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7◆ユリス視点
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「ユリス、プレゼントだよ!」
そう言って、なんか攻撃力が高そうなムチをプレゼントされた。
前に言っていたムチ………だろうか?
「………ありがとう。攻撃力高そうだな」
試しに、外でちょっと太めの樹に向かってブンッ!と振り下ろせば、大人二人分ぐらいの樹がポッキリ折れて倒れた。
攻撃力が高過ぎる!?
「これ……これをヒューゴに使うのか?」
「はぁはぁ、うん!!」
マジか。
痛いじゃ済まないぞ?
骨が折れるを通り過ぎて、即死じゃないのか。
戦闘なら優秀なムチでも、SM目的ではまったく優秀じゃないと俺は思ってしまったよ。
「ちなみに、どうやって手に入れたんだ?」
「ちょっとそこまでドラゴンの鱗取りに行って、アリステアの一人にムチにしてもらった!」
例えるなら、ちょっとそこまでコンビニにアイス買いに行って、親戚にパフェにしてもらったみたいなノリだなおい。
有り難いけど………ドラゴン?
「ドラゴンの鱗取りに行ってたのか?」
「うん!」
「怪我はしていないか?具合は悪くないか?ちょっと身体みせろ!!」
「あぁん!!」
俺はヒューゴの衣類を全部剥ぎ取り、隅から隅までしっかりチェックした。
無傷で安心したが、あんまり無茶はしないでほしい。
もっと自分を大切にしてくれ。
「ユリス……僕のことをそんなに心配してくれるなんて、嬉しくて発情しちゃったよ!」
「ヒューゴ………まったく可愛いヤツだな。愛してる」
そして俺たちは、めちゃくちゃパコパコした。
そう言って、なんか攻撃力が高そうなムチをプレゼントされた。
前に言っていたムチ………だろうか?
「………ありがとう。攻撃力高そうだな」
試しに、外でちょっと太めの樹に向かってブンッ!と振り下ろせば、大人二人分ぐらいの樹がポッキリ折れて倒れた。
攻撃力が高過ぎる!?
「これ……これをヒューゴに使うのか?」
「はぁはぁ、うん!!」
マジか。
痛いじゃ済まないぞ?
骨が折れるを通り過ぎて、即死じゃないのか。
戦闘なら優秀なムチでも、SM目的ではまったく優秀じゃないと俺は思ってしまったよ。
「ちなみに、どうやって手に入れたんだ?」
「ちょっとそこまでドラゴンの鱗取りに行って、アリステアの一人にムチにしてもらった!」
例えるなら、ちょっとそこまでコンビニにアイス買いに行って、親戚にパフェにしてもらったみたいなノリだなおい。
有り難いけど………ドラゴン?
「ドラゴンの鱗取りに行ってたのか?」
「うん!」
「怪我はしていないか?具合は悪くないか?ちょっと身体みせろ!!」
「あぁん!!」
俺はヒューゴの衣類を全部剥ぎ取り、隅から隅までしっかりチェックした。
無傷で安心したが、あんまり無茶はしないでほしい。
もっと自分を大切にしてくれ。
「ユリス……僕のことをそんなに心配してくれるなんて、嬉しくて発情しちゃったよ!」
「ヒューゴ………まったく可愛いヤツだな。愛してる」
そして俺たちは、めちゃくちゃパコパコした。
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