2 / 26
勉強会
しおりを挟む
「ほんとにずるい…なんで声色変えられるのよ…。」
それは毎日同じ声聞いてたら飽きちゃうかなって思って、私なりの配慮と優しさですよ!
「別に飽きないわよ。いつもの声はそれはそれで安心するし…。」
やだ!ほまれちゃんっ!キュンする!
「…そういうのがなければの話よっ。今日は勉強会でお話聞くんだから静かにしててよね!」
はいは~い!早めにミュートしますよぉ!
「ホントかしらね…っと、失礼します!皆さんよろしくおねがいします!」
ってことで、今日は転生管理局の定期勉強会。
単純に神の要望通りにほいほい魂を送り込めばいいってもんじゃないからね。日々どんな需要があるか変化してる。
ここで働いてる人は身を持ってそれをよくわかってるはず。
「最近の需要は生前誹謗の死を遂げた男性の魂です。と、いってもその中でも要望する神の世界に無い能力、もとい技術を持ち世界の復興をー…。」
「単純に悪の親玉、魔王を倒すってだけではない?」
「そう。今でもまだいるのだけど、徐々にその世界で元々暮らす人間達が生み出した技術、【異世界召喚】という形で生きた状態そのままで驚異のスキルを持って手助けするといった感じね。まぁその道中で神が口を出したりなにかしたりはするみたいだけど…これは管轄外だからねぇ。」
なるほど…そんな形もできてるんですねぇ。
「…それって神が楽してるってこと?」
「それはどうかなぁ…まぁ自分で選ぶためにここに来る手間は省けるだろうけど、下手したらそのスキルとかで世界征服とか破壊とかし始めたりもあるんじゃ?」
神は傍観するだけのタイプと自分で手を下してやるタイプと…人さながらだよね、実は。
「…と、言うわけで今日の勉強会は終わります。午後の接客対応はカナメくんと葵さん、選別漏れの魂の配布業務はウルメくんで。ほまれさんは夜勤明けだから今日はこれで終わりにして休んでね?では解散!」
日々変わる状況に自ら皆と情報共有して業務に差し支えの無いよう対応する…局長は美人だけでなくしっかりしてるなぁ…うんうん…。
「憧れちゃう…人望もあるし、厳しいときもあるけど優しいし、局員みんなのことわかってるし…私もいつか…。」
ほまれちゃんはもう少し大きくならないと…色んな意味で。
「セ・ク・ハ・ラ!まだまだ私は成長期よっ。」
怒らないでほまれちゃん~!
そうだ、夜勤明けの疲れた体によく効く飲み物のをお教えしましょう!温まってよく寝れるよ!
「…聞いてあげてもいいけど。」
生姜と蜂蜜と牛乳、砂糖はお好みでフワッと煮立てたら…特製ホットミルクの出来上がり!さぁかぁ飲んで!
「自分が作ったみたいに…ん…おいし。」
そうでしょうそうでしょう!ご機嫌なおった…?
「そうね…ふぁぁ…元の声に戻ったら…ゆるしてあげ…る。」
お休み3秒…まだまだ大人になるにははやいみたい。っとまた怒られちゃうね。
じゃあ明日はほまれちゃんの大好きなイケボの私でいきましょうか、久しぶりの休日を楽しみましょう。
それは毎日同じ声聞いてたら飽きちゃうかなって思って、私なりの配慮と優しさですよ!
「別に飽きないわよ。いつもの声はそれはそれで安心するし…。」
やだ!ほまれちゃんっ!キュンする!
「…そういうのがなければの話よっ。今日は勉強会でお話聞くんだから静かにしててよね!」
はいは~い!早めにミュートしますよぉ!
「ホントかしらね…っと、失礼します!皆さんよろしくおねがいします!」
ってことで、今日は転生管理局の定期勉強会。
単純に神の要望通りにほいほい魂を送り込めばいいってもんじゃないからね。日々どんな需要があるか変化してる。
ここで働いてる人は身を持ってそれをよくわかってるはず。
「最近の需要は生前誹謗の死を遂げた男性の魂です。と、いってもその中でも要望する神の世界に無い能力、もとい技術を持ち世界の復興をー…。」
「単純に悪の親玉、魔王を倒すってだけではない?」
「そう。今でもまだいるのだけど、徐々にその世界で元々暮らす人間達が生み出した技術、【異世界召喚】という形で生きた状態そのままで驚異のスキルを持って手助けするといった感じね。まぁその道中で神が口を出したりなにかしたりはするみたいだけど…これは管轄外だからねぇ。」
なるほど…そんな形もできてるんですねぇ。
「…それって神が楽してるってこと?」
「それはどうかなぁ…まぁ自分で選ぶためにここに来る手間は省けるだろうけど、下手したらそのスキルとかで世界征服とか破壊とかし始めたりもあるんじゃ?」
神は傍観するだけのタイプと自分で手を下してやるタイプと…人さながらだよね、実は。
「…と、言うわけで今日の勉強会は終わります。午後の接客対応はカナメくんと葵さん、選別漏れの魂の配布業務はウルメくんで。ほまれさんは夜勤明けだから今日はこれで終わりにして休んでね?では解散!」
日々変わる状況に自ら皆と情報共有して業務に差し支えの無いよう対応する…局長は美人だけでなくしっかりしてるなぁ…うんうん…。
「憧れちゃう…人望もあるし、厳しいときもあるけど優しいし、局員みんなのことわかってるし…私もいつか…。」
ほまれちゃんはもう少し大きくならないと…色んな意味で。
「セ・ク・ハ・ラ!まだまだ私は成長期よっ。」
怒らないでほまれちゃん~!
そうだ、夜勤明けの疲れた体によく効く飲み物のをお教えしましょう!温まってよく寝れるよ!
「…聞いてあげてもいいけど。」
生姜と蜂蜜と牛乳、砂糖はお好みでフワッと煮立てたら…特製ホットミルクの出来上がり!さぁかぁ飲んで!
「自分が作ったみたいに…ん…おいし。」
そうでしょうそうでしょう!ご機嫌なおった…?
「そうね…ふぁぁ…元の声に戻ったら…ゆるしてあげ…る。」
お休み3秒…まだまだ大人になるにははやいみたい。っとまた怒られちゃうね。
じゃあ明日はほまれちゃんの大好きなイケボの私でいきましょうか、久しぶりの休日を楽しみましょう。
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
男女比がおかしい世界に来たのでVtuberになろうかと思う
月乃糸
大衆娯楽
男女比が1:720という世界に転生主人公、都道幸一改め天野大知。 男に生まれたという事で悠々自適な生活を送ろうとしていたが、ふとVtuberを思い出しVtuberになろうと考えだす。 ブラコンの姉妹に囲まれながら楽しく活動!
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活
XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
悠久の機甲歩兵
竹氏
ファンタジー
文明が崩壊してから800年。文化や技術がリセットされた世界に、その理由を知っている人間は居なくなっていた。 彼はその世界で目覚めた。綻びだらけの太古の文明の記憶と機甲歩兵マキナを操る技術を持って。 文明が崩壊し変わり果てた世界で彼は生きる。今は放浪者として。
※現在毎日更新中
男女貞操逆転世界で、自己肯定感低めのお人好し男が、自分も周りも幸せにするお話
カムラ
ファンタジー
※下の方に感想を送る際の注意事項などがございます!
お気に入り登録は積極的にしていただけると嬉しいです!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あらすじ
学生時代、冤罪によってセクハラの罪を着せられ、肩身の狭い人生を送ってきた30歳の男、大野真人(おおのまさと)。
ある日仕事を終え、1人暮らしのアパートに戻り眠りについた。
そこで不思議な夢を見たと思ったら、目を覚ますと全く知らない場所だった。
混乱していると部屋の扉が開き、そこには目を見張るほどの美女がいて…!?
これは自己肯定感が低いお人好し男が、転生した男女貞操逆転世界で幸せになるお話。
※本番はまぁまぁ先ですが、#6くらいから結構Hな描写が増えます。
割とガッツリ性描写は書いてますので、苦手な方は気をつけて!
♡つきの話は性描写ありです!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
誤字報告、明らかな矛盾点、良かったよ!、続きが気になる! みたいな感想は大歓迎です!
どんどん送ってください!
逆に、否定的な感想は書かないようにお願いします。
受け取り手によって変わりそうな箇所などは報告しなくて大丈夫です!(言い回しとか、言葉の意味の違いとか)
作者のモチベを上げてくれるような感想お待ちしております!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる