29 / 95
螺旋の果て(上)
第15章 【崩壊】
しおりを挟む
いつものように鍵を開けて部屋に入る。
今日は、ソファーに丸くなって眠っている。
あの日依頼、裕希はずっと、この部屋にいる。
全裸のまま。
手枷と足枷を着けて。
首には南京錠の付いた太い首輪が、長い鎖でベッドに繋がれている。
乱れた髪を除けて顔を見ると、ゆっくり目を覚ました。
『ただいま、裕希。』
裕希は、ゆっくりとソファーから降り、三つ指を付いた。
「おかえりなさいませ…
旦那様…」
そう言って、オレの前に膝ま付き、スラックスのベルトを外しだした。
オレから脱がせたスラックスとトランクスを丁寧にたたむと…
クワえた。
両手と小さな口を使い、オレの肉の棒にムシャぶりついた。
『ほら、もっと上手にやりなさい。ご褒美が欲しいだろ?』
あぁ、気持ちがいい。
上手くなりやがった。
唇と舌。更に、喉の奥まで使って、優しく、激しく、男の感じる部分を刺激しやがる。
次第に激しい快感に、オレはイッた。
クワえたまま、裕希の喉が、ゴクンと飲み込む音が聞こえた。
「ごちそうさまでした。」
少し後退り、三つ指で囁いた。
オレは、その日の簡易トイレの処置と、部屋の空気の入れ替えをした。
その間、裕希は、オレが用意した食事を済ませている。
…手を使わずに…
目には光がない。
食事…いや、餌を食った裕希は、パイプベッドに仰向けになり、M字に脚を開いた。
オレが近づくと、
「よろしくお願いします。」
と…
裕希の自我は、恐怖と不安、諦めにより奥底に逃げている。
まだだ…まだまだ。
やっと中間地点…。
…あの日から、1ヶ月。
今日は、ソファーに丸くなって眠っている。
あの日依頼、裕希はずっと、この部屋にいる。
全裸のまま。
手枷と足枷を着けて。
首には南京錠の付いた太い首輪が、長い鎖でベッドに繋がれている。
乱れた髪を除けて顔を見ると、ゆっくり目を覚ました。
『ただいま、裕希。』
裕希は、ゆっくりとソファーから降り、三つ指を付いた。
「おかえりなさいませ…
旦那様…」
そう言って、オレの前に膝ま付き、スラックスのベルトを外しだした。
オレから脱がせたスラックスとトランクスを丁寧にたたむと…
クワえた。
両手と小さな口を使い、オレの肉の棒にムシャぶりついた。
『ほら、もっと上手にやりなさい。ご褒美が欲しいだろ?』
あぁ、気持ちがいい。
上手くなりやがった。
唇と舌。更に、喉の奥まで使って、優しく、激しく、男の感じる部分を刺激しやがる。
次第に激しい快感に、オレはイッた。
クワえたまま、裕希の喉が、ゴクンと飲み込む音が聞こえた。
「ごちそうさまでした。」
少し後退り、三つ指で囁いた。
オレは、その日の簡易トイレの処置と、部屋の空気の入れ替えをした。
その間、裕希は、オレが用意した食事を済ませている。
…手を使わずに…
目には光がない。
食事…いや、餌を食った裕希は、パイプベッドに仰向けになり、M字に脚を開いた。
オレが近づくと、
「よろしくお願いします。」
と…
裕希の自我は、恐怖と不安、諦めにより奥底に逃げている。
まだだ…まだまだ。
やっと中間地点…。
…あの日から、1ヶ月。
0
お気に入りに追加
18
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
大嫌いな歯科医は変態ドS眼鏡!
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
……歯が痛い。
でも、歯医者は嫌いで痛み止めを飲んで我慢してた。
けれど虫歯は歯医者に行かなきゃ治らない。
同僚の勧めで痛みの少ない治療をすると評判の歯科医に行ったけれど……。
そこにいたのは変態ドS眼鏡の歯科医だった!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる