青薔薇の君に降り積もれ、誠の愛は

これまで公的な場に姿を現したことがないソフィア王女。
その王女が何を思ったか、このたび「国で一番強い男としか結婚しない。我こそはという者は名乗りをあげよ」という布告を出した。

もとめに応じたふりをして「王女の伴侶決定武闘会」に参加を表明したのは、白薔薇騎士団の麗しの団長。彼には大きな秘密があり、どうしても戦いの舞台に立たねばならない理由があったのだった。

※妊娠・出産に関わる表現があります。

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