22 / 28
1章
突撃!コボルド住処襲撃
しおりを挟む
さらに森を進んでいくとコボルドの住処を見つけた
『丁度いいです。これで試してみましょう。』
「ああ。」
銃を構え、コボルドの住処に近づく
住処と言っても小さな岩山にほら穴が1つ
周りには食事の後があるだけで他の建物などない小規模なものだった
こんな規模なら大したことはないんじゃないだろうか
『来ます!』
「!!」
ほら穴から何か赤い物体が襲いかかってきて咄嗟に避ける
「あっぶね…あいつがコボルドか。」
棍棒を持った二足歩行の赤いタヌキのような生き物
イメージとはちょっと違うな…
『一撃は大したことはありませんがすばしっこいので気をつけてください。』
「了解。…いくぜ雷鳴!まずは1発…」
コボルドに向けて引き金を引く
コボルドは避ける暇もなく銃音とともに砕け散っていた
「ひ、ひぇぇ…」
確かに元々威力はやばかったけども…
生き物がこうなるもんなのか!?
『まだまだ来ますよ!』
「わ、わかってるよ!」
洞穴から1、2…5匹も出てきた
しかも1匹は他のやつに比べ背丈というか体格が一回り違う
『あれは冠級、所謂キングサイズです。通常種に比べ能力がかなり向上しています。』
「なるほど…なら今度はこれだな。」
雷鳴に付いているダイヤルを回してみる
するとダイヤルの面に「雷」という漢字が出てきた
「雷…?取り敢えず打ってみるか!」
そう言って引き金を引いた瞬間辺り一面が光に包まれ、イッセイは後ろの方へ吹き飛ばされた
暗転の後、辺り一面はコボルドを含め黒焦げになっていた
「い、いたたた…これは一体?」
『恐らく装備者の魔力を変換し、銃弾に魔法を付与したのでしょう。今のは魔力を調節せずに打ち込んだため暴発のようなものでしょう。』
「すごいな…」
岩山の方を見るとさっきまでコボルドだったものが転がっている
黒焦げでコボルドとも判別出来ないが
「てか凄い痛いんだけど…」
『その武器には多少の衝撃吸収の能力が備わっているようですが、あなた自身の素の身体能力は召喚前となんら変わらない職無しのただの人間ですから反動に耐えられなかったんでしょう。』
殲滅力は凄まじいが反動があったらなぁ
このままじゃ便利さはボーン・サーペントの方が上だな
背中にブースターみたいのでもつけられないかな?
『一先ずは依頼の達成を優先しましょう。その武器の力はわかりましたし。』
「そうだな…よっこらっしょっと!」
その後アンロット草を規定数採集し王国へと戻って行った。
『丁度いいです。これで試してみましょう。』
「ああ。」
銃を構え、コボルドの住処に近づく
住処と言っても小さな岩山にほら穴が1つ
周りには食事の後があるだけで他の建物などない小規模なものだった
こんな規模なら大したことはないんじゃないだろうか
『来ます!』
「!!」
ほら穴から何か赤い物体が襲いかかってきて咄嗟に避ける
「あっぶね…あいつがコボルドか。」
棍棒を持った二足歩行の赤いタヌキのような生き物
イメージとはちょっと違うな…
『一撃は大したことはありませんがすばしっこいので気をつけてください。』
「了解。…いくぜ雷鳴!まずは1発…」
コボルドに向けて引き金を引く
コボルドは避ける暇もなく銃音とともに砕け散っていた
「ひ、ひぇぇ…」
確かに元々威力はやばかったけども…
生き物がこうなるもんなのか!?
『まだまだ来ますよ!』
「わ、わかってるよ!」
洞穴から1、2…5匹も出てきた
しかも1匹は他のやつに比べ背丈というか体格が一回り違う
『あれは冠級、所謂キングサイズです。通常種に比べ能力がかなり向上しています。』
「なるほど…なら今度はこれだな。」
雷鳴に付いているダイヤルを回してみる
するとダイヤルの面に「雷」という漢字が出てきた
「雷…?取り敢えず打ってみるか!」
そう言って引き金を引いた瞬間辺り一面が光に包まれ、イッセイは後ろの方へ吹き飛ばされた
暗転の後、辺り一面はコボルドを含め黒焦げになっていた
「い、いたたた…これは一体?」
『恐らく装備者の魔力を変換し、銃弾に魔法を付与したのでしょう。今のは魔力を調節せずに打ち込んだため暴発のようなものでしょう。』
「すごいな…」
岩山の方を見るとさっきまでコボルドだったものが転がっている
黒焦げでコボルドとも判別出来ないが
「てか凄い痛いんだけど…」
『その武器には多少の衝撃吸収の能力が備わっているようですが、あなた自身の素の身体能力は召喚前となんら変わらない職無しのただの人間ですから反動に耐えられなかったんでしょう。』
殲滅力は凄まじいが反動があったらなぁ
このままじゃ便利さはボーン・サーペントの方が上だな
背中にブースターみたいのでもつけられないかな?
『一先ずは依頼の達成を優先しましょう。その武器の力はわかりましたし。』
「そうだな…よっこらっしょっと!」
その後アンロット草を規定数採集し王国へと戻って行った。
0
お気に入りに追加
83
あなたにおすすめの小説
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。
異世界でも馬とともに
ひろうま
ファンタジー
乗馬クラブ勤務の悠馬(ユウマ)とそのパートナーである牝馬のルナは、ある日勇者転移に巻き込まれて死亡した。
新しい身体をもらい異世界に転移できることになったユウマとルナが、そのときに依頼されたのは神獣たちの封印を解くことだった。
ユウマは、彼をサポートするルナとともに、その依頼を達成すべく異世界での活動を開始する。
※本作品においては、ヒロインは馬であり、人化もしませんので、ご注意ください。
※本作品は、某サイトで公開していた作品をリメイクしたものです。
※本作品の解説などを、ブログ(Webサイト欄参照)に記載していこうと思っています。
絶対防御とイメージ転送で異世界を乗り切ります
真理亜
ファンタジー
有栖佑樹はアラフォーの会社員、結城亜理須は女子高生、ある日豪雨に見舞われた二人は偶然にも大きな木の下で雨宿りする。
その木に落雷があり、ショックで気を失う。気がついた時、二人は見知らぬ山の中にいた。ここはどこだろう?
と考えていたら、突如猪が襲ってきた。危ない! 咄嗟に亜理須を庇う佑樹。だがいつまで待っても衝撃は襲ってこない。
なんと猪は佑樹達の手前で壁に当たったように気絶していた。実は佑樹の絶対防御が発動していたのだ。
そんな事とは気付かず、当て所もなく山の中を歩く二人は、やがて空腹で動けなくなる。そんな時、亜理須がバイトしていたマッグのハンバーガーを食べたいとイメージする。
すると、なんと亜理須のイメージしたものが現れた。これは亜理須のイメージ転送が発動したのだ。それに気付いた佑樹は、亜理須の住んでいた家をイメージしてもらい、まずは衣食住の確保に成功する。
ホッとしたのもつかの間、今度は佑樹の体に変化が起きて...
異世界に飛ばされたオッサンと女子高生のお話。
☆誤って消してしまった作品を再掲しています。ブックマークをして下さっていた皆さん、大変申し訳ございません。
異世界で生きていく。
モネ
ファンタジー
目が覚めたら異世界。
素敵な女神様と出会い、魔力があったから選ばれた主人公。
魔法と調合スキルを使って成長していく。
小さな可愛い生き物と旅をしながら新しい世界で生きていく。
旅の中で出会う人々、訪れる土地で色々な経験をしていく。
3/8申し訳ありません。
章の編集をしました。
神様との賭けに勝ったので異世界で無双したいと思います。
猫丸
ファンタジー
ある日の放課後。
突然足元に魔法陣が現れる。
そして、気付けば神様が異世界に送るからスキルを1つ選べと言ってくる。
もっとスキルが欲しいと欲をかいた悠斗は神様に賭けをしないかと提案した。
神様とゲームをすることになった悠斗はその結果―――
※チートな主人公が異世界無双する話です。小説家になろう、ノベルバの方にも投稿しています。
異世界転移したら、死んだはずの妹が敵国の将軍に転生していた件
有沢天水
ファンタジー
立花烈はある日、不思議な鏡と出会う。鏡の中には死んだはずの妹によく似た少女が写っていた。烈が鏡に手を触れると、閃光に包まれ、気を失ってしまう。烈が目を覚ますと、そこは自分の知らない世界であった。困惑する烈が辺りを散策すると、多数の屈強な男に囲まれる一人の少女と出会う。烈は助けようとするが、その少女は瞬く間に屈強な男たちを倒してしまった。唖然とする烈に少女はにやっと笑う。彼の目に真っ赤に燃える赤髪と、金色に光る瞳を灼き付けて。王国の存亡を左右する少年と少女の物語はここから始まった!
クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。
何者でもない僕は異世界で冒険者をはじめる
月風レイ
ファンタジー
あらゆることを人より器用にこなす事ができても、何の長所にもなくただ日々を過ごす自分。
周りの友人は世界を羽ばたくスターになるのにも関わらず、自分はただのサラリーマン。
そんな平凡で退屈な日々に、革命が起こる。
それは突如現れた一枚の手紙だった。
その手紙の内容には、『異世界に行きますか?』と書かれていた。
どうせ、誰かの悪ふざけだろうと思い、適当に異世界にでもいけたら良いもんだよと、考えたところ。
突如、異世界の大草原に召喚される。
元の世界にも戻れ、無限の魔力と絶対不死身な体を手に入れた冒険が今始まる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる