28 / 202
2度目の… ⑤
しおりを挟む
「もっと……」
恥じらいながらも、瑞稀は自ら胸を晴人の顔に近づける。
「瑞稀は本当に可愛いな…」
晴人は瑞稀を抱き上げると、瑞稀を後ろから抱きしめるよう体勢で、自分の膝の上に瑞稀を座らせた。
「瑞稀、もっと身体を俺に預けて…」
言われるがまま、瑞稀は晴人に身体を委ねると、
「ひやぁぁ……、ぁぁ…ぁン……ッ」
両手で両方の乳首を、同時に弄られる。
キュッときつくつねられたかと思うと、次は優しく乳首の先端だけをさする。
親指と人差し指でこねられると、まだ触られていない後孔が物欲しそうひくひく収縮する。
閉じられていた脚は大きく開かれ、楔が丸見えとなってしまった。
恥ずかしい…。
そう思う反面、
晴人さんに僕の全てを、見てもらいたい。
とも思う。
爪の先で乳首の先端をカリカリ引っ掻かれると、瑞稀の腰が上がってきて、楔からは先走りがトロトロ流れ、楔の裏を伝う。
晴人の顔は見えないが、晴人の息が耳にあたり、ゾクゾクする。
こねられ、押し込まれ、引っ張られ、弾かれる。
それだけの刺激だけでも頭がおかしくなりそうだが、瑞稀の左乳首を弄っていた指を離すと、
「あぁ……っ!」
晴人は左手で瑞稀の楔を、大きな手の中に包み込み擦り上げた。
先走りがローションの代わりとなり、晴人の手の滑りをよくする。
「あ……んぁ……ぁぁ……ッ」
楔を擦る晴人の手が上下するたび、先走りは濃くなり、後孔から流れる液がベッドのシーツを濡らす。
「晴人……さん…。晴人……さん……ぁぁ…」
キスをせがむように瑞稀が晴人の方に振り返ると、晴人は嬉しそうに微笑み、瑞稀と濃厚なキスをする。
乳首と楔の先端を爪で小刻みに引っ掻かれる。 全身にビリっと甘く痺れるような快楽が走り抜け、頭が真っ白になると、
「あっ、あっ、あああぁぁ……ッツ」
腰を限界まで反らせ、楔の奥に急激に集まってきた熱い蜜を、晴人の胸の中で一気に解き放った。
恥じらいながらも、瑞稀は自ら胸を晴人の顔に近づける。
「瑞稀は本当に可愛いな…」
晴人は瑞稀を抱き上げると、瑞稀を後ろから抱きしめるよう体勢で、自分の膝の上に瑞稀を座らせた。
「瑞稀、もっと身体を俺に預けて…」
言われるがまま、瑞稀は晴人に身体を委ねると、
「ひやぁぁ……、ぁぁ…ぁン……ッ」
両手で両方の乳首を、同時に弄られる。
キュッときつくつねられたかと思うと、次は優しく乳首の先端だけをさする。
親指と人差し指でこねられると、まだ触られていない後孔が物欲しそうひくひく収縮する。
閉じられていた脚は大きく開かれ、楔が丸見えとなってしまった。
恥ずかしい…。
そう思う反面、
晴人さんに僕の全てを、見てもらいたい。
とも思う。
爪の先で乳首の先端をカリカリ引っ掻かれると、瑞稀の腰が上がってきて、楔からは先走りがトロトロ流れ、楔の裏を伝う。
晴人の顔は見えないが、晴人の息が耳にあたり、ゾクゾクする。
こねられ、押し込まれ、引っ張られ、弾かれる。
それだけの刺激だけでも頭がおかしくなりそうだが、瑞稀の左乳首を弄っていた指を離すと、
「あぁ……っ!」
晴人は左手で瑞稀の楔を、大きな手の中に包み込み擦り上げた。
先走りがローションの代わりとなり、晴人の手の滑りをよくする。
「あ……んぁ……ぁぁ……ッ」
楔を擦る晴人の手が上下するたび、先走りは濃くなり、後孔から流れる液がベッドのシーツを濡らす。
「晴人……さん…。晴人……さん……ぁぁ…」
キスをせがむように瑞稀が晴人の方に振り返ると、晴人は嬉しそうに微笑み、瑞稀と濃厚なキスをする。
乳首と楔の先端を爪で小刻みに引っ掻かれる。 全身にビリっと甘く痺れるような快楽が走り抜け、頭が真っ白になると、
「あっ、あっ、あああぁぁ……ッツ」
腰を限界まで反らせ、楔の奥に急激に集まってきた熱い蜜を、晴人の胸の中で一気に解き放った。
12
お気に入りに追加
675
あなたにおすすめの小説
零れる
午後野つばな
BL
やさしく触れられて、泣きたくなったーー
あらすじ
十代の頃に両親を事故で亡くしたアオは、たったひとりで弟を育てていた。そんなある日、アオの前にひとりの男が現れてーー。
オメガに生まれたことを憎むアオと、“運命のつがい”の存在自体を否定するシオン。互いの存在を否定しながらも、惹かれ合うふたりは……。 運命とは、つがいとは何なのか。
★リバ描写があります。苦手なかたはご注意ください。
★オメガバースです。
★思わずハッと息を呑んでしまうほど美しいイラストはshivaさん(@kiringo69)に描いていただきました。
森の中の華 (オメガバース、α✕Ω、完結)
Oj
BL
オメガバースBLです。
受けが妊娠しますので、ご注意下さい。
コンセプトは『受けを妊娠させて吐くほど悩む攻め』です。
ちょっとヤンチャなアルファ攻め✕大人しく不憫なオメガ受けです。
アルファ兄弟のどちらが攻めになるかは作中お楽しみいただけたらと思いますが、第一話でわかってしまうと思います。
ハッピーエンドですが、そこまで受けが辛い目に合い続けます。
菊島 華 (きくしま はな) 受
両親がオメガのという珍しい出生。幼い頃から森之宮家で次期当主の妻となるべく育てられる。囲われています。
森之宮 健司 (もりのみや けんじ) 兄
森之宮家時期当主。品行方正、成績優秀。生徒会長をしていて学校内での信頼も厚いです。
森之宮 裕司 (もりのみや ゆうじ) 弟
森之宮家次期当主。兄ができすぎていたり、他にも色々あって腐っています。
健司と裕司は二卵性の双子です。
オメガバースという第二の性別がある世界でのお話です。
男女の他にアルファ、ベータ、オメガと性別があり、オメガは男性でも妊娠が可能です。
アルファとオメガは数が少なく、ほとんどの人がベータです。アルファは能力が高い人間が多く、オメガは妊娠に特化していて誘惑するためのフェロモンを出すため恐れられ卑下されています。
その地方で有名な企業の子息であるアルファの兄弟と、どちらかの妻となるため育てられたオメガの少年のお話です。
この作品では第二の性別は17歳頃を目安に判定されていきます。それまでは検査しても確定されないことが多い、という設定です。
また、第二の性別は親の性別が反映されます。アルファ同士の親からはアルファが、オメガ同士の親からはオメガが生まれます。
独自解釈している設定があります。
第二部にて息子達とその恋人達です。
長男 咲也 (さくや)
次男 伊吹 (いぶき)
三男 開斗 (かいと)
咲也の恋人 朝陽 (あさひ)
伊吹の恋人 幸四郎 (こうしろう)
開斗の恋人 アイ・ミイ
本編完結しています。
今後は短編を更新する予定です。
身代わりβの密やかなる恋
朏猫(ミカヅキネコ)
BL
旧家に生まれた僕はαでもΩでもなかった。いくら美しい容姿だと言われても、βの僕は何の役にも立たない。ところがΩの姉が病死したことで、姉の許嫁だったαの元へ行くことになった。※他サイトにも掲載
[名家次男のα × 落ちぶれた旧家のβ(→Ω) / BL / R18]
【続篇完結】第四皇子のつがい婚―年下皇子は白百合の香に惑う―
熾月あおい
BL
嶌国の第四皇子・朱燎琉(α)は、貴族の令嬢との婚約を前に、とんでもない事故を起こしてしまう。発情して我を失くし、国府に勤める官吏・郭瓔偲(Ω)を無理矢理つがいにしてしまったのだ。
その後、Ωの地位向上政策を掲げる父皇帝から命じられたのは、郭瓔偲との婚姻だった。
納得いかないながらも瓔偲に会いに行った燎琉は、そこで、凛とした空気を纏う、うつくしい官吏に引き合わされる。漂うのは、甘く高貴な白百合の香り――……それが燎琉のつがい、瓔偲だった。
戸惑いながらも瓔偲を殿舎に迎えた燎琉だったが、瓔偲の口から思ってもみなかったことを聞かされることになる。
「私たちがつがってしまったのは、もしかすると、皇太子位に絡んだ陰謀かもしれない。誰かの陰謀だとわかれば、婚約解消を皇帝に願い出ることもできるのではないか」
ふたりは調査を開始するが、ともに過ごすうちに燎琉は次第に瓔偲に惹かれていって――……?
※「*」のついた話はR指定です、ご注意ください。
※第11回BL小説大賞エントリー中。応援いただけると嬉しいです!
その溺愛は伝わりづらい!気弱なスパダリ御曹司にノンケの僕は落とされました
海野幻創
BL
人好きのする端正な顔立ちを持ち、文武両道でなんでも無難にこなせることのできた生田雅紀(いくたまさき)は、小さい頃から多くの友人に囲まれていた。
しかし他人との付き合いは広く浅くの最小限に留めるタイプで、女性とも身体だけの付き合いしかしてこなかった。
偶然出会った久世透(くぜとおる)は、嫉妬を覚えるほどのスタイルと美貌をもち、引け目を感じるほどの高学歴で、議員の孫であり大企業役員の息子だった。
御曹司であることにふさわしく、スマートに大金を使ってみせるところがありながら、生田の前では捨てられた子犬のようにおどおどして気弱な様子を見せ、そのギャップを生田は面白がっていたのだが……。
これまで他人と深くは関わってこなかったはずなのに、会うたびに違う一面を見せる久世は、いつしか生田にとって離れがたい存在となっていく。
【7/27完結しました。読んでいただいてありがとうございました。】
【続編も8/17完結しました。】
「その溺愛は行き場を彷徨う……気弱なスパダリ御曹司は政略結婚を回避したい」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/962473946/911896785
↑この続編は、R18の過激描写がありますので、苦手な方はご注意ください。
初心者オメガは執着アルファの腕のなか
深嶋
BL
自分がベータであることを信じて疑わずに生きてきた圭人は、見知らぬアルファに声をかけられたことがきっかけとなり、二次性の再検査をすることに。その結果、自身が本当はオメガであったと知り、愕然とする。
オメガだと判明したことで否応なく変化していく日常に圭人は戸惑い、悩み、葛藤する日々。そんな圭人の前に、「運命の番」を自称するアルファの男が再び現れて……。
オメガとして未成熟な大学生の圭人と、圭人を番にしたい社会人アルファの男が、ゆっくりと愛を深めていきます。
穏やかさに滲む執着愛。望まぬ幸運に恵まれた主人公が、悩みながらも運命の出会いに向き合っていくお話です。本編、攻め編ともに完結済。
彼のいない世界が輝きはじめるとき
riiko
BL
オメガの蓮は、大好きな夫で番がいた。
彼は3年前、蓮を残してこの世を去る。3年間夫を忘れることなく、ずっと恋をしたまま生きてきた蓮。本来なら死別した番との縁は切れて、オメガとして他のアルファを誘うフェロモンが出て発情期もあるはずだが、それを失った。
夢の中でしか会えない夫に現在進行形で恋をし続ける。
ある日、今年は3年ぶりにホワイトクリスマスになると知った。
もしも今年のクリスマスに雪が降ったら、もしも雪なら……願掛けをする蓮。
しかし決意をした翌日、過去に振った運命の番だった人と再会した。
彼が言う。
クリスマスまで、自分の体を自由に使っていい。それが終わる時、これからのあなたの未来を決めて欲しい。「彼の願いをどうか叶えてあげて」と。
蓮は不思議に思うも、翌日尋ねてきた運命の男は、中身がまるで変わっていて……
クリスマスが見せる奇跡の3日間の物語。よくある題材ですが、riikoなりに作り出した世界観をお楽しみいただけたら幸いです。
性描写が入るシーンは
※マークをタイトルにつけますのでご注意くださいませ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる