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5◆ラウロ視点
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「あらぁ~?ゾフィスちゃん、その子たちは誰かしら?可愛い坊やたちね!」
逞しい身体をクネクネさせている方が、玉座に座っていました。
髪は長くて、服装も前世の世界にいた女性のような男性……所謂、オネェ様というやつですかね?
初めてそういった方に出会ったので、ちょっと精神的に衝撃を受けてしまいました。
別に、オネェに偏見はありませんよ。
前世では、芸能人のオネェ様とかいましたからね。
ただ、前世も今世も身近にいないタイプだっただけです。
僕が衝撃を受けている間に、ゾフィスさんが事情を話してくれたみたいです。
………僕、どれだけフリーズしていたんでしょう?
「か弱い子供になんて酷い!!わかったわ。私、坊やたちのママになるわ!!」
「え?」
「さぁ坊やたち!ママの胸に飛び込んで来なさ~い!」
「「「!?」」」
飛び込んで来いと言いながら、向こうから両手を広げて笑顔で飛びかかってきました!?
ちょっと!ゾフィスさん!!
オネェ様がご乱心ですよ!!
微笑ましそうに眺めていますが、こちらは7歳の子供が泣きそうな顔していますよ!
ここは、皆のお兄ちゃんである僕が皆の盾になるしか選択肢は無さそうです。
僕は皆の前に立ち、迫り来る筋肉……オネェ様を迎え撃つことにしました。
ドーーン!
ぎゅむぎゅむぎゅむ!
力強く飛び込んで来て、力強く抱き締められました。
「ぐふっ!」
すみません………悪意とか無いのはなんとなくわかります。
でも………口から、何か…出てはいけない魂的な何かが出そうです。
せめて……せめて……力をもう少し………緩めて……………ガクッ。
「「「「お兄ちゃん!?」」」」
「あっ……坊や!?」
「えっ!…ラウロ!?」
僕は少し意識が飛んでしまいました。
逞しい身体をクネクネさせている方が、玉座に座っていました。
髪は長くて、服装も前世の世界にいた女性のような男性……所謂、オネェ様というやつですかね?
初めてそういった方に出会ったので、ちょっと精神的に衝撃を受けてしまいました。
別に、オネェに偏見はありませんよ。
前世では、芸能人のオネェ様とかいましたからね。
ただ、前世も今世も身近にいないタイプだっただけです。
僕が衝撃を受けている間に、ゾフィスさんが事情を話してくれたみたいです。
………僕、どれだけフリーズしていたんでしょう?
「か弱い子供になんて酷い!!わかったわ。私、坊やたちのママになるわ!!」
「え?」
「さぁ坊やたち!ママの胸に飛び込んで来なさ~い!」
「「「!?」」」
飛び込んで来いと言いながら、向こうから両手を広げて笑顔で飛びかかってきました!?
ちょっと!ゾフィスさん!!
オネェ様がご乱心ですよ!!
微笑ましそうに眺めていますが、こちらは7歳の子供が泣きそうな顔していますよ!
ここは、皆のお兄ちゃんである僕が皆の盾になるしか選択肢は無さそうです。
僕は皆の前に立ち、迫り来る筋肉……オネェ様を迎え撃つことにしました。
ドーーン!
ぎゅむぎゅむぎゅむ!
力強く飛び込んで来て、力強く抱き締められました。
「ぐふっ!」
すみません………悪意とか無いのはなんとなくわかります。
でも………口から、何か…出てはいけない魂的な何かが出そうです。
せめて……せめて……力をもう少し………緩めて……………ガクッ。
「「「「お兄ちゃん!?」」」」
「あっ……坊や!?」
「えっ!…ラウロ!?」
僕は少し意識が飛んでしまいました。
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