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「抜く?大っきくするだけにしようか」

「そういう明け透けなことは言わないで欲しいなー…」

「ごめん、元カレはそうだったから…どこからがエッチな用語なのかあんまり分かってないの…普通はしない?」

「んにゃ、あくまで俺の好み…まぁ、リードされるのも悪くないけど……抱きたいから、大っきくするだけにして」


 輝く瞳は眩しく純そうで、その真下には凶暴な肉の塊が鎮座している。

 真綾は常に胸元を隠して抑えているから、着衣でこのボリュームを見るのは初めてだった。

「はーい…わ、もう勃ってる」

「勃つわ…真綾…エロいし可愛い」

「…うれしー…頑張るから、和樹くんが悦くなるよう、頑張るからね」

「お手柔らかに……おあッ♡」

 左手でタマを包み右手で根本を押さえ、あんぐり開けた口でずっぽり竿を呑む。

 喉奥まで進んだら止まって、あごと肩のコンディションを確認する。

「んふふ」

「真綾…上手、あー…」

「んふッ」

 動き出せば汗と皮脂の匂いが上がって来て、不衛生だとか不潔だとか嫌われたくないなんて色んなことが頭をぎる。

 けれど

「きもちー…真綾、んな頑張んなくて良いから…あー…真綾、上手いな、すげーよ、気持ち良い、マジで」

自分勝手に快感しか伝えられず、和樹は早くも息絶え絶えになった。

「んッ♡」

「あーもう、真綾…」

「んッ♡」

「出ちまう、真綾、ストップ…」

「ん?…ぷへ…もう良いの?」

 本音を言えばもう少し粘って欲しかったが、素直に言うことを聞く真綾のピュアさに下衆な添削は出来ず。

「あぁ、最高に気持ち良かった。またお願い」

和樹は大人の男性を演じて立ち上がる。
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