異世界でチートをお願いしたら、代わりにショタ化しました！？

30◆マルクス視点

俺は、乙女のように座って泣いてすがりついているが………ゴツいおっさんだ。

似合わないとはわかっていても、泣かずにはいられないんだ。

ソーマ君に捨てられる！

俺は、以前にソーマ君が怪我をしてしまった時に、深く後悔をしたんだ。

俺がソーマ君の護衛をちゃんとしていたら、ソーマ君が怪我をすることはなかったはずだと………ソーマ君が許してくれてもずっと後悔し続けている。

もし冒険者になったら、俺は置いていかれるのだろうか？

そして、ソーマ君はもっと頼りになるようなカッコいい男に恋をするのだろうか？

嫌だ！

ソーマ君に捨てられたくない！

ソーマ君は俺のモノだ！

ソーマ君のことばかり考えていたら、俺はいつの間にかソーマ君のことが好きになっていた。

いや、たぶん最初から好きだったな。

ソーマ君をオカズにして、一体何回抜いたことか！

俺の息子は最近、ソーマ君じゃないと抜けない程だったりする。

俺は、恥なんかよりソーマ君の方が大事なんだ。

なにがなんでもソーマ君に捨てられてなるものかと、俺は必死に泣き落としを頑張ってみた。