そして悪役令嬢の計画（姉と婚約者の婚約破棄）は失敗する

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た挙句、唾液を流し込まれて飲み込んでしまう羽目になってしまった……！それを飲み込んだ瞬間、身体の奥底から熱いものが込み上げてくる感覚に襲われたかと思えば全身が火照ってきてしまいまともに立っていられないほどフラフラになってしまったところで倒れそうになったところを支えられたことで我に返った私は恥ずかしさのあまり顔を背けたのだが、その様子を見た相手はニヤリと笑みを浮かべると再びキス
してきた上に胸を揉んできたものだから堪らず声を上げてしまったのだがそれがかえって逆効果になってしまい結局最後までされてしまうことになってしまった……。その後、意識を失ってしまった私は目が覚めると同時に飛び起きると急いで服を着ると逃げるようにその場を後にしたのだった。
（まさか、あんなことになるなんて……）
昨夜の出来事を思い出しつつ赤面していると不意に声を掛けられたので顔を上げると目の前にいたのはリリィールの姿であった。彼女は心配そうな表情を浮かべながらこちらを見ていたのだが、その視線に耐えられなくなった私が俯くと何も言わずに抱きしめてくれたおかげで安心感を覚えることが出来たためか徐々に落ち着きを取り戻していったのである。しばらくして落ち着いた頃を見計らって話しかけてきた彼女の言葉に耳を傾けているとその内容は私の今後についてのことだった！ 曰く、このままここで生活し続けるよりも街に出て働いた方が良いのではないかという提案を受けたのだ！確かに彼女の言うことにも一理あると思った私は素直に従うことにすると支度を整えて出発することにしたのである！道中は特に何事もなく順調に進んでいったのだが、問題は街に辿り着いた後のことだった！というのも、そこで暮らすには身分証が必要らしくそれを手に入れる必要があったからだ！その為にはまず役所に行かなければならないということで早速向かうことにしたのだが、 ここでもまた問題が発生した！なんと、言葉が通じないのだ！当然といえば当然だが困ったことになったと思いながらどうしたものかと考えていると、 不意に後ろから肩を叩かれたため振り返ってみるとそこには見知らぬ女性が立っていた！
「こんにちは、もしかして道に迷っちゃったのかしら？」
そう話しかけられた私は咄嗟に首を振って否定した後で事情を説明したところ、 彼女は笑顔で答えてくれた！「そういうことなら大丈夫よ！ お姉さんに任せなさい！」そう言って胸を張る姿を見て安心した私は頭を下げるとお礼を言った後で頭を下げたのだが、それに対して彼女は優しく微笑むと頭を撫でてくれたので思わず照れてしまった私であったが、同時に嬉しさが込み上げてきて自然と笑みが溢れ出したのを自覚した。そんな彼女に案内される形で到着した先は立派な建物であり中に入ると受付のような場所があった為、そこに行ってみることにして用件を伝えると程なくして対応してくれた職員の指示に従って書類に必要事項を書き込んでいくこととなった！その結果、無事に手続きを終えることが出来たのでほっと胸を撫で下ろしていたのだが、その時ふと疑問に思ったことがあったので尋ねてみることにした！すると、意外な答えが返ってきたではないか！何とここは冒険者組合と呼ばれる場所であり、その名の通り冒険に関する依頼や情報が集まる場所でもあるのだという！それを聞いて納得したところで改めて周囲を見回してみるとなるほど納得がいったという感じがした！何故ならそこにいる者達のほとんどが武器や防具を装備しており、いかにもな雰囲気を漂わせていたからである！中には魔法使いらしき格好をした者もいて如何にもフ