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第五弾
すれ違う2人 ②
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昼過ぎ、蓮に電話をかけたが、つながらなかった。
メールを打とうかも思ったが、文章にすると蓮を責めているような文になってしまったのでやめた。
メールじゃなくて、蓮の口から直接聞きたいし…
いつもなら、真司からの着信があれば蓮からの折り返しの電話もあるが、夕方になっても連絡はない。
そんなに忙しいのかな…
真司は必死にそう思い込もうとしていたが、蓮に避けられているかも…と言う疑問は真司の中で確信へと変わりつつあった。
一人、家にこもっていると、どんどん悪い方へ考えてしまいそうで、真司は家を出た。
出たはいいけど、飲みに行くのも一人だとまた考えてしまいそうだしな…
…あ‼︎そうだ!今日は陽気なあいつと飲むか。
真司は野宮に電話をし、飲みに誘うと野宮は快く承諾してくれた。
待ち合わせの店に先についていた野宮と真司は合流し、適当にアテを頼むと、野宮と乾杯をした。
「お前、いっつも急なんだよ。俺に予定があったらどうするつもりだったんだよ」
「野宮、今日予定あったのか⁉︎」
そこまで考えられてなかった!
真司の慌てっぷりを見て、野宮が笑う。
「なんで笑うんだよ」
「お前、焦りすぎだぞ。ないよ、ない。予定なんてなかったから大丈夫。ちょっとからかっただけ…」
「野宮の冗談、面白くない」
真司はビールをグイッと飲み干す。
「お前のそういうところ、面白いよな…で、お前またケンカでもしたのかよ…」
「ケンカはしてないんだけどさ…」
「ケンカしてないのに、なんでここで俺と飲んでんだよ…」
「それは…」
真司が言葉を濁すと、
「言えるようになるまで、とりあえず飲めって」
野宮がどんどんビールを勧めてきた。
真司も蓮とのモヤモヤを消し去るように、出されたビールをどんどん飲み干す。
真司は昼から何も食べておらず、空きっ腹にビールを立て続けに何杯か飲み干したので、いつもより早くに酔いが回った。
「それで、言う気になったか?」
アルコールに強い野宮は、全く顔色を変えず、ほぼ素面に近い。
「…俺、最近、蓮に避けられてるみたいでさ…」
野宮に引き換え、真司はベロベロになっていた。
「お前の彼女、蓮ちゃんっていうんだ…それで、なんで避けられてると思った?」
「前は…どんなに忙しくても、朝食一緒に食べてたのに、最近一緒に食べてないし…帰りが遅い時は、もっと早くに連絡くれたのに、その連絡くれるのも遅くなったし…それに…」
「それに、どうした?」
野宮はベロベロになっている真司の顔をしっかと見て、真司の話を聞く。
「それに、今日、仕事で遅くなるから会社の近くのビジネスホテルに泊まるって…直接俺にいうんじゃなくて、メモ書きで置いてあったり…」
真司は今朝のことを思い出して、顔をうな垂れさせた。
「まー、一緒に住んでたら色々あるだろうけど、お前は何が一番嫌なんだ?仕事で帰りが遅い事?朝食を一緒に食べれない事?連絡してくれるのが遅い事?ホテルに泊まること?それとも、今日のことメモ書きで知らせた事?」
「それもあるけど…」
「けど?」
「けど、一番嫌な事は、いつも近くにいるのに、一人何か思い詰めて、俺を避けて何も話してくれないこと…」
「そう思うのか?」
「俺、頼りないけど、もっと頼って欲しい…蓮には蓮の考えがあるけど、一人で抱え込まないで欲しい…」
「佐々木、お前はいい奴だし、頼りがいある。自信を持て」
野宮は真司の肩をバンバンと叩く。
「だったらなんで避けるんだよ…今日だって電話したのに折り返しないしさ…」
「蓮ちゃん、仕事忙しいんだろ?じゃあ、無理じゃん。お前も仕事忙しい時、無理だろ?」
「…たしかに…」
「それに、そんなに気になるなら本人に直接聞くのが一番早くて、一番正確。いくら一人で考えても、それは憶測であって本当のところはわからないだろ?」
「…うん…って俺、今野宮に説教されてる?」
「これは説教じゃない。正論を解かれている」
「なにそれ」
真司はさっきまで暗い気持ちだったが、野宮に聞いてもらう事で、心がどんどん軽くなっていった。
「お前にだって、言えない事、一つや二つはあるだろ?全部知りたいなんて欲張りだ」
「…」
「今回、色々な事が重なってるみたいだけど、お前はどうしたい?」
俺はどうしたい?
どうしたいって…
「今、聞いたら俺が色々問いただしてしまいそうだから、蓮が言ってくれるまで、もう少し待ってみるよ」
「俺もその方がいいと思う」
野宮が優しく微笑んだ。
その後も真司はビールを飲み続け、いつもより酔っ払ったはずだが、野宮に話を聞いてもらう前より頭がスッキリしていた。
帰り道を心配して、野宮が『家に泊まるか?』と誘ってくれたが断ったので、家に着いたら野宮に連絡する事を条件に、真司は家に帰った。
そして真司が寝ようとベットに入った時、携帯を確認しすると蓮からメールで『ごめん』とだけあったので、真司は蓮に『無理だけしないで』と返信をした。
蓮のことを考えるとなかなか寝付けず真司が起きていると、『やっぱり家に帰っていい?』と蓮からメールが入った。
!!
真司は慌てて蓮に電話をする。
「もしもし、蓮…」
『真司ごめん…こんな時間にメールなんて…』
「蓮らかの連絡はいつでも大丈夫。蓮、帰っておいでよ。待ってるから」
『あんなことしておいて、帰って…いいの?…』
「その事はもういいよ。だから気をつけて帰っておいで」
『うん』
蓮は嬉しそうに電話を切った。
メールを打とうかも思ったが、文章にすると蓮を責めているような文になってしまったのでやめた。
メールじゃなくて、蓮の口から直接聞きたいし…
いつもなら、真司からの着信があれば蓮からの折り返しの電話もあるが、夕方になっても連絡はない。
そんなに忙しいのかな…
真司は必死にそう思い込もうとしていたが、蓮に避けられているかも…と言う疑問は真司の中で確信へと変わりつつあった。
一人、家にこもっていると、どんどん悪い方へ考えてしまいそうで、真司は家を出た。
出たはいいけど、飲みに行くのも一人だとまた考えてしまいそうだしな…
…あ‼︎そうだ!今日は陽気なあいつと飲むか。
真司は野宮に電話をし、飲みに誘うと野宮は快く承諾してくれた。
待ち合わせの店に先についていた野宮と真司は合流し、適当にアテを頼むと、野宮と乾杯をした。
「お前、いっつも急なんだよ。俺に予定があったらどうするつもりだったんだよ」
「野宮、今日予定あったのか⁉︎」
そこまで考えられてなかった!
真司の慌てっぷりを見て、野宮が笑う。
「なんで笑うんだよ」
「お前、焦りすぎだぞ。ないよ、ない。予定なんてなかったから大丈夫。ちょっとからかっただけ…」
「野宮の冗談、面白くない」
真司はビールをグイッと飲み干す。
「お前のそういうところ、面白いよな…で、お前またケンカでもしたのかよ…」
「ケンカはしてないんだけどさ…」
「ケンカしてないのに、なんでここで俺と飲んでんだよ…」
「それは…」
真司が言葉を濁すと、
「言えるようになるまで、とりあえず飲めって」
野宮がどんどんビールを勧めてきた。
真司も蓮とのモヤモヤを消し去るように、出されたビールをどんどん飲み干す。
真司は昼から何も食べておらず、空きっ腹にビールを立て続けに何杯か飲み干したので、いつもより早くに酔いが回った。
「それで、言う気になったか?」
アルコールに強い野宮は、全く顔色を変えず、ほぼ素面に近い。
「…俺、最近、蓮に避けられてるみたいでさ…」
野宮に引き換え、真司はベロベロになっていた。
「お前の彼女、蓮ちゃんっていうんだ…それで、なんで避けられてると思った?」
「前は…どんなに忙しくても、朝食一緒に食べてたのに、最近一緒に食べてないし…帰りが遅い時は、もっと早くに連絡くれたのに、その連絡くれるのも遅くなったし…それに…」
「それに、どうした?」
野宮はベロベロになっている真司の顔をしっかと見て、真司の話を聞く。
「それに、今日、仕事で遅くなるから会社の近くのビジネスホテルに泊まるって…直接俺にいうんじゃなくて、メモ書きで置いてあったり…」
真司は今朝のことを思い出して、顔をうな垂れさせた。
「まー、一緒に住んでたら色々あるだろうけど、お前は何が一番嫌なんだ?仕事で帰りが遅い事?朝食を一緒に食べれない事?連絡してくれるのが遅い事?ホテルに泊まること?それとも、今日のことメモ書きで知らせた事?」
「それもあるけど…」
「けど?」
「けど、一番嫌な事は、いつも近くにいるのに、一人何か思い詰めて、俺を避けて何も話してくれないこと…」
「そう思うのか?」
「俺、頼りないけど、もっと頼って欲しい…蓮には蓮の考えがあるけど、一人で抱え込まないで欲しい…」
「佐々木、お前はいい奴だし、頼りがいある。自信を持て」
野宮は真司の肩をバンバンと叩く。
「だったらなんで避けるんだよ…今日だって電話したのに折り返しないしさ…」
「蓮ちゃん、仕事忙しいんだろ?じゃあ、無理じゃん。お前も仕事忙しい時、無理だろ?」
「…たしかに…」
「それに、そんなに気になるなら本人に直接聞くのが一番早くて、一番正確。いくら一人で考えても、それは憶測であって本当のところはわからないだろ?」
「…うん…って俺、今野宮に説教されてる?」
「これは説教じゃない。正論を解かれている」
「なにそれ」
真司はさっきまで暗い気持ちだったが、野宮に聞いてもらう事で、心がどんどん軽くなっていった。
「お前にだって、言えない事、一つや二つはあるだろ?全部知りたいなんて欲張りだ」
「…」
「今回、色々な事が重なってるみたいだけど、お前はどうしたい?」
俺はどうしたい?
どうしたいって…
「今、聞いたら俺が色々問いただしてしまいそうだから、蓮が言ってくれるまで、もう少し待ってみるよ」
「俺もその方がいいと思う」
野宮が優しく微笑んだ。
その後も真司はビールを飲み続け、いつもより酔っ払ったはずだが、野宮に話を聞いてもらう前より頭がスッキリしていた。
帰り道を心配して、野宮が『家に泊まるか?』と誘ってくれたが断ったので、家に着いたら野宮に連絡する事を条件に、真司は家に帰った。
そして真司が寝ようとベットに入った時、携帯を確認しすると蓮からメールで『ごめん』とだけあったので、真司は蓮に『無理だけしないで』と返信をした。
蓮のことを考えるとなかなか寝付けず真司が起きていると、『やっぱり家に帰っていい?』と蓮からメールが入った。
!!
真司は慌てて蓮に電話をする。
「もしもし、蓮…」
『真司ごめん…こんな時間にメールなんて…』
「蓮らかの連絡はいつでも大丈夫。蓮、帰っておいでよ。待ってるから」
『あんなことしておいて、帰って…いいの?…』
「その事はもういいよ。だから気をつけて帰っておいで」
『うん』
蓮は嬉しそうに電話を切った。
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