魔物討伐に行くの?」
「食糧はたくさんあるからね、今日はイメージの練習しちゃおうか?」
「うん♪」
拠点を確保出来たので、アニエラの魔法イメージの練習をする事にした。周りが岩場なので土魔法を練習する素材には困らないので、夜になるまで2人で練習を続けると、突然地響きが起こったの。
「ハルカ!」
驚いたアニエラが私に近寄る。私は守るようにスライムの体でアニエラを包み込んだ。地響きはその後も続いて30分程度で収まったの。
「もう大丈夫かな?何があったんだろう?」
『恐らくだけど、龍が餌を求めて山脈を飛び回ってたんだと思う。飛竜辺りを捕食したんじゃないかな?』
「そっか…龍って動くだけでもこれだけの地響きがするんだね(汗)」
龍がエルピス山脈に現れた、それだけでこれ程の影響がでるなんて…最強へ少しは近付いたと思ったけど、頂点にはこんな化け物が居るんだね、認識が甘かったかな?
そして翌日、拠点から外に出ると愕然した。昨日までの景色が一変して、青々としてた木々は焼き払われてしまって、とても生活が出来るとは思えない状況になってたの…
「これって…龍の仕業なの?」
ポツリとアニエラが呟いた。
「そうみたい…下層でもこんな状態だと、上の方はもっと混沌としてそうだね(汗)」
『ハルカ、沈黙の森へ戻ろう。ここは危険過ぎるよ…』
「アニー、山脈から沈黙の森へ向かうね。」
「うん、ここは危な過ぎるよね…」
こうして混沌化したエルピス山脈を去って、沈黙の森へと向かう事になったの…
0
お気に入りに追加
205
あなたにおすすめの小説
【全話挿絵】発情✕転生 〜何あれ……誘ってるのかしら?〜
墨笑
ファンタジー
『エロ×ギャグ×バトル+雑学』をテーマにした異世界ファンタジー小説です。
主人公はごく普通(?)の『むっつりすけべ』な女の子。
異世界転生に伴って召喚士としての才能を強化されたまでは良かったのですが、なぜか発情体質まで付与されていて……?
召喚士として様々な依頼をこなしながら、無駄にドキドキムラムラハァハァしてしまう日々を描きます。
明るく、楽しく読んでいただけることを目指して書きました。
分析スキルで美少女たちの恥ずかしい秘密が見えちゃう異世界生活
SenY
ファンタジー
"分析"スキルを持って異世界に転生した主人公は、相手の力量を正確に見極めて勝てる相手にだけ確実に勝つスタイルで短期間に一財を為すことに成功する。
クエスト報酬で豪邸を手に入れたはいいものの一人で暮らすには広すぎると悩んでいた主人公。そんな彼が友人の勧めで奴隷市場を訪れ、記憶喪失の美少女奴隷ルナを購入したことから、物語は動き始める。
これまで危ない敵から逃げたり弱そうな敵をボコるのにばかり"分析"を活用していた主人公が、そのスキルを美少女の恥ずかしい秘密を覗くことにも使い始めるちょっとエッチなハーレム系ラブコメ。
漫画の寝取り竿役に転生して真面目に生きようとしたのに、なぜかエッチな巨乳ヒロインがぐいぐい攻めてくるんだけど?
みずがめ
恋愛
目が覚めたら読んだことのあるエロ漫画の最低寝取り野郎になっていた。
なんでよりによってこんな悪役に転生してしまったんだ。最初はそう落ち込んだが、よく考えれば若いチートボディを手に入れて学生時代をやり直せる。
身体の持ち主が悪人なら意識を乗っ取ったことに心を痛める必要はない。俺がヒロインを寝取りさえしなければ、主人公は精神崩壊することなくハッピーエンドを迎えるだろう。
一時の快楽に身を委ねて他人の人生を狂わせるだなんて、そんな責任を負いたくはない。ここが現実である以上、NTRする気にはなれなかった。メインヒロインとは適切な距離を保っていこう。俺自身がお天道様の下で青春を送るために、そう固く決意した。
……なのになぜ、俺はヒロインに誘惑されているんだ?
※他サイトでも掲載しています。
※表紙や作中イラストは、AIイラストレーターのおしつじさん(https://twitter.com/your_shitsuji)に外注契約を通して作成していただきました。おしつじさんのAIイラストはすべて商用利用が認められたものを使用しており、また「小説活動に関する利用許諾」を許可していただいています。
激レア種族に転生してみた(笑)
小桃
ファンタジー
平凡な女子高生【下御陵 美里】が異世界へ転生する事になった。
せっかく転生するなら勇者?聖女?大賢者?いやいや職種よりも激レア種族を選んでみたいよね!楽しい異世界転生ライフを楽しむぞ〜
【異世界転生 幼女編】
異世界転生を果たしたアリス.フェリシア 。
「えっと…転生先は森!?」
女神のうっかりミスで、家とか家族的な者に囲まれて裕福な生活を送るなんていうテンプレート的な物なんか全く無かった……
生まれたばかり身一つで森に放置……アリスはそんな過酷な状況で転生生活を開始する事になったのだった……アリスは無事に生き残れるのか?
18禁NTR鬱ゲーの裏ボス最強悪役貴族に転生したのでスローライフを楽しんでいたら、ヒロイン達が奴隷としてやって来たので幸せにすることにした
田中又雄
ファンタジー
『異世界少女を歪ませたい』はエロゲー+MMORPGの要素も入った神ゲーであった。
しかし、NTR鬱ゲーであるためENDはいつも目を覆いたくなるものばかりであった。
そんなある日、裏ボスの悪役貴族として転生したわけだが...俺は悪役貴族として動く気はない。
そう思っていたのに、そこに奴隷として現れたのは今作のヒロイン達。
なので、酷い目にあってきた彼女達を精一杯愛し、幸せなトゥルーエンドに導くことに決めた。
あらすじを読んでいただきありがとうございます。
併せて、本作品についてはYouTubeで動画を投稿しております。
より、作品に没入できるようつくっているものですので、よければ見ていただければ幸いです!
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない
亮亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。
不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。
そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。
帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。
そして邂逅する謎の組織。
萌の物語が始まる。
ヒューマンテイム ~人間を奴隷化するスキルを使って、俺は王妃の体を手に入れる~
三浦裕
ファンタジー
【ヒューマンテイム】
人間を洗脳し、意のままに操るスキル。
非常に希少なスキルで、使い手は史上3人程度しか存在しない。
「ヒューマンテイムの力を使えば、俺はどんな人間だって意のままに操れる。あの美しい王妃に、ベッドで腰を振らせる事だって」
禁断のスキル【ヒューマンテイム】の力に目覚めた少年リュートは、その力を立身出世のために悪用する。
商人を操って富を得たり、
領主を操って権力を手にしたり、
貴族の女を操って、次々子を産ませたり。
リュートの最終目標は『王妃の胎に子種を仕込み、自らの子孫を王にする事』
王家に近づくためには、出世を重ねて国の英雄にまで上り詰める必要がある。
邪悪なスキルで王家乗っ取りを目指すリュートの、ダーク成り上がり譚!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる