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【1章・ハジメテなカイカン】

『1-3・イかされて、見られそうになっちゃって!?』

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「んぁぁっ! んんん!」



 私の声と同時に、亀頭の先から、勢いよく大量の白濁液が溢れ出す。さっきの量と勢いよりも更に激しく、ドクドクと、おちんちんはそれを吐き出していた。

 私のおちんちんを掴んでいたアイネの手が見えなくなるくらいに、大量の白濁液が溢れている。粘り気によって、ねっとりと白濁液が垂れていった。おちんちんが何度も膨張と収縮を繰り返して、アイネの手を汚し続けている。

 そんな私にアイネが言った。



「ちょっと、何してるんですか! ちゃんと教えて下さいって言いましたよね」

「ぁぁぁ……ぁ……」



 幼い子供にイカされて。私はもう一杯一杯で、頭の中は真っ白で、上手く思考回路が働かなくて。

 アイネのその言葉遣いや口ぶりは大人びたものだけれど、見た目も声もその全ては子供そのもので。そんな幼い子供相手でも、おちんちんを握られれば反抗できなくなってしまう、そんな背徳感に私のおちんちんはまた硬さを増す。



「それに凄い量、ホントに変態ワンちゃんじゃないですか」



 苛立ちの混じった声と共に、乱暴におちんちんが握られて。白濁液を出し終えても、まだ硬いままのそれが、アイネの手に締め付けられると同時に勢いよく跳ねた。

 おちんちんに伝わってきた刺激は、痛いくらいのもので。アイネの手に握られるだけで、大声が漏れてしまうくらいに敏感になっていた。おちんちん全部が、まるで亀頭になってしまったかのくらいに。



「ちゃんと聞いてますか?」

「ぁっ、ぁはぁっっ!」

「……おちんちんで頭の中一杯にしちゃって、話も聞いてないですし。あたしの使い魔なのに、そんなの困ります。勝手に絶頂しちゃったから、チョーセイも出来ませんでしたし。今度はちゃんと言ってくださいね」



 刺激が強すぎて、もう怖いくらいになっているのに。それなのにおちんちんは硬く膨張しっぱなしで。アイネの手が、また動き出すと、私は声を上げた。

 白濁液に塗れたその手と、私のおちんちんが擦れ合うたびに、ぐちょぐちょと水気を含んだ音を立てる。

 その強すぎる刺激から逃れようと、私の腰は無意識の内に浮き上がり、踊るように右往左往する。それでも、アイネはしっかりと指先に力を込めて、扱き続けてくる。その表情は何処か楽しげでもあって。けれど、私はそれどころではなくて。



「だめぇっ! それ、しげきぃがっ、ぁぁっ、つ、つよすぎてぇぇ!」

「ほら、ほら、ほら。変態ワンちゃん、早く絶頂してくださいね?」



 変態ワンちゃん、そう言われても否定できない私がいて。それどころか、そう言われて私は喜んでいるような気がした。

 頭の中は真っ白になって、おちんちんに与えられる刺激が私の全身を支配して。私の身体は何処かへ消えてしまい、まるでおちんちんしか残っていないようで。



「ほら、どうなんですか?」



 そんな痛いくらいの刺激の中でも、また、あの、白濁液を吐き出す時の予兆がこみ上げてきて。

 おちんちんがより一層膨張しているのが分かる。張り裂けそうになるくらい、強く硬くなっていくのが分かる。あの全てを吐き出してしまう様な感覚を、もう一度味わいたい事ばかり思ってしまう。出したい、出したい、出したい。

 そんな時。



「椿ちゃん、いる?」



 カーテン越しに、私を呼ぶ声がした。幼なじみの純恋のものだった。私は咄嗟に唇を強く結んで声が漏れるのを抑える。



「んっーー!?」

「椿ちゃん、平気? 大丈夫?」



 私が鼻息荒く、嬌声を抑えているのを見て、アイネが小悪魔じみた笑みを作った。おちんちんを掴んでいた手を止めて、片方の手を広げて、亀頭の先に乗せる。それはゆっくりと、私に見せつけるように大げさな動きで。敏感になっている今、あんなことをされたら声が我慢できなくなる。

 私は首を小刻みに横に振って。それでもアイネは、より一層笑顔になっただけで。



「椿ちゃん、カーテン開けてもいい?」

「駄目ぇ、ぇっ!」



 アイネが亀頭の先を手の平で擦りつけた。敏感になっていた亀頭は、手の平が一往復擦れるだけで耐えきれない程の刺激を感じ取ってしまう。

 その強烈な刺激に私は大声を漏らして。腰が跳ね上がってベッドのスプリングが軋む音が響く。

 私の声に純恋が心配そうな声を出した。



「椿ちゃん、だ、大丈夫!?」

「だぃじょぶぅ、だからぁっ」



 白濁液に塗れた手とおちんちんが、ぐちゅぐちゅと水音を激しく立てて。それはひどく卑猥な音で、そして大きな音だった。カーテン一枚越しにいる純恋に、全て聞こえてしまいそうな程に。



 今、純恋にカーテンを開けられてしまえば全て見られてしまう。私に生えたおちんちんも、それを激しく隆起させている姿も、それを年端もいかない少女に弄られてだらしなく叫んでいるところも。幼稚園の時からずっと一緒で、私の事を良く知っている純恋に。関係も、友情も、それどころか全校生徒にその話が伝わって、私の学校生活も壊れてしまうかもしれない。幼い女の子に、学校でおちんちんを弄ばれて喜ぶ変態だと思われてしまうかもしれない。



 そんな事を想像すると、私のおちんちんはより一層に敏感になってしまっていた。今すぐアイネを止めなくてはいけないけれど、私はおちんちんが受けている刺激の事しか考えられなくなっていた。

 アイネがクスリと小さく笑って、弄ぶように手を動かし続ける。私の反応を見て、弱いところを探しているようで。

 私は必死に、呂律の回らなくなった舌を動かす。



「だぃじょうぶだからぁっ! もどって! 純恋ぇぇっ……、だいじょうぅぶだからぁ」

「本当に大丈夫? 教室に戻るよ?」

「ぃって、イッってぇ!」



 純恋が保健室を出ていく音がすると同時に、アイネがまた激しく右手を動かした。ぶちゅぶちゅと、白濁液が泡立つ。白く塗りつぶされいた亀頭が露出する。



「ぁっ、ぁぁっ! ぁあぁっぁ! んふっんん!」

「お友達の前だったのに、おちんちんの方が大事だったんですか。話しかけられる度に、おちんちんビクンビクンってさせてましたよ。コーフンしてましたよね?」

「んぁあっぁっ! ぁぁっ!」

「変態ワンちゃん、また聞いていないんですか? 絶頂するんですか、どうなんですか? もう!」



 アイネが、亀頭を撫でまわしていた手を離して、私のおちんちんの下へと指を持っていく。おちんちんの下側、私のクリトリスを指先でつまんだ。いつもより大きくなっていたクリトリスが、アイネの指先で触られて全ての感触を伝えてくる。アイネの指先、その指紋の凹凸一つ一つが感じられたと錯覚するくらいに、クリトリスが感覚を敏感に察知して。



 皮膚を引っ張られるような感覚が、クリトリスの受けた触覚の刺激が、全て痛みの混ざった快感に変わる。おちんちんのとは全く違う、新しい快感が急に脳内の奥まで押し寄せてくる。私の腰から背中までが、勢いよく跳ね上がって。喉の奥から声が溢れ出る。



「だめぇぇぇ! で、でちゃうぅからぁっ!」

「ほら、出してください。まただらしなく、出しちゃってください」

「でるぅぅぅ!」



 ぶびゅる、ぶびゅると激しい音を立てて。既に塗れていた白濁液を押し退けながら、先程よりもより一層の勢いで白濁液を吐き出した瞬間に。

 アイネが亀頭の辺りを掴んで言う。



「チョーセイ開始です」

「まってぇっ! まっ!」



 アイネの手が紫色の光の結晶を散らして。あの時見た魔法陣が小さく、彼女の足元で展開した。それよりも。

 おちんちんが白濁液を勢いよく吐き出し終えているのに、その瞬間の、出した快感がずっと続いていた。クリトリスのジンジンとした刺激も、触られていないのにずっと継続している。頭の中が真っ白に変わるあの一瞬が、ずっと続いていて。快感が全身に押し寄せてきたまま、新しい快感が更に重なって。数秒か数十秒かも分からなくなるくらい、おちんちんとクリトリスが激しい絶頂状態のままで。



「イッてる、イっちゃってるのにぃ! まだイッてるぅんんー!」

「チョーセイ完了!」

「だめっだめっもっとイっちゃうぅからぁ!」



 アイネが手を離した瞬間に。暴れるように、おちんちんが勢いよく震えた。より一層の刺激が、何もおちんちんに触れていないのに伝わってくる。今まで全身に押し寄せては続いてきた刺激が、まるで波の様に引いていって、そしてその全てがおちんちんに伝わった様で。亀頭が何度も跳ね上がる。そのまま白濁液を、勢いよく空中に放出して。



「ぁぁあっぁ! ぁぁっぁぁっ!」



 びゅるり、と白濁液を空中に吐き出すと、それは弧を描いていく。今までのよりも、ずっと勢いのある放出。壊れた噴水みたいに、そのドロリとした粘った液体を勢いよく放ち続ける。

 重力に引かれ床に落ちた白濁液が、べちゃりと水音を立てた。全て吐き出したのだろうか、おちんちんは気の抜けたように、力なく下を向く。私の太ももに、だらしなく触れた。ドロリとした感触が私の下半身を汚しているのが分かる。

 大量の白濁液がベッドのシーツをぐっしょりと濡らしていて、私の肌がそれを冷たく感じる。独特の臭いが私の鼻腔を刺す。



 心臓の動悸が今まで経験したことがないくらいに早くなっていて。呼吸が上手くできない。頭の中は真っ白で、快感の余韻の事しか私は考えられなかった。



「じゃあ、ツバキ。これからよろしくお願いしますね」



 薄れてゆく意識の中で、私はそう言われたのを、聞いた気がした。

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