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第一章 恐怖のテンシ
第1話 GAME START
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『GAME OVER』
無慈悲な機械音声に続いて、ゲーム終了のアナウンスが流れる。
「次は必ず、君を喰べてあげる。だからまた遊ぼうね」
暗闇の中、地面に倒れ込んでいる少年が、意識を手放す前に聞いたのは――さまざまな動植物が混ざり合った、怪物の言葉だった。
第1話『GAME START』
どこか懐かしい街並み、一度は憧れる宇宙、落ち着く大自然、個性的な形のビルが建ち並ぶ世界。他にもさまざまな光景が、ギュッと小さくなって、そこには広がっている。
ガラスケースの中には刀や銃、斧、大鎌など可愛らしいサイズの武器類が並ぶ。
それらをじっと見つめる、黒髪の少年が一人。
「旋にぃ~そろそろお迎えが来るっすよ~」
自作の小規模ジオラマや武器のフィギュアを眺め、空想にふけっていた鳴無旋は妹に名前を呼ばれ、現実に引き戻される。
「はーい! すぐ行く!」
旋は急いで制服のワイシャツの上に緑色のパーカーを羽織り、リュックを背負う。そしてもう一度だけ、ジオラマ達の方を見てふと、部屋の奥にある幻想的な世界観のジオラマが目に入り、首を傾げた。
自然に囲まれたジオラマの中には、二つの建物の模型がある。一つは外壁の色がアリスブルーの、オシャレでシックな西洋風の城。その隣りには、翠を基調とした神殿の模型が配置されている。
そのジオラマに近づき、大きく開いた城の扉から中を覗けば、背もたれと座面部分が滅紫色の、玉座のミニチュアがポツンとあった。神殿の柱の隙間からも、同じような玉座が見え、こちらの色はフォレストグリーンだ。
今まであまり気にしていなかったが、このジオラマを作ったのはいつだったかと、不意にそんな疑問が旋の頭の中に浮かんだ。気になって、懸命に記憶を辿るが、一向に思い出せない。
――あ! 今はこんな事、考えてる場合じゃなかった……。
そう我に返った旋はキャリーバックを持ち上げ、名残惜しそうな顔でジオラマ達にしばしの別れを告げると、自室を出た。
「ごめん! お待たせ」
階段を降りてすぐそこにある玄関で、白スカーフの黒セーラー服を着た、ボブヘアの妹がスニーカーを履いて待っていた。彼女の傍らには旋のものより大きなキャリーバックがあり、肩には黒いギターケースを担いでいる。ちなみに、その両方に貼られているのは、苺を被ったマイクのステッカーだ。
リツは「も~遅いっすよ~」と言いながらも怒ってはいない。それどころか、ようやく一階に降りてきた旋の顔を見ると、うれしそうに微笑んだ。
迎えの車に乗り込み、どこか寂しげな表情の両親に見送られた旋とリツは少々、緊張した面持ちで座席に座っている。
二人がこれから向かうのは、中高大一貫の名門校『皇掠学園』がある人工島、“顛至島”だ。皇掠学園は年に二回、何かしらの才能に秀でた学生を、全国から百人前後スカウトしているらしい。学園を卒業できた者は皆、大成しており、将来を保証されている。ゆえに、全寮制で滅多に帰省できない条件付きであっても、スカウトを断る者はいない。
旋とリツは去年の秋頃、皇掠学園にスカウトされたため、それぞれ高校三年生と中学三年生になるこの年に、転入する事となった。まさか、自分達がスカウトされるとは夢にも思っていなかった旋とリツは、いまだに実感がわかず、車中でそわそわしていた。しかし、そんな互いの姿を見て、何だかおかしくなり、笑い合っている内に緊張がほぐれ、いつも通りそれぞれの趣味の話に花が咲く。
船乗り場に到着すると、そこにはスカウトを受けた他の学生も徐々に集まってきていた。制服を着ている中高生が圧倒的に多く、大学生は数人程だ。
ほどなくして大型船に乗り継ぎ、顛至島へ向かう。
島に上陸すれば、転入生全員が指示通りに荷物を体育館に置いてから、統一感のないさまざまな建物に囲まれた広場へ、足を運んだ。旋達の視線の先には時計塔があり、全員が広場に揃ったタイミングで針が丁度、昼の十二時を指した。
妙に不気味で、大きな鐘の音が鳴る。同時に時計塔の後ろから何かが姿を現す。たくさんの棘に覆われた、五メートルは超えている真っ赤な体に、翼のように生えている彼岸花に似た無数の羽。その生命体は、翼を羽ばたかせながら、地面に着地する。
リツと一緒に後方にいた旋は、視線の先にいる生命体がなんなのか分からず、ただ呆然と立ち尽くしていた。
「キョフキョフ……オ前ラハ、今カラ、我々、テンシ様ノ餌ダ」
テンシを自称した生命体は、ガラガラ声の片言で、そんな事を言い出す。テンシに恐怖を感じ、身動きが取れない者。大掛かりなレクリエーションでも始まったのかと、ざわつく者。冷やかしをいれる者など、転入生達の反応は様々だ。
旋は無意識の内に、リツの手を取っていた。いつでもリツを連れて、この場から離れられるようにと。
奴は危険だと、本能が訴えてきたからだ。
「旋にぃ……」
「大丈夫。にぃちゃんがついてるから」
不安そうに見上げてくるリツに、旋は無理やり笑って見せた。
「餌共ニ、コノ俺様ガ、今カラ第一ゲームノ、ルールヲ説明シテヤル。其ノ一。此ノ、“建物エリア”内ヲ探索シ、鍵ト箱ヲ見ツケ出セ。其ノ二。箱ノ中ニ居ル、契約相手ト、手ヲ組メ。其ノ三。制限時間ハ、時計ノ針ガ、一時ヲ指スマデ。其ノ四。ゲーム終了時ニ、契約相手ト、手ヲ組メナカッタ餌ハ、即座ニ喰ウ。コンナ風ニナ――」
何やら説明を始めたテンシは途中で話を止めて、棘を一本伸ばした。その瞬間、嫌な予感がした旋は、反射的に大声で「逃げてくれ!」と叫んだ。
その叫びも虚しく、伸びた棘は前方にいた人の腹部を刺した。
棘だらけのテンシの体が、半分に開く。中には大きなハサミが二つと、鳥のような顔があった。
――これ以上は、リツに見せてはいけない。
そう思った旋は反射的にリツを正面から抱きしめ、視界と耳を塞ぐ。その刹那、テンシのクチバシから炎が放たれ、断末魔が響いた。テンシは愉快そうに、焼いた人をハサミで切りながらクチャクチャ、バリボリと咀嚼する。
「尚、ゲーム中、追ッテ来ル、俺様ノ分身達ニ、捕マッタ餌モ、同ジ様ニ喰ワレルゾ。マァ、精々、必死デ逃ゲルンダナ」
その言葉を合図に周辺の建物の影から、同じ見た目の生命体が複数体、姿を現した。
一連の流れを目の当たりにした人達は当然、一斉に騒ぎ出す。だが、「黙ラナイト、喰ッチマウゾオォ!」と言うテンシの怒鳴り声に皆、恐怖で凍りつく。
「キョフキョフ……俺様達ハ、慈悲深イカラナ。十四分ダケ、ココカラ動カズ、待ッテテヤル。デハ、ゲーム、スタートオォォ!」
テンシの合図と同時に、その場にいた人達がわらわらと一斉に動き出す。
喧騒の中、旋はリツと逸れないように彼女の手をぎゅっと握りなおし、流れに逆らい斜め前の建物に向かって走り出す。
――とにかく、リツを逃がさなければ……何があっても、妹だけは絶対に守る。例え、ジブンがどうなろうとも。
リツの手の温もりに、旋はそう強く決心した。
無慈悲な機械音声に続いて、ゲーム終了のアナウンスが流れる。
「次は必ず、君を喰べてあげる。だからまた遊ぼうね」
暗闇の中、地面に倒れ込んでいる少年が、意識を手放す前に聞いたのは――さまざまな動植物が混ざり合った、怪物の言葉だった。
第1話『GAME START』
どこか懐かしい街並み、一度は憧れる宇宙、落ち着く大自然、個性的な形のビルが建ち並ぶ世界。他にもさまざまな光景が、ギュッと小さくなって、そこには広がっている。
ガラスケースの中には刀や銃、斧、大鎌など可愛らしいサイズの武器類が並ぶ。
それらをじっと見つめる、黒髪の少年が一人。
「旋にぃ~そろそろお迎えが来るっすよ~」
自作の小規模ジオラマや武器のフィギュアを眺め、空想にふけっていた鳴無旋は妹に名前を呼ばれ、現実に引き戻される。
「はーい! すぐ行く!」
旋は急いで制服のワイシャツの上に緑色のパーカーを羽織り、リュックを背負う。そしてもう一度だけ、ジオラマ達の方を見てふと、部屋の奥にある幻想的な世界観のジオラマが目に入り、首を傾げた。
自然に囲まれたジオラマの中には、二つの建物の模型がある。一つは外壁の色がアリスブルーの、オシャレでシックな西洋風の城。その隣りには、翠を基調とした神殿の模型が配置されている。
そのジオラマに近づき、大きく開いた城の扉から中を覗けば、背もたれと座面部分が滅紫色の、玉座のミニチュアがポツンとあった。神殿の柱の隙間からも、同じような玉座が見え、こちらの色はフォレストグリーンだ。
今まであまり気にしていなかったが、このジオラマを作ったのはいつだったかと、不意にそんな疑問が旋の頭の中に浮かんだ。気になって、懸命に記憶を辿るが、一向に思い出せない。
――あ! 今はこんな事、考えてる場合じゃなかった……。
そう我に返った旋はキャリーバックを持ち上げ、名残惜しそうな顔でジオラマ達にしばしの別れを告げると、自室を出た。
「ごめん! お待たせ」
階段を降りてすぐそこにある玄関で、白スカーフの黒セーラー服を着た、ボブヘアの妹がスニーカーを履いて待っていた。彼女の傍らには旋のものより大きなキャリーバックがあり、肩には黒いギターケースを担いでいる。ちなみに、その両方に貼られているのは、苺を被ったマイクのステッカーだ。
リツは「も~遅いっすよ~」と言いながらも怒ってはいない。それどころか、ようやく一階に降りてきた旋の顔を見ると、うれしそうに微笑んだ。
迎えの車に乗り込み、どこか寂しげな表情の両親に見送られた旋とリツは少々、緊張した面持ちで座席に座っている。
二人がこれから向かうのは、中高大一貫の名門校『皇掠学園』がある人工島、“顛至島”だ。皇掠学園は年に二回、何かしらの才能に秀でた学生を、全国から百人前後スカウトしているらしい。学園を卒業できた者は皆、大成しており、将来を保証されている。ゆえに、全寮制で滅多に帰省できない条件付きであっても、スカウトを断る者はいない。
旋とリツは去年の秋頃、皇掠学園にスカウトされたため、それぞれ高校三年生と中学三年生になるこの年に、転入する事となった。まさか、自分達がスカウトされるとは夢にも思っていなかった旋とリツは、いまだに実感がわかず、車中でそわそわしていた。しかし、そんな互いの姿を見て、何だかおかしくなり、笑い合っている内に緊張がほぐれ、いつも通りそれぞれの趣味の話に花が咲く。
船乗り場に到着すると、そこにはスカウトを受けた他の学生も徐々に集まってきていた。制服を着ている中高生が圧倒的に多く、大学生は数人程だ。
ほどなくして大型船に乗り継ぎ、顛至島へ向かう。
島に上陸すれば、転入生全員が指示通りに荷物を体育館に置いてから、統一感のないさまざまな建物に囲まれた広場へ、足を運んだ。旋達の視線の先には時計塔があり、全員が広場に揃ったタイミングで針が丁度、昼の十二時を指した。
妙に不気味で、大きな鐘の音が鳴る。同時に時計塔の後ろから何かが姿を現す。たくさんの棘に覆われた、五メートルは超えている真っ赤な体に、翼のように生えている彼岸花に似た無数の羽。その生命体は、翼を羽ばたかせながら、地面に着地する。
リツと一緒に後方にいた旋は、視線の先にいる生命体がなんなのか分からず、ただ呆然と立ち尽くしていた。
「キョフキョフ……オ前ラハ、今カラ、我々、テンシ様ノ餌ダ」
テンシを自称した生命体は、ガラガラ声の片言で、そんな事を言い出す。テンシに恐怖を感じ、身動きが取れない者。大掛かりなレクリエーションでも始まったのかと、ざわつく者。冷やかしをいれる者など、転入生達の反応は様々だ。
旋は無意識の内に、リツの手を取っていた。いつでもリツを連れて、この場から離れられるようにと。
奴は危険だと、本能が訴えてきたからだ。
「旋にぃ……」
「大丈夫。にぃちゃんがついてるから」
不安そうに見上げてくるリツに、旋は無理やり笑って見せた。
「餌共ニ、コノ俺様ガ、今カラ第一ゲームノ、ルールヲ説明シテヤル。其ノ一。此ノ、“建物エリア”内ヲ探索シ、鍵ト箱ヲ見ツケ出セ。其ノ二。箱ノ中ニ居ル、契約相手ト、手ヲ組メ。其ノ三。制限時間ハ、時計ノ針ガ、一時ヲ指スマデ。其ノ四。ゲーム終了時ニ、契約相手ト、手ヲ組メナカッタ餌ハ、即座ニ喰ウ。コンナ風ニナ――」
何やら説明を始めたテンシは途中で話を止めて、棘を一本伸ばした。その瞬間、嫌な予感がした旋は、反射的に大声で「逃げてくれ!」と叫んだ。
その叫びも虚しく、伸びた棘は前方にいた人の腹部を刺した。
棘だらけのテンシの体が、半分に開く。中には大きなハサミが二つと、鳥のような顔があった。
――これ以上は、リツに見せてはいけない。
そう思った旋は反射的にリツを正面から抱きしめ、視界と耳を塞ぐ。その刹那、テンシのクチバシから炎が放たれ、断末魔が響いた。テンシは愉快そうに、焼いた人をハサミで切りながらクチャクチャ、バリボリと咀嚼する。
「尚、ゲーム中、追ッテ来ル、俺様ノ分身達ニ、捕マッタ餌モ、同ジ様ニ喰ワレルゾ。マァ、精々、必死デ逃ゲルンダナ」
その言葉を合図に周辺の建物の影から、同じ見た目の生命体が複数体、姿を現した。
一連の流れを目の当たりにした人達は当然、一斉に騒ぎ出す。だが、「黙ラナイト、喰ッチマウゾオォ!」と言うテンシの怒鳴り声に皆、恐怖で凍りつく。
「キョフキョフ……俺様達ハ、慈悲深イカラナ。十四分ダケ、ココカラ動カズ、待ッテテヤル。デハ、ゲーム、スタートオォォ!」
テンシの合図と同時に、その場にいた人達がわらわらと一斉に動き出す。
喧騒の中、旋はリツと逸れないように彼女の手をぎゅっと握りなおし、流れに逆らい斜め前の建物に向かって走り出す。
――とにかく、リツを逃がさなければ……何があっても、妹だけは絶対に守る。例え、ジブンがどうなろうとも。
リツの手の温もりに、旋はそう強く決心した。
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