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30◆シフォン視点

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「チェルシー!これあげるね♪」

「?……ありがとうございます」

昨日は僕の初めてのお給料日だった。

だから、チェルシーにプレゼントを買ったんだよね!

ナイフと片手盾と皮製の防具。

これで、チェルシーの身の守りをアップできること間違いなし!

ただの棒より、武器のナイフの方が護身用にはぴったりだよね。

「こんな良いものを、貰っていいんですか?」

「貰ってくれなきゃプレゼントの意味ないでしょ?チェルシーに似合うの選んだから、ちゃんと使ってね!」

「シフォン、ありがとうございます」

嬉しそうに微笑むチェルシーに、僕ったら胸がドキドキしちゃったよ!

我慢できない僕は、チェルシーの唇に不意討ちでチュッ!とキスをした。

「ふぇ?」

キスをされたと気付くまで数秒ポカンとして、気付いたら赤面してあわあわしている大好きな僕の可愛いチェルシー。


あ、でも一番プリティなのは僕だけどね?
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