気まぐれに愛して、気がつけば恋しくて

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「ゔあっ…あ、やめ、アッ…」

「うん、もう少しで全部入るよぅ、力抜いて、ねぇ聞いてる？」

　手枷てかせ・足枷あしかせ、局部には射精管理用のサック。

　床に四つん這いでミサに差し出された男の尻には男持参のアナルプラグがハマりかけている。


「女の子には同じ事シてんでしょ？出来るって♡ほら、挿れるよぉ」

「ガッ…あ、あ、あー……、は、」

いつも奴隷志願の女の子にしてきたこと、その子たちだって自ら望んでされていたのだから問題は無いはずだ…しかし自分は、日野はＭではない。

　渇いた眼に涙が浮かぶ。

「ほら入った♡フロア長、エッチなお尻だね、たまには犯されるのもいいでしょ？…興奮しない？」

「俺はＳだっつってんだろうがッ…コーフンするか、馬鹿野郎…」

「あら口が悪い。じゃあＭ堕ちさせてあげようね、フロア長。……記念撮影しておこうか」

「ヤめっ…」

　ミサ嬢は尻を高く突き出してうつ伏せ状態の日野をスマートフォンで撮影し、続けて何か操作していた。

　拘束されたまま脱がされたのでふくらはぎに脱皮したパンツとスラックスが留まり、ワイシャツは前を開かれ肌着はピンクの乳首の上まで捲まくられている。

「フロア長、私ね、SNS始めた時にアドレス帳も同期させたんだけど、そしたら『知り合いかも』ってフロア長のアカウントがオススメされて出てきたの。飼ってるペットとか本店の駐車場の写真とか上がってたからピンと来て……しばらくウォッチしてたんだ♪フロア長がこんな事してるなんて信じられなかったけど…縛っちゃえば体格は関係ないもんね。女の子を屈服させて楽しかったのかな？ふふっ」

ミサは日野を仰向けに転がして腹に馬乗りになり、ゴテゴテのネイルで日野の小さな乳首を弄りだす。

「アっ…あ、」

「おっぱい可愛いのね、ピンク♡」

「黙レよッ…は♡」

「悦くなってきたね、可愛いよフロア長♡プラグは抜くね、おちんちんおっきしたら痛いから気を付けてね」　

　深く呑み込んでいたアナルプラグを抜けば喉から掠かすれた息が漏れ、ぽこぽこと肉襞にくひだを抉えぐられて甘い声も混じる。

　日野のイチモツには根元から複数のリングを重ねた形の貞操帯、勃起すればそこに痛みを伴う悪魔の拘束具がはめられていた。

「あ、ゔぁッ…なに、あ、」

　乳首を弄られる気持ち良さにかまければ下はむくむくと膨れ、しかし一定の太さ・角度を越えればぎちぎちと己を締め付ける苦痛が待っている。

「おっきしたいのにねぇ、可哀想ね、ふふっ♡そうだ、フロア長…お風呂場行こっか。そろそろおしっこしたくない？」


　日野は両手両足を拘束された状態で犬の様に少しずつ這って風呂場へ向かい、浴室のエアマットの上へ転がされた。