運動会に盛り上がってしまった父兄

盛り上がっているぜ！

運動会にて。

会場はとても盛り上がっていた。

といっても、健全な意味で盛り上がっていた。

しかし、物事にはハプニングはつきものだ。

会場が一番盛り上がっていた時、それは起きた。

誰かの父兄だろう男二人が、乱入してきたのだ。

一人は明らかなおじさん。

「俺の熱いブラックキャノンを突っ込ませろ！」

ブラックキャノン……恐らくチンコのことであろう男の下半身は、驚くほどに勃起している。

青少年達は、そういうエッチなことに興味のあるお年頃故にガン見だ。

もう一人はインテリ細マッチョ。

「俺様を抱けるもんなら抱いてみやがれ！」

その見た目で一人称は『俺様』だ。

これが似合うから誰も違和感は感じていなかったりする。

そしてインテリ男も驚くほどに勃起している。

まさか、抱かれる気満々なんだろうか？

『どちらの父兄かはわかりませんが、お席にお戻りください！お席にお戻りください！戻れっつってんだよ！』

司会がキレているが、二人は問答無用にキスを始めた。

すると、生徒達が盛り上がりはじめた。

青少年達はエロに飢えていたから、こんなオープンでエロを提供されたら見逃したくないのだ。

おじさんはインテリ男の下半身を脱がし、解そうとした……しかし、インテリ男は最初からそのつもりだったのか、男のアナルは準備完了状態ですでに解れていた。

「俺様にかかれば、解すのなんか走りながらでもできるぜ」

どうやって走りながら解すんだ！？

まぁ、そんな細かい突っ込みは引き出しにそっとしまって………。

「いざ、頂きます！」

「ああぁんっ！♡」

「「「うおおーーー！！」」」

おじさんがチンコをインテリ男のアナルにずっぶりと差し込むと、生徒達の最大限の雄叫びがあがった。

ちなみに、何故悲鳴はないのか……それはここが男子校で、さらには女人禁制の学園だからだ。

職員も男のみで、出入りできる保護者も男のみ。

徹底的に女人禁制の学園を維持している。

エロに飢えていた生徒達は、もはや『健全？なにそれ美味しいの？』といった様子で、興奮故にシコりだしている。

保護者達も、なにやらいい雰囲気を醸し出す父兄がちらほら現れだした。

『ああもう！めちゃくちゃだ！……え、どうした？おい…よせ……くるな！だめっ！あーーー！！♂』

なにやら司会の放送が途中で途切れたが、もしかしたら襲われたのかもしれない。(性的に)



こうして、健全だったはずの運動会は不健全な大人の運動会になって、大変盛り上がった。