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第6話 花婿の反発
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「良かったじゃないか、弟よ!二十にもなって婚約者の一人もいないお前を心配していたのだ」
王太子レオンハルトは両手を叩いて祝福した。
「おかしいよこんなの!俺、男だよ!?」
クリストフは顔を真っ赤にして騒いだが、それを遮るようにいつもの言葉が飛んできた、
「よろしいですか?殿下」
ローゼン公爵はクリストフに苦言を呈する際、決まってこの言葉を用いる。クリストフはむっとしてローゼン公爵を睨んだ。
「先日私がご説明した内容は覚えていらっしゃいますか」
「忘れた」
「祝福の花嫁様は、希望する伴侶がいない場合には必ず当代王家の直系の血筋へ嫁ぎます。国として花嫁を守るためです。此度は適切な年齢の未婚の女性がいらっしゃらないため、国として定めた婚姻に関わる法の例外として、殿下にその重要なお役目が任されたのです。先程もお話しいたしましたとおり、王太子殿下のお側へ参るわけにはいきませんから」
「いるじゃん!この人が」
クリストフは不敬も構わず二人目の異母兄を指差した。レオンハルトは舌打ちし、第二王子エアハルトは「やれやれ」とこぼした。
「よろしいですか?殿下」
「よろしくないよ!」
「人を指差してはいけません。それから『この人』ではありません。貴方様のお兄様です」
「そのお兄様は駄目なの??」
「第二王子殿下は昨日、西方のレッデン共和国ヴィゼル将軍のご息女とのご婚約がまとまりました」
クリストフは黙り込んだ。
「ごめんね」
エアハルトは爽やかに微笑んだ。
「貴方様のお気持ちはお察しいたします。しかし、女神様のお恵みをいただいたからには大切に扱わねば」
ローゼン公爵は途中まで淀みなく口を開いていたが、ふと言葉を切って怪訝な顔をした。
「いただいた祝福を……つまり……その……私の扱いは慎重に……そのために王家との婚姻が……」
歯切れの悪いまとまらぬ言葉が続く。
「とにかく、お好きな女性がいらっしゃいましたら娶られればよろしいでしょう。私は構いません」
「お父様!」
ローゼン公爵のクリストフへの提案に、娘のアレクシアは批難の声を上げた。
「私がいることを承知で来ていただくことになりますし、残念ながら、その……第二夫人という形にはなりますが、まあ幸い私も男です。お相手の女性が実質第一夫人ということに」
「俺はそういうの嫌なんだよ!」
「そのようなわがままを仰らないで下さい。形式ばかりのことですから」
クリストフは不満で暴れそうな心を抑えつけながら腰を下ろした。
自分の母親のことを考えれば、第二夫人などという存在を作ること事態が嫌だった。結婚する相手には母のような悲しい想いは絶対にさせない。そう心に誓っているのだ。一人の女性を生涯大切に愛し抜くと決めているのに、この口やかましいローゼン公爵が自分の生涯連れ添う相手になるなど。
そんなことは到底受け入れられない。
「大体さ、本当にあんたが祝福の花嫁なの?」
クリストフはローゼン公爵を見てから大神官を振り返った。儀式の間ではローゼン公爵の失言だと考えたが、今にしてみれば確かにこれは「何かの間違い」だ。だからこれは正当な問いだと、クリストフはそう考えて疑わなかった。
「困りますな。いくら第三王子殿下でも女神様の御神託を疑うなど」
大神官は苦笑しつつも柔らかく反論した。神殿派であり第三王子派の筆頭として、クリストフの後見は自分だと公言して憚らないのがこの恰幅の良い男である。幼い子どもを諭すような口調でクリストフに語りかけてくる。
「御母上ならそのようなことは仰りませんぞ」
「だって祝福の花嫁って清らかな心を持った純潔の乙女なんでしょ?」
クリストフは改めてローゼン公爵を見て、それからアレクシアを見た。
「娘がいるじゃん。純潔じゃないよ?」
アレクシアは顔を強張らせた。
「乙女でもないけどね……」
エアハルトが小さく呟いた。クリストフはさらに続けた。
「それに、ローゼン公爵はもう四十ぐらいって聞いたよ。そんな年で純潔なんてことあるの?俺だって女の一人や二人、知ってるのに」
「このような場で何を」
「お控え下さい殿下。聖女様の血を継ぐ貴方様がそのような……」
さしもの大神官も低く唸った。神官長は慌てて腰を軽く浮かせクリストフを制止し、エアハルトは肩を小さく竦めた。
「こんな浅はかな男が我がアルムウェルテン王家の血を引いているとは嘆かわしいものだ」
レオンハルトはクリストフを鋭く睨むと「とは言え」とちらりとローゼン公爵を見やって、それから国王に促した。
「父上、この者の言い分にも一理あります。儀式をやり直すよう、女神様に祈りを捧げてはいかがでしょうか?」
国王は黙ったまま静かな視線をローゼン公爵へ向けた。ローゼン公爵は厳しい顔でテーブルの一点を見つめたまま身じろぎもしない。
「し、しかし御印は確かに閣下の御手にございます」
薄い眉を寄せて神官長が悲痛な声を上げた。
「確かにな。だがおかしいではないか。花嫁に男が選ばれるなど。本当に女神様のご意思なのか?もし誰かが意図的に」
「神殿を愚弄するか!」
レオンハルトの言葉に大神官が怒りのあまり立ち上がる。近衛騎士が思わず身構えた。
「女神様のお恵みを受けておきながら!」
「レオンハルト!言葉が過ぎるぞ!」
王妃の叱責も飛び交う騒動の中、クリストフはローゼン公爵を見つめた。苦しげに眉を寄せ、組んだ両手を口に当て何事かを考え込んでいる。
「陛下!これは問題ですぞ!王太子殿下がこのようなーー」
「私は純潔を守っております」
大神官の声にローゼン公爵の静かな声が重ねられた。皆の視線がローゼン公爵に集まる。ローゼン公爵は毅然と顔を上げていた。
「女性に触れたことはありません」
クリストフは目を丸くしてローゼン公爵を見つめた。さすがのレオンハルトもこれには驚いて目を見開いている。
「嘘でしょ??」
「私は嘘は好みません」
「だって」
「やめよ」
クリストフがまだ口を開こうとしたとき、国王の低い声がそれを遮った。
「これ以上この話を続けることは禁ずる」
「陛下、私から説明を」
「いらぬ」
ローゼン公爵の申し出を国王は片手を挙げて制止した。
「そなたは祝福の花嫁である。我がアルムウェルテン王国を守護して下さる幸いの女神様からの恵みとなったのだ。花嫁は幸せでなければならん。心苦しいことまでも話す必要はない」
心苦しい、とは。
国王はローゼン公爵が純潔を貫いている理由を知っていて、そしてそれはただ事ではないらしい。クリストフは周囲の空気が急に冷たくなったように感じた。誰もクリストフを見ていない。にもかかわらず、非難の視線が一斉にこちらを向いているような居心地の悪い気分になった。
「ローゼン公爵令嬢についても、私と王妃が直々に嫡女として認めている。ゆえに、この件について詮索も口外も許さぬ。それは祝福の花嫁として選ばれし者を愚弄することになる。つまらぬ噂が流れれば、厳罰が待っていると心得よ」
クリストフはちらとアレクシアを見た。
その視線を感じ取ったのか、アレクシアの真っ直ぐな瞳がクリストフを射抜く。意外なことにその瞳はクリストフを責めてはいなかった。だが、何があろうと父を守るという強い意志がその紫色の瞳を燃え上がらせていた。
クリストフは決まりが悪くなり、逃げるように視線を彷徨わせた。同じことを考えていたのかレオンハルトも彼女へ不躾な視線を送っていたが、王妃の扇子がぴしゃりと鳴らされ素早くその視線を逸らした。
「懸命ですな」と大神官が頷くと、それを区切りと取ったのか今までひと言も喋らなかった宰相のハーパライネン公爵が急に口を開いた。
「では、花婿様は第三王子殿下ということで話を進めてよろしいですかな」
クリストフは沈黙した。もはやこれは決定事項だ。
またこうして自分の気持ちを無視して物事が進んでいく。これが貴族社会なのだろう。王族という立場に囚われの身となった自分は、こうやって誰かの道具になっていくのだ。女神様だか何だか知らないがとんでもないことをしてくれた。いつか市井に戻る。その計画が遠のいた気がした。
「これからの日程についてお話ししたいのですが。まず先にローゼン公爵、え~祝福の花嫁様ですが、速やかに第三王子殿下のもとへお住まいを移していただく必要がございます」
「えっ」
慌てるクリストフをよそに、髭を撫でながら宰相はローゼン公爵を見た。
「はい、今後の日程はこのようになっております」
宰相の視線を受けたローゼン公爵は、突然立ち上がって宰相補佐としての仕事を始めた。書記官を呼び、用意された書面を一同に配らせるとてきぱきと説明を進めていく。誰が花嫁として、誰が花婿として選ばれても、すぐ対応できるように案が何通りも検討されていたとのことだ。
「というわけで、祝福の花嫁様は本日より第三王子殿下が住まわれる白花の館へ移動していただきます。また、一カ月後にはご婚約の儀を」
ローゼン公爵が他人事のように述べ始めたので、クリストフは呆れてひと言「花嫁はあんただよ」と言ってやった。ローゼン公爵は渋面を作っていた。
王太子レオンハルトは両手を叩いて祝福した。
「おかしいよこんなの!俺、男だよ!?」
クリストフは顔を真っ赤にして騒いだが、それを遮るようにいつもの言葉が飛んできた、
「よろしいですか?殿下」
ローゼン公爵はクリストフに苦言を呈する際、決まってこの言葉を用いる。クリストフはむっとしてローゼン公爵を睨んだ。
「先日私がご説明した内容は覚えていらっしゃいますか」
「忘れた」
「祝福の花嫁様は、希望する伴侶がいない場合には必ず当代王家の直系の血筋へ嫁ぎます。国として花嫁を守るためです。此度は適切な年齢の未婚の女性がいらっしゃらないため、国として定めた婚姻に関わる法の例外として、殿下にその重要なお役目が任されたのです。先程もお話しいたしましたとおり、王太子殿下のお側へ参るわけにはいきませんから」
「いるじゃん!この人が」
クリストフは不敬も構わず二人目の異母兄を指差した。レオンハルトは舌打ちし、第二王子エアハルトは「やれやれ」とこぼした。
「よろしいですか?殿下」
「よろしくないよ!」
「人を指差してはいけません。それから『この人』ではありません。貴方様のお兄様です」
「そのお兄様は駄目なの??」
「第二王子殿下は昨日、西方のレッデン共和国ヴィゼル将軍のご息女とのご婚約がまとまりました」
クリストフは黙り込んだ。
「ごめんね」
エアハルトは爽やかに微笑んだ。
「貴方様のお気持ちはお察しいたします。しかし、女神様のお恵みをいただいたからには大切に扱わねば」
ローゼン公爵は途中まで淀みなく口を開いていたが、ふと言葉を切って怪訝な顔をした。
「いただいた祝福を……つまり……その……私の扱いは慎重に……そのために王家との婚姻が……」
歯切れの悪いまとまらぬ言葉が続く。
「とにかく、お好きな女性がいらっしゃいましたら娶られればよろしいでしょう。私は構いません」
「お父様!」
ローゼン公爵のクリストフへの提案に、娘のアレクシアは批難の声を上げた。
「私がいることを承知で来ていただくことになりますし、残念ながら、その……第二夫人という形にはなりますが、まあ幸い私も男です。お相手の女性が実質第一夫人ということに」
「俺はそういうの嫌なんだよ!」
「そのようなわがままを仰らないで下さい。形式ばかりのことですから」
クリストフは不満で暴れそうな心を抑えつけながら腰を下ろした。
自分の母親のことを考えれば、第二夫人などという存在を作ること事態が嫌だった。結婚する相手には母のような悲しい想いは絶対にさせない。そう心に誓っているのだ。一人の女性を生涯大切に愛し抜くと決めているのに、この口やかましいローゼン公爵が自分の生涯連れ添う相手になるなど。
そんなことは到底受け入れられない。
「大体さ、本当にあんたが祝福の花嫁なの?」
クリストフはローゼン公爵を見てから大神官を振り返った。儀式の間ではローゼン公爵の失言だと考えたが、今にしてみれば確かにこれは「何かの間違い」だ。だからこれは正当な問いだと、クリストフはそう考えて疑わなかった。
「困りますな。いくら第三王子殿下でも女神様の御神託を疑うなど」
大神官は苦笑しつつも柔らかく反論した。神殿派であり第三王子派の筆頭として、クリストフの後見は自分だと公言して憚らないのがこの恰幅の良い男である。幼い子どもを諭すような口調でクリストフに語りかけてくる。
「御母上ならそのようなことは仰りませんぞ」
「だって祝福の花嫁って清らかな心を持った純潔の乙女なんでしょ?」
クリストフは改めてローゼン公爵を見て、それからアレクシアを見た。
「娘がいるじゃん。純潔じゃないよ?」
アレクシアは顔を強張らせた。
「乙女でもないけどね……」
エアハルトが小さく呟いた。クリストフはさらに続けた。
「それに、ローゼン公爵はもう四十ぐらいって聞いたよ。そんな年で純潔なんてことあるの?俺だって女の一人や二人、知ってるのに」
「このような場で何を」
「お控え下さい殿下。聖女様の血を継ぐ貴方様がそのような……」
さしもの大神官も低く唸った。神官長は慌てて腰を軽く浮かせクリストフを制止し、エアハルトは肩を小さく竦めた。
「こんな浅はかな男が我がアルムウェルテン王家の血を引いているとは嘆かわしいものだ」
レオンハルトはクリストフを鋭く睨むと「とは言え」とちらりとローゼン公爵を見やって、それから国王に促した。
「父上、この者の言い分にも一理あります。儀式をやり直すよう、女神様に祈りを捧げてはいかがでしょうか?」
国王は黙ったまま静かな視線をローゼン公爵へ向けた。ローゼン公爵は厳しい顔でテーブルの一点を見つめたまま身じろぎもしない。
「し、しかし御印は確かに閣下の御手にございます」
薄い眉を寄せて神官長が悲痛な声を上げた。
「確かにな。だがおかしいではないか。花嫁に男が選ばれるなど。本当に女神様のご意思なのか?もし誰かが意図的に」
「神殿を愚弄するか!」
レオンハルトの言葉に大神官が怒りのあまり立ち上がる。近衛騎士が思わず身構えた。
「女神様のお恵みを受けておきながら!」
「レオンハルト!言葉が過ぎるぞ!」
王妃の叱責も飛び交う騒動の中、クリストフはローゼン公爵を見つめた。苦しげに眉を寄せ、組んだ両手を口に当て何事かを考え込んでいる。
「陛下!これは問題ですぞ!王太子殿下がこのようなーー」
「私は純潔を守っております」
大神官の声にローゼン公爵の静かな声が重ねられた。皆の視線がローゼン公爵に集まる。ローゼン公爵は毅然と顔を上げていた。
「女性に触れたことはありません」
クリストフは目を丸くしてローゼン公爵を見つめた。さすがのレオンハルトもこれには驚いて目を見開いている。
「嘘でしょ??」
「私は嘘は好みません」
「だって」
「やめよ」
クリストフがまだ口を開こうとしたとき、国王の低い声がそれを遮った。
「これ以上この話を続けることは禁ずる」
「陛下、私から説明を」
「いらぬ」
ローゼン公爵の申し出を国王は片手を挙げて制止した。
「そなたは祝福の花嫁である。我がアルムウェルテン王国を守護して下さる幸いの女神様からの恵みとなったのだ。花嫁は幸せでなければならん。心苦しいことまでも話す必要はない」
心苦しい、とは。
国王はローゼン公爵が純潔を貫いている理由を知っていて、そしてそれはただ事ではないらしい。クリストフは周囲の空気が急に冷たくなったように感じた。誰もクリストフを見ていない。にもかかわらず、非難の視線が一斉にこちらを向いているような居心地の悪い気分になった。
「ローゼン公爵令嬢についても、私と王妃が直々に嫡女として認めている。ゆえに、この件について詮索も口外も許さぬ。それは祝福の花嫁として選ばれし者を愚弄することになる。つまらぬ噂が流れれば、厳罰が待っていると心得よ」
クリストフはちらとアレクシアを見た。
その視線を感じ取ったのか、アレクシアの真っ直ぐな瞳がクリストフを射抜く。意外なことにその瞳はクリストフを責めてはいなかった。だが、何があろうと父を守るという強い意志がその紫色の瞳を燃え上がらせていた。
クリストフは決まりが悪くなり、逃げるように視線を彷徨わせた。同じことを考えていたのかレオンハルトも彼女へ不躾な視線を送っていたが、王妃の扇子がぴしゃりと鳴らされ素早くその視線を逸らした。
「懸命ですな」と大神官が頷くと、それを区切りと取ったのか今までひと言も喋らなかった宰相のハーパライネン公爵が急に口を開いた。
「では、花婿様は第三王子殿下ということで話を進めてよろしいですかな」
クリストフは沈黙した。もはやこれは決定事項だ。
またこうして自分の気持ちを無視して物事が進んでいく。これが貴族社会なのだろう。王族という立場に囚われの身となった自分は、こうやって誰かの道具になっていくのだ。女神様だか何だか知らないがとんでもないことをしてくれた。いつか市井に戻る。その計画が遠のいた気がした。
「これからの日程についてお話ししたいのですが。まず先にローゼン公爵、え~祝福の花嫁様ですが、速やかに第三王子殿下のもとへお住まいを移していただく必要がございます」
「えっ」
慌てるクリストフをよそに、髭を撫でながら宰相はローゼン公爵を見た。
「はい、今後の日程はこのようになっております」
宰相の視線を受けたローゼン公爵は、突然立ち上がって宰相補佐としての仕事を始めた。書記官を呼び、用意された書面を一同に配らせるとてきぱきと説明を進めていく。誰が花嫁として、誰が花婿として選ばれても、すぐ対応できるように案が何通りも検討されていたとのことだ。
「というわけで、祝福の花嫁様は本日より第三王子殿下が住まわれる白花の館へ移動していただきます。また、一カ月後にはご婚約の儀を」
ローゼン公爵が他人事のように述べ始めたので、クリストフは呆れてひと言「花嫁はあんただよ」と言ってやった。ローゼン公爵は渋面を作っていた。
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