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ナリ編・そうです俺は変態です

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「ん、ハ…逃げんな」

「ひン……陽ちゃん……もォ…」

「ん、」

 俺はオーラルセックスが好きで、するのもさせるのもされるのも好きで、それは生理でない普段でもそうしているのだが。

 本日は特別興がのったというか舌使いが冴え渡っていて、いつもよりだいぶん早めに鳴美の腰がぐねぐねと振れてくる。

「ふゥっ……んッ、ん~…」

「(そろそろやね)」

「あッ♡あ、あ、や、ァっ♡ハ…や、め、あ、あ♡♡♡」

 びくんびくんと腰が踊って赤い塊がとぷんと流れ出て、生臭い体液の匂いにどうしようもなく奮い立った。

「やべでぇ、陽ぢゃッ、やッ、やあッ」

「(挿れてぇな、怒るか?)」

 固く握られた右手を離して人差し指中指を膣口に立て、そしてぐにゅりと挿すとずぶずぶと奥へ入ってしまい、鳴美は絶頂の中で襲って来るもうひと波に怯えて今日いちばんの絶叫を響かせた。

「ッひやぁああッ!」

「鳴美、ぐっちょぐちょや、エロい」

「血ぃや、っ~~あ、あ!」

「鳴美のおつゆも含んでるよ…なぁ?」

だって鉄に混じって甘い芳しい匂いがする。

 『愛液』とはよく言ったものだと感心して、壺へ溜まった経血を掻き出しては太腿へペットシーツへと塗り込んでいく。

「おねが、ぎぼぢわるッ、いィ、」

「ん……悪いね……鳴美、可愛い」

 生きた動物でも喰ったかのように口の周りを経血で汚しペットシーツの上はまさに惨状。

 ギラギラと目を輝かせる俺はジャージをボクサーごとずり下ろして元気なモノを露出させた。

「へんたいッ…」

「うん、せやで…鳴美、チューは?」

「汚い、せぇへんっ」

歯にまで着色されたというのにそれを見せてニカァと笑う、ナプキンと同じ匂いがぷんぷんとする恋人の頬を張った鳴美は顔を押さえてこの後起こる事態を想像し嫌悪のため息を吐く。

「あーそう、お前のま○こから出てんねんで?ひひっ…まぁええわ…御馳走さん…脚開いて」

「ひゥ…ゴム、は?汚れる、」

「摩擦で痛いよ、このままならずるずるいける…なァ、鳴美、ちんちんやで」

舐めてしまえばどこが汚れようと同じこと、血みどろクンニの後の展開は大体これだ。

 鳴美の痛みに心を砕いているのも本当なのだが次点には興奮が控えていて、準備万端なモノを俺はじりじりと赤いそこへ近付けた。

 そして

「鳴美、ちょっと…しんどいの忘れよなぁ♡」

と一気に奥まで侵入する。
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