上 下
47 / 217
第五弾

大人の… ② <エロス>

しおりを挟む

「蓮、嫌だったらいつでも言って…」
蓮はコクンとうなずく。
その様子を見て、真司はいつもよりゆっくりと蓮の服を脱がせ、ベットに座らせた。

「真司も脱いで…」

蓮は真司の上着に手を当て脱がせ、蓮の滑らかな肌があらわになった。

「今日は俺からさせて…」

蓮は真司を自分の隣に座らせ、キスをした。
蓮の舌はいとも簡単に真司の口の中に入りこみ、ゆっくりと…だが真司の舌を絡めとるような濃厚なものだった。
真司も蓮の口内を感じようと、必死に蓮の舌を絡めとるが、蓮の濃厚さに頭が真っ白になりそうだった。
息の上がった二人の口角からは二人の唾液が流れ出て、いやらしく首をつたっていく。

蓮はそっと真司の舌を離すと、舌でつーっと首から胸元を舐め、そして真司の乳首を含んだ。

「っ…」

蓮は下から真司を見上げ真司の様子を伺うように、舌を突き出し、ねっとりと舐め上げる。

「…っ蓮っ…」

真司は妖美な蓮の仕草と、乳首に与えられる刺激によって、腰の奥からうずきが込み上げてきた。

「蓮…」

真司が蓮を自分の体から離そうとすると、

「今日は真司が先にイッてから…」

蓮はするすると真司のベルトに手をかけ、ズボンと下着を脱がす。
真司の楔は反り返り、苦しいほどに硬くなっていた。
蓮は真司を立たせ、そして蓮自身は床に膝をつき、そのまま真司の楔を口に含む。
蓮は真司から目を逸らさず、じっと見つめながら真司の楔の先端をじゅるりと吸う。

「っつ!」

真司はブルっと身震いをしたかと思うと、真司の楔は蓮の舌に絡みとられ、楔の裏を舌がつたう。
そして、蓮の喉に当たるぐらい深く真司の楔を咥え込むと激しく出し入れする。

「…っ…く…蓮」

真司は無意識に蓮の頭を押さえ、自ら腰を揺らし始めた。
真司の姿を見た蓮は、嬉しそうに真司の楔を咥え喉に当たるほど真司の楔を受け入れる。
真司はされるがまま自分の楔を咥え続ける蓮の姿を見て楔がより大きく、そして腰の奥から何かが吹き出してくる感覚に陥った。 

「蓮…っつ‼︎」

真司は蓮の頭を押さえたまま、蓮の口で絶頂をむかえた。
蓮は口の中に注ぎ込まれた真司の液を全て飲み干し、最後の一滴まで飲み込もうと楔をじゅるっと吸い上げる。

「っ‼︎」

真司は初めて感じる刺激に体を震わせる。

「真司…気持ちよかった?」
蓮がトロントした瞳で真司を見つめる。

「気持ちよかったよ、蓮…可愛い」
真司も蓮と同じように床に膝をつき目線をあわせ、そして蓮の頭を撫でると蓮は嬉しそうに笑った。

「蓮…今度は俺がしていい?」
「…して…欲しい…」
蓮はゆっくりと立ち上がると、ベットに上がる。
「真司も…」
そして真司に手を差し伸べ、ベットへと誘う。

しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

膀胱を虐められる男の子の話

煬帝
BL
常におしがま膀胱プレイ 男に監禁されアブノーマルなプレイにどんどんハマっていってしまうノーマルゲイの男の子の話 膀胱責め.尿道責め.おしっこ我慢.調教.SM.拘束.お仕置き.主従.首輪.軟禁(監禁含む)

一宿一飯の恩義で竜伯爵様に抱かれたら、なぜか監禁されちゃいました!

当麻月菜
恋愛
宮坂 朱音(みやさか あかね)は、電車に跳ねられる寸前に異世界転移した。そして異世界人を保護する役目を担う竜伯爵の元でお世話になることになった。 しかしある日の晩、竜伯爵当主であり、朱音の保護者であり、ひそかに恋心を抱いているデュアロスが瀕死の状態で屋敷に戻ってきた。 彼は強い媚薬を盛られて苦しんでいたのだ。 このまま一晩ナニをしなければ、死んでしまうと知って、朱音は一宿一飯の恩義と、淡い恋心からデュアロスにその身を捧げた。 しかしそこから、なぜだかわからないけれど監禁生活が始まってしまい……。 好きだからこそ身を捧げた異世界女性と、強い覚悟を持って異世界女性を抱いた男が異世界婚をするまでの、しょーもないアレコレですれ違う二人の恋のおはなし。 ※いつもコメントありがとうございます!現在、返信が遅れて申し訳ありません(o*。_。)oペコッ 甘口も辛口もどれもありがたく読ませていただいてます(*´ω`*) ※他のサイトにも重複投稿しています。

陰キャ系腐男子はキラキラ王子様とイケメン幼馴染に溺愛されています!

はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。 まったり書いていきます。 2024.05.14 閲覧ありがとうございます。 午後4時に更新します。 よろしくお願いします。 栞、お気に入り嬉しいです。 いつもありがとうございます。 2024.05.29 閲覧ありがとうございます。 m(_ _)m 明日のおまけで完結します。 反応ありがとうございます。 とても嬉しいです。 明後日より新作が始まります。 良かったら覗いてみてください。 (^O^)

その溺愛は伝わりづらい!気弱なスパダリ御曹司にノンケの僕は落とされました

海野幻創
BL
人好きのする端正な顔立ちを持ち、文武両道でなんでも無難にこなせることのできた生田雅紀(いくたまさき)は、小さい頃から多くの友人に囲まれていた。 しかし他人との付き合いは広く浅くの最小限に留めるタイプで、女性とも身体だけの付き合いしかしてこなかった。 偶然出会った久世透(くぜとおる)は、嫉妬を覚えるほどのスタイルと美貌をもち、引け目を感じるほどの高学歴で、議員の孫であり大企業役員の息子だった。 御曹司であることにふさわしく、スマートに大金を使ってみせるところがありながら、生田の前では捨てられた子犬のようにおどおどして気弱な様子を見せ、そのギャップを生田は面白がっていたのだが……。 これまで他人と深くは関わってこなかったはずなのに、会うたびに違う一面を見せる久世は、いつしか生田にとって離れがたい存在となっていく。 【7/27完結しました。読んでいただいてありがとうございました。】 【続編も8/17完結しました。】 「その溺愛は行き場を彷徨う……気弱なスパダリ御曹司は政略結婚を回避したい」 https://www.alphapolis.co.jp/novel/962473946/911896785 ↑この続編は、R18の過激描写がありますので、苦手な方はご注意ください。

隠れSubは大好きなDomに跪きたい

みー
BL
⚠️Dom/Subユニバース 一部オリジナル表現があります。 ハイランクDom×ハイランクSub

愛され末っ子

西条ネア
BL
本サイトでの感想欄は感想のみでお願いします。全ての感想に返答します。 リクエストはTwitter(@NeaSaijou)にて受付中です。また、小説のストーリーに関するアンケートもTwitterにて行います。 (お知らせは本編で行います。) ******** 上園琉架(うえぞの るか)四男 理斗の双子の弟 虚弱 前髪は後々左に流し始めます。髪の毛の色はご想像にお任せします。深い赤みたいなのアースアイ 後々髪の毛を肩口くらいまで伸ばしてゆるく結びます。アレルギー多め。その他の設定は各話で出てきます! 上園理斗(うえぞの りと)三男 琉架の双子の兄 琉架が心配 琉架第一&大好き 前髪は後々右に流します。髪の毛の色はご想像にお任せします。深い緑みたいなアースアイ 髪型はずっと短いままです。 琉架の元気もお母さんのお腹の中で取っちゃった、、、 上園静矢 (うえぞの せいや)長男 普通にサラッとイケメン。なんでもできちゃうマン。でも弟(特に琉架)絡むと残念。弟達溺愛。深い青色の瞳。髪の毛の色はご想像にお任せします。 上園竜葵(うえぞの りゅうき)次男 ツンデレみたいな、考えと行動が一致しないマン。でも弟達大好きで奮闘して玉砕する。弟達傷つけられたら、、、 深い青色の瞳。兄貴(静矢)と一個差 ケンカ強い でも勉強できる。料理は壊滅的 上園理玖斗(うえぞの りくと)父 息子達大好き 藍羅(あいら・妻)も愛してる 家族傷つけるやつ許さんマジ 琉架の身体が弱すぎて心配 深い緑の瞳。普通にイケメン 上園藍羅(うえぞの あいら) 母 子供達、夫大好き 母は強し、の具現化版 美人さん 息子達(特に琉架)傷つけるやつ許さんマジ。 てか普通に上園家の皆さんは顔面偏差値馬鹿高いです。 (特に琉架)の部分は家族の中で順列ができているわけではなく、特に琉架になる場面が多いという意味です。 琉架の従者 遼(はる)琉架の10歳上 理斗の従者 蘭(らん)理斗の10歳上 その他の従者は後々出します。 虚弱体質な末っ子・琉架が家族からの寵愛、溺愛を受ける物語です。 前半、BL要素少なめです。 この作品は作者の前作と違い毎日更新(予定)です。 できないな、と悟ったらこの文は消します。 ※琉架はある一定の時期から体の成長(精神も若干)がなくなる設定です。詳しくはその時に補足します。 皆様にとって最高の作品になりますように。 ※作者の近況状況欄は要チェックです! 西条ネア

目が覚めたら囲まれてました

るんぱっぱ
BL
燈和(トウワ)は、いつも独りぼっちだった。 燈和の母は愛人で、すでに亡くなっている。愛人の子として虐げられてきた燈和は、ある日家から飛び出し街へ。でも、そこで不良とぶつかりボコボコにされてしまう。 そして、目が覚めると、3人の男が燈和を囲んでいて…話を聞くと、チカという男が燈和を拾ってくれたらしい。 チカに気に入られた燈和は3人と共に行動するようになる。 不思議な3人は、闇医者、若頭、ハッカー、と異色な人達で! 独りぼっちだった燈和が非日常な幸せを勝ち取る話。

処理中です...