30 / 336
第二章 スライムヴェノム編
第15話 森狼への挑戦
しおりを挟む
沈黙の森の外周から内側へ行く前に、森狼を倒すと决めた翌朝。
私は森狼に変化して、遠吠えをして呼び寄せる事にしたの。
「ウォーーーン!」
複数の森狼が来た場合は無視して、場所を変えて遠吠えをする予定。安全第一主義なので、行き成り複数相手に戦うなんて事はしないからね!
「ウォン、ウォン!」
暫くすると森狼の鳴き声を感知したの。望み通り単体で近寄って来てるみたいだ。私は隠れずに変化状態で待ち構える事を選択する。まさか同族に魔法攻撃を受けるなんて予想出来ない筈なので、正面から〚風の刃〛で倒すの。この作戦は〚並列思考〛も了承したので問題はないんだよね♪
「ウォン、ウォーン」
私は『ここに居るよ』と呼んで、いつでも〚風の刃〛を発動できる状態で森狼を待つと、呼び声に応じて私の前にやって来たの。
「ウァオン♪」
仲間に会えたのが嬉しい様で、尻尾を振りながらゆっくりと近付いて来る所で、私は魔法を放った。
「騙してごめんね…〚風の刃〛!」
『ザシュッ』森狼の頭は簡単に宙を舞ったの!この魔法があれば隙を突かなくても、正面からでも十分に倒せるんじゃないかと思ったの。
『思われた通りです。これなら外周から内側へ入る事が出来ると思いますが、先ずは複数のゴブリンを相手に出来るかの確認が必要かと思います。』
『そうだよね!私は複数相手の戦闘経験が無いもんね(汗)忠告ありがとうね♪』
〚並列思考〛の忠告通りに、内側へ入る前にやる事はまだあったの。次は複数のゴブリンを相手に戦う為に、森の外周でゴブリンを呼び寄せる事にしたの。
➖➖➖➖豆知識➖➖➖➖
ゴブリン[将軍級]について
[将軍級]は[騎士級]が進化したゴブリンで、編隊を指揮する統率者である。[将軍級]自身の戦闘力も高く、武術と魔術に長けていて戦場で出会いたくない魔物である。
獲得できるスキルに〚統率〛〚槍術〛〚火魔法〛〚剛力〛が新たに加わる。
私は森狼に変化して、遠吠えをして呼び寄せる事にしたの。
「ウォーーーン!」
複数の森狼が来た場合は無視して、場所を変えて遠吠えをする予定。安全第一主義なので、行き成り複数相手に戦うなんて事はしないからね!
「ウォン、ウォン!」
暫くすると森狼の鳴き声を感知したの。望み通り単体で近寄って来てるみたいだ。私は隠れずに変化状態で待ち構える事を選択する。まさか同族に魔法攻撃を受けるなんて予想出来ない筈なので、正面から〚風の刃〛で倒すの。この作戦は〚並列思考〛も了承したので問題はないんだよね♪
「ウォン、ウォーン」
私は『ここに居るよ』と呼んで、いつでも〚風の刃〛を発動できる状態で森狼を待つと、呼び声に応じて私の前にやって来たの。
「ウァオン♪」
仲間に会えたのが嬉しい様で、尻尾を振りながらゆっくりと近付いて来る所で、私は魔法を放った。
「騙してごめんね…〚風の刃〛!」
『ザシュッ』森狼の頭は簡単に宙を舞ったの!この魔法があれば隙を突かなくても、正面からでも十分に倒せるんじゃないかと思ったの。
『思われた通りです。これなら外周から内側へ入る事が出来ると思いますが、先ずは複数のゴブリンを相手に出来るかの確認が必要かと思います。』
『そうだよね!私は複数相手の戦闘経験が無いもんね(汗)忠告ありがとうね♪』
〚並列思考〛の忠告通りに、内側へ入る前にやる事はまだあったの。次は複数のゴブリンを相手に戦う為に、森の外周でゴブリンを呼び寄せる事にしたの。
➖➖➖➖豆知識➖➖➖➖
ゴブリン[将軍級]について
[将軍級]は[騎士級]が進化したゴブリンで、編隊を指揮する統率者である。[将軍級]自身の戦闘力も高く、武術と魔術に長けていて戦場で出会いたくない魔物である。
獲得できるスキルに〚統率〛〚槍術〛〚火魔法〛〚剛力〛が新たに加わる。
21
お気に入りに追加
195
あなたにおすすめの小説
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
月が導く異世界道中extra
あずみ 圭
ファンタジー
月読尊とある女神の手によって癖のある異世界に送られた高校生、深澄真。
真は商売をしながら少しずつ世界を見聞していく。
彼の他に召喚された二人の勇者、竜や亜人、そしてヒューマンと魔族の戦争、次々に真は事件に関わっていく。
これはそんな真と、彼を慕う(基本人外の)者達の異世界道中物語。
こちらは月が導く異世界道中番外編になります。
【全話挿絵】発情✕転生 〜何あれ……誘ってるのかしら?〜【毎日更新】
墨笑
ファンタジー
『エロ×ギャグ×バトル+雑学』をテーマにした異世界ファンタジー小説です。
主人公はごく普通(?)の『むっつりすけべ』な女の子。
異世界転生に伴って召喚士としての才能を強化されたまでは良かったのですが、なぜか発情体質まで付与されていて……?
召喚士として様々な依頼をこなしながら、無駄にドキドキムラムラハァハァしてしまう日々を描きます。
明るく、楽しく読んでいただけることを目指して書きました。
妻がエロくて死にそうです
菅野鵜野
大衆娯楽
うだつの上がらないサラリーマンの士郎。だが、一つだけ自慢がある。
美しい妻、美佐子だ。同じ会社の上司にして、できる女で、日本人離れしたプロポーションを持つ。
こんな素敵な人が自分のようなフツーの男を選んだのには訳がある。
それは……
限度を知らない性欲モンスターを妻に持つ男の日常
天日ノ艦隊 〜こちら大和型戦艦、異世界にて出陣ス!〜
八風ゆず
ファンタジー
時は1950年。
第一次世界大戦にあった「もう一つの可能性」が実現した世界線。1950年4月7日、合同演習をする為航行中、大和型戦艦三隻が同時に左舷に転覆した。
大和型三隻は沈没した……、と思われた。
だが、目覚めた先には我々が居た世界とは違った。
大海原が広がり、見たことのない数多の国が支配者する世界だった。
祖国へ帰るため、大海原が広がる異世界を旅する大和型三隻と別世界の艦船達との異世界戦記。
大和型戦艦、異世界に転移する。
焼飯学生
ファンタジー
第二次世界大戦が起きなかった世界。大日本帝国は仮想敵国を定め、軍事力を中心に強化を行っていた。ある日、大日本帝国海軍は、大和型戦艦四隻による大規模な演習と言う名目で、太平洋沖合にて、演習を行うことに決定。大和、武蔵、信濃、紀伊の四隻は、横須賀海軍基地で補給したのち出港。しかし、移動の途中で濃霧が発生し、レーダーやソナーが使えなくなり、更に信濃と紀伊とは通信が途絶してしまう。孤立した大和と武蔵は濃霧を突き進み、太平洋にはないはずの、未知の島に辿り着いた。
※ この作品は私が書きたいと思い、書き進めている作品です。文章がおかしかったり、不明瞭な点、あるいは不快な思いをさせてしまう可能性がございます。できる限りそのような事態が起こらないよう気をつけていますが、何卒ご了承賜りますよう、お願い申し上げます。
俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない
亮亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。
不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。
そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。
帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。
そして邂逅する謎の組織。
萌の物語が始まる。
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる