にゃんこの日常〜飼い主よ、俺を愛して！〜

1◆ルーイ視点

俺はルーイ！

元飼い猫だったけど、訳あって野良になっていたプリティなにゃんこだよ！

いつものように、俺は今日の飯を探していた。

しかし、そんな時に俺は出会ってしまった………運命の番に！！

相手は、人間の青年だけど………種族なんて関係ないよね！

アタックあるのみだよ！！

「にゃ～ん！(ねぇ！俺と番になろうよ！)」

「ん？」

俺は、青年にこれでもかとスリスリした。

どう？

可愛いでしょ？

青年は困惑しているけど、俺に構わずにさっさと行こうとする。

なん……だと……！？

にゃんこのスリスリを無視するなんて、なんてことだ！！

俺の尊いモフモフがみえてないの？

毛並みツヤッツヤだよ！！

俺はとにかく青年にすり寄り続けた。

そして………。

「君、私に飼われたいんですか？」

なんと、俺は青年のお家まで来ていた。

いや～ん！

お持ち帰りされちゃった！

こうなったら、責任とって飼ってくれるよね？

一つ屋根の下で、俺の魅力をたっぷり教えてあげるんだから！！

「ふふ、貴方の名前はルーイにしましょう。私はセスですよ。今日からよろしくお願いしますね」

「にゃん！(よろしくね！)」