上 下
13 / 17

13

しおりを挟む
「ああ、ソーニャ!!!!!」

貴族たちは群がってソーニャを攻略しようと試みました。

「ああ、やめてって言ってるでしょう!!!!!」

「お前はこう言うことをされるのが好きなんだろう。わかっているんだ。もっと素直になれって」

「わたしのことを愛してくれるのはアンソニー様だけなのよ!!!!!」

「なあ、いい加減に気づけよ」

「何が???」

油断したソーニャに一撃!!!!!

「あああああっ!!!!!いたいわあ!!!!!」

「痛いだって???お前、処女じゃないのに痛いって……どういうことだ???」

「ひょっとして……俺たちの方が太いんじゃないのか???」

「ああ、そういうことか???なら、もっともっと気持ちよくしてやるよ!!!!!」

交わりには相性があるとよくいうものです。ですが……ソーニャとアンソニー様の相性は悪かった、ということになるのでしょうか???そういう簡単な話ではないと思いましたがね。

「あああああっ、痛いわよおお!」

「オラオラ、もっと突かれた方が痛いだろう!!!!!」

「痛い方が気持ちいのさ!!!!!」

「あああっんんっ、やめてよ!!!!!」

「オラオラオラ、もっと尻を出すんだ!!!!!」


「あいつらもまた、下品に腰を振ってるか……笑い物だな……」

そう言って、アンソニー様は今度は若いメイドたちの方をみました。

「何ですか???」

「お前たち、よく見るといい顔しているなあ……」

「そんな……何をするんですか!!!!!」

「あの中に交わってもらおう……」

そう言って、アンソニー様は若いメイドたちもあの現場に送り込んだのでした。

「おお、新しい女たちの到着か???」

若い貴族ほど欲求不満ということでした。公で女を相手にすることはできません。だからこそ、こういう機会が貴重だったのです。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

すべてを思い出したのが、王太子と結婚した後でした

珠宮さくら
恋愛
ペチュニアが、乙女ゲームの世界に転生したと気づいた時には、すべてが終わっていた。 色々と始まらなさ過ぎて、同じ名前の令嬢が騒ぐのを見聞きして、ようやく思い出した時には王太子と結婚した後。 バグったせいか、ヒロインがヒロインらしくなかったせいか。ゲーム通りに何一ついかなかったが、ペチュニアは前世では出来なかったことをこの世界で満喫することになる。 ※全4話。

未亡人となった側妃は、故郷に戻ることにした

星ふくろう
恋愛
 カトリーナは帝国と王国の同盟により、先代国王の側室として王国にやって来た。  帝国皇女は正式な結婚式を挙げる前に夫を失ってしまう。  その後、義理の息子になる第二王子の正妃として命じられたが、王子は彼女を嫌い浮気相手を溺愛する。  数度の恥知らずな婚約破棄を言い渡された時、カトリーナは帝国に戻ろうと決めたのだった。    他の投稿サイトでも掲載しています。

さようなら、臆病な私

Rj
恋愛
夫の優しさを愛だと勘違いした妻は臆病な自分に別れを告げる。 亡くなった姉に罪悪感と恨みをつのらせる妹は姉の夫を刺す。 亡くなった妻との美しい思い出にひたる夫は事実を知らない。 死が題材です。 *一話完結で投稿したものに二話加え全三話になりました。(3/28変更)

不倫した夫と妻のやり取りを書いてみた

岡暁舟
恋愛
なんとなく番外編。

捨てられた婚約者は隠れチートで無双します!

 (笑)
恋愛
貴族の娘フィオナ・アスタークは、将来を約束された王太子との婚約が突然破棄され、すべてを失う。絶望の中、彼女は自身に秘められた力を発見し、かつての自分から新しい人生を歩み始めることを決意する。王都に戻った彼女は、薬師として成功を収め、多くの命を救う存在となるが、彼女を取り巻く人々との再会や、謎めいた呪いの影が王国に忍び寄る。フィオナは自らの力と信念をもって、未来を切り開くために戦う。果たして、彼女が選び取る運命とは――?

【完結】見えるのは私だけ?〜真実の愛が見えたなら〜

白崎りか
恋愛
「これは政略結婚だ。おまえを愛することはない」 初めて会った婚約者は、膝の上に女をのせていた。 男爵家の者達はみな、彼女が見えていないふりをする。 どうやら、男爵の愛人が幽霊のふりをして、私に嫌がらせをしているようだ。 「なんだ? まさかまた、幽霊がいるなんて言うんじゃないだろうな?」 私は「うそつき令嬢」と呼ばれている。 幼い頃に「幽霊が見える」と王妃に言ってしまったからだ。 婚約者も、愛人も、召使たちも。みんな私のことが気に入らないのね。 いいわ。最後までこの茶番劇に付き合ってあげる。 だって、私には見えるのだから。 ※小説家になろう様にも投稿しています。

愛しています!婚約破棄してください!

tartan321
恋愛
「お金だけで婚約したと思った?本当に愛しているんだよ!」 貴族パーティーで盛大に婚約破棄された令嬢アナトールと、可憐な少女ジュリアの対決。アナトールの恋の行方は?ジュリアの真意とは? 定番(?)ではない物語かもしれません。 一度リセットいたします。もう間も無く再開します。もう少しお待ちください。 追記 1月23日再開しました。

たとえこの想いが届かなくても

白雲八鈴
恋愛
 恋に落ちるというのはこういう事なのでしょうか。ああ、でもそれは駄目なこと、目の前の人物は隣国の王で、私はこの国の王太子妃。報われぬ恋。たとえこの想いが届かなくても・・・。  王太子は愛妾を愛し、自分はお飾りの王太子妃。しかし、自分の立場ではこの思いを言葉にすることはできないと恋心を己の中に押し込めていく。そんな彼女の生き様とは。 *いつもどおり誤字脱字はほどほどにあります。 *主人公に少々問題があるかもしれません。(これもいつもどおり?)

処理中です...