ようこそ、喫茶店ネロへ

1

   喫茶店ネロこの喫茶店は父さん１人が経営していたが父さんが倒れたため俺がこの喫茶店を継ぐことにした、そして喫茶店を継いで1週間がたった。

「アルバイトを雇おう」

　正直、俺1人でこの喫茶店をやっていける気がしない。

「これでよし」

　店の前の看板に手作りのチラシを貼った。

“喫茶店ネロ、アルバイト募集中“

　その下に時給や店の電話番号などをのせた。

　3日後、2人の大学生をアルバイトとして雇うことにした。

「よろしく」

「よろしくお願いします」

　大学3年生の高木　祐樹(たかぎ　ゆうき) 茶髪でまさに青年といったところだ。

(同い年か、まぁ仕事してくれるならなんでもいいや)

　そしてモジモジしている丸メガネをかけた女の子がいた。20のもう1人のアルバイトの佐藤　由依(さとう　ゆい)

「あの、よろしくお願いします」

「俺の名前は中村　健(なかむら　たける)2人ともよろしくね」

　今日からこの3人でこの喫茶店ネロを営業していくのか頑張ろ。


                                   ☆


「高木君、まさか君がね」

「すいません隠していて」