27 / 336
第二章 スライムヴェノム編
第12話 森狼
しおりを挟む
魔力操作の練習をしながら狼達が住処から出るのを待っていると、朝になってようやく動き出したの。
狩りにでも行くのかな?住処を離れてくれたので、私は2頭が寝ていた場所の近くにある岩に変化して、狼達が戻るの魔力操作の練習をしながら待ったの。
『マスター、狼が近くに居ないのなら声が漏れても危険は少ないかと、感覚を掴む為に魔力を動かしましょうか?』
『えっと、ゴブリンがやってる来ると困るから遠慮しとくね。』
『そうですか…魔力を動かす時は声をお掛け下さい。』
魔力を動かせなくて残念そうだけど、当然〚並列思考〛の出番は無いのよ(笑)
そして周りが暗くなってきた頃、狼達が住処へ戻ってきた。やはり2頭だけなので番《つがい》なんだろうね。暫くすると毛繕いをしてから丸まって寝始めたの。熟睡するまであと少しの我慢だ…
「クゥ~、クゥ~」
寝息がハッキリと聞こえる。熟睡状態になったと事を確認出来たので、気付かれない様にそーっと尻尾に触れる。
[森狼]〚威圧〛〚臭感知〛
感知系は必須になると思ったので〚臭感知〛を選択する。
『スキル〚臭感知〛を強奪しました。』
もう1頭の[森狼]にも同様に触れてみる。
[森狼]〚威圧〛〚瞬速〛
おっ、〚威圧〛しかないと思ったら〚瞬速〛があるので選択する。
『スキル〚瞬速〛を強奪しました。』
2頭からスキルを奪ったので、後は朝を待って住処から出ていくだけ。スキルを2つも奪えたのは幸運だったね♪
その後は、朝までは魔力操作の練習をして時間を潰して、[森狼]が出ていったのを確認してから住処を後にした。
➖➖➖➖新たなスキル➖➖➖➖
[臭感知]周辺の臭気を嗅ぎ分けて相手の位置を特定する能力。レベルが上がれば感知範囲が広がる、
[瞬速]自身の行動速度が倍になる能力で継続時間は3秒間。レベルが上がれば継続時間が延びる。
狩りにでも行くのかな?住処を離れてくれたので、私は2頭が寝ていた場所の近くにある岩に変化して、狼達が戻るの魔力操作の練習をしながら待ったの。
『マスター、狼が近くに居ないのなら声が漏れても危険は少ないかと、感覚を掴む為に魔力を動かしましょうか?』
『えっと、ゴブリンがやってる来ると困るから遠慮しとくね。』
『そうですか…魔力を動かす時は声をお掛け下さい。』
魔力を動かせなくて残念そうだけど、当然〚並列思考〛の出番は無いのよ(笑)
そして周りが暗くなってきた頃、狼達が住処へ戻ってきた。やはり2頭だけなので番《つがい》なんだろうね。暫くすると毛繕いをしてから丸まって寝始めたの。熟睡するまであと少しの我慢だ…
「クゥ~、クゥ~」
寝息がハッキリと聞こえる。熟睡状態になったと事を確認出来たので、気付かれない様にそーっと尻尾に触れる。
[森狼]〚威圧〛〚臭感知〛
感知系は必須になると思ったので〚臭感知〛を選択する。
『スキル〚臭感知〛を強奪しました。』
もう1頭の[森狼]にも同様に触れてみる。
[森狼]〚威圧〛〚瞬速〛
おっ、〚威圧〛しかないと思ったら〚瞬速〛があるので選択する。
『スキル〚瞬速〛を強奪しました。』
2頭からスキルを奪ったので、後は朝を待って住処から出ていくだけ。スキルを2つも奪えたのは幸運だったね♪
その後は、朝までは魔力操作の練習をして時間を潰して、[森狼]が出ていったのを確認してから住処を後にした。
➖➖➖➖新たなスキル➖➖➖➖
[臭感知]周辺の臭気を嗅ぎ分けて相手の位置を特定する能力。レベルが上がれば感知範囲が広がる、
[瞬速]自身の行動速度が倍になる能力で継続時間は3秒間。レベルが上がれば継続時間が延びる。
38
お気に入りに追加
228
あなたにおすすめの小説

俺のスキルが無だった件
しょうわな人
ファンタジー
会社から帰宅中に若者に親父狩りされていた俺、神城闘史(かみしろとうじ)。
攻撃してきたのを捌いて、逃れようとしていた時に眩しい光に包まれた。
気がつけば、見知らぬ部屋にいた俺と俺を狩ろうとしていた若者五人。
偉そうな爺さんにステータスオープンと言えと言われて素直に従った。
若者五人はどうやら爺さんを満足させたらしい。が、俺のステータスは爺さんからすればゴミカスと同じだったようだ。
いきなり金貨二枚を持たされて放り出された俺。しかし、スキルの真価を知り人助け(何でも屋)をしながら異世界で生活する事になった。
【お知らせ】
カクヨムで掲載、完結済の当作品を、微修正してこちらで再掲載させて貰います。よろしくお願いします。

日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。
うちの冷蔵庫がダンジョンになった
空志戸レミ
ファンタジー
一二三大賞3:コミカライズ賞受賞
ある日の事、突然世界中にモンスターの跋扈するダンジョンが現れたことで人々は戦慄。
そんななかしがないサラリーマンの住むアパートに置かれた古びた2ドア冷蔵庫もまた、なぜかダンジョンと繋がってしまう。部屋の借主である男は酷く困惑しつつもその魔性に惹かれ、このひとりしか知らないダンジョンの攻略に乗り出すのだった…。

これダメなクラス召喚だわ!物を掌握するチートスキルで自由気ままな異世界旅
聖斗煉
ファンタジー
クラス全体で異世界に呼び出された高校生の主人公が魔王軍と戦うように懇願される。しかし、主人公にはしょっぱい能力しか与えられなかった。ところがである。実は能力は騙されて弱いものと思い込まされていた。ダンジョンに閉じ込められて死にかけたときに、本当は物を掌握するスキルだったことを知るーー。


俺しか使えない『アイテムボックス』がバグってる
十本スイ
ファンタジー
俗にいう神様転生とやらを経験することになった主人公――札月沖長。ただしよくあるような最強でチートな能力をもらい、異世界ではしゃぐつもりなど到底なかった沖長は、丈夫な身体と便利なアイテムボックスだけを望んだ。しかしこの二つ、神がどういう解釈をしていたのか、特にアイテムボックスについてはバグっているのではと思うほどの能力を有していた。これはこれで便利に使えばいいかと思っていたが、どうも自分だけが転生者ではなく、一緒に同世界へ転生した者たちがいるようで……。しかもそいつらは自分が主人公で、沖長をイレギュラーだの踏み台だなどと言ってくる。これは異世界ではなく現代ファンタジーの世界に転生することになった男が、その世界の真実を知りながらもマイペースに生きる物語である。

せっかくのクラス転移だけども、俺はポテトチップスでも食べながらクラスメイトの冒険を見守りたいと思います
霖空
ファンタジー
クラス転移に巻き込まれてしまった主人公。
得た能力は悪くない……いや、むしろ、チートじみたものだった。
しかしながら、それ以上のデメリットもあり……。
傍観者にならざるをえない彼が傍観者するお話です。
基本的に、勇者や、影井くんを見守りつつ、ほのぼの?生活していきます。
が、そのうち、彼自身の物語も始まる予定です。

成長率マシマシスキルを選んだら無職判定されて追放されました。~スキルマニアに助けられましたが染まらないようにしたいと思います~
m-kawa
ファンタジー
第5回集英社Web小説大賞、奨励賞受賞。書籍化します。
書籍化に伴い、この作品はアルファポリスから削除予定となりますので、あしからずご承知おきください。
【第七部開始】
召喚魔法陣から逃げようとした主人公は、逃げ遅れたせいで召喚に遅刻してしまう。だが他のクラスメイトと違って任意のスキルを選べるようになっていた。しかし選んだ成長率マシマシスキルは自分の得意なものが現れないスキルだったのか、召喚先の国で無職判定をされて追い出されてしまう。
一方で微妙な職業が出てしまい、肩身の狭い思いをしていたヒロインも追い出される主人公の後を追って飛び出してしまった。
だがしかし、追い出された先は平民が住まう街などではなく、危険な魔物が住まう森の中だった!
突如始まったサバイバルに、成長率マシマシスキルは果たして役に立つのか!
魔物に襲われた主人公の運命やいかに!
※小説家になろう様とカクヨム様にも投稿しています。
※カクヨムにて先行公開中
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる