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7◆レイン視点
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俺は今………ものすごく逃げたい。
図書室で本を読んでいたんだが、俺はユリウスと婚約がなくなり大事なことを忘れていた。
それは、ユリウスにとって第一図書室はヤるのに最適な穴場スポットだということだ。
今の俺の嘆きを聞いてほしい。
ユリウスとロビン様が、濡れ場に突入した。
というより、ヤるために来たらしい。
………俺がいることには気づかれていない。
「ああっ!……ユリウス、もっと……っ!」
「可愛いですよ。……これがいいんですか?」
「あぁんっ!…気持ち…い……い…っ!」
ユリウスが元気になったのは素直に嬉しいと思っている。
幸せになってほしいと思っている。
………だから、この場から逃げてもいいかな?
俺の身体ってさ、ユリウスと婚約しているときにいっぱいセックスしたから………その、身体が疼くんだよ。
ロビン様がユリウスに愛撫されてる姿をみて、俺の身体まで反応してしまうんだ。
………逃げたい。
でも、音がしたら二人のいい雰囲気を壊してしまいそうで動けない。
俺…どうしたらいいのかな?
「ロビン様、入れますよ?」
「ユリウス、きて……!」
ユリウスがロビン様の中に挿入したみたいで、ロビン様は甘い声で喘いだ。
ユリウスにガンガン突かれて、嬉しそうにあんあん言っている。
………なんか、新しい扉を開きそうな…そんな感じに胸がいっぱいになった。
覗き見しながら、つい我慢できなくて……二人をみながら自慰行為をしてしまった。
世の中には、人のセックスを覗き見しながら自慰することに悦びを感じる人がいると聞いたことがあるが………うん、俺がそういう人として目覚めかけてる。
無事に二人の濡れ場を終わりまでガッツリみてしまい、二人は最後まで俺には気づかなかった。
………俺…新しい性癖に完全に目覚めたようだ。
こうして、ユリウスとロビン様は新たな変態を生んでしまったことを二人は知らない。
「次はどこで可愛がってあげましょうか?」
「はぅ…私のユリウスが逞しい……!好き!!」
二人は二人の世界に夢中だった。
図書室で本を読んでいたんだが、俺はユリウスと婚約がなくなり大事なことを忘れていた。
それは、ユリウスにとって第一図書室はヤるのに最適な穴場スポットだということだ。
今の俺の嘆きを聞いてほしい。
ユリウスとロビン様が、濡れ場に突入した。
というより、ヤるために来たらしい。
………俺がいることには気づかれていない。
「ああっ!……ユリウス、もっと……っ!」
「可愛いですよ。……これがいいんですか?」
「あぁんっ!…気持ち…い……い…っ!」
ユリウスが元気になったのは素直に嬉しいと思っている。
幸せになってほしいと思っている。
………だから、この場から逃げてもいいかな?
俺の身体ってさ、ユリウスと婚約しているときにいっぱいセックスしたから………その、身体が疼くんだよ。
ロビン様がユリウスに愛撫されてる姿をみて、俺の身体まで反応してしまうんだ。
………逃げたい。
でも、音がしたら二人のいい雰囲気を壊してしまいそうで動けない。
俺…どうしたらいいのかな?
「ロビン様、入れますよ?」
「ユリウス、きて……!」
ユリウスがロビン様の中に挿入したみたいで、ロビン様は甘い声で喘いだ。
ユリウスにガンガン突かれて、嬉しそうにあんあん言っている。
………なんか、新しい扉を開きそうな…そんな感じに胸がいっぱいになった。
覗き見しながら、つい我慢できなくて……二人をみながら自慰行為をしてしまった。
世の中には、人のセックスを覗き見しながら自慰することに悦びを感じる人がいると聞いたことがあるが………うん、俺がそういう人として目覚めかけてる。
無事に二人の濡れ場を終わりまでガッツリみてしまい、二人は最後まで俺には気づかなかった。
………俺…新しい性癖に完全に目覚めたようだ。
こうして、ユリウスとロビン様は新たな変態を生んでしまったことを二人は知らない。
「次はどこで可愛がってあげましょうか?」
「はぅ…私のユリウスが逞しい……!好き!!」
二人は二人の世界に夢中だった。
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