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「こんな世界はいらないさ……。君たちが何もしてくれないから……私はもう、つまらないのだ!!!!」

ロンメル公爵の怒りが少しずつ増していった。女たちはロンメル公爵の前に集まって、何とかこの場を鎮めようとした。でも、どれほど頑張っても無駄だった。ロンメル公爵はもはや、何をしても意味がなかった。

「ロンメル様???私どもが何もできなかったこと……このことについては十分反省しておりますわ。ですから……今日はもうこのままお帰り頂いて結構でございますわ……。もちろん、お金は頂戴いたしませんので……」

「お金は頂戴しない……おいおい、それではまるで、私が金を払うのを渋っているような言い方じゃないか!!!」

「いいえ、決してそんなことは!!!!」

「ああ、不愉快だ!!!!こんな不愉快なことは今までなかった!!!!」

ロンメル公爵はこう言った。女たちはますます気まずくなった。

「そうだ……もう私はどうしようもないんだ。ああ、あいつも、こいつも……どの女も醜い!!!」

ロンメル公爵はそう言った。

「私の前にいる女はみんな……どうしようもなく酷いんだ。私だけだよ……少しマシなのは……」

女たちはテンションの狂ったロンメル公爵にどう対処するか考えた。でも、何か刺激すると、かえって面倒なことになると思い、結局のところ、誰も手を出すことができなかったのだ。

「ああ……もうダメだ。私を受け入れる女はここにいない。もう全部ぶっ壊してやるさ!!!!」

そう言って、ロンメル公爵は辺りの机に手をかけ、そのまま持ち上げて勢いよく床にたたきつけた。

「ロンメル様、おやめください!!!」

女たちがやめさせようとした。だが、ロンメル公爵はやめなかった。

「ああ、もうどうにでもなればいいさ!!!!」

誰も、自暴自棄になったロンメル公爵を止めることはできなかったのだ……。
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