26 / 51
26.雨の初体験
しおりを挟む
帰宅ラッシュの時間
と重なり多くの人が
足早に歩いている
星那からお店の
リクエストを
聞かれたが、思い浮かば
なかったので、星那に
お願いしてしまった。
少し落ち着いた
雰囲気のビストロ
だった。
予約がされてたので
待つことなく個室に
案内された。
テーブルに着くなり
「すみません。麗美さん
おさそうして
おきながら遅れて」
「連絡をくれたので
大丈夫です。」
「好きな物、注文して
ください。」
メニューに見ると、
2名様限定コース
の文字に目が止まった。
「あのぉー!
この2名様限定コース
でお願いしたいですけど」
「僕もこれいいなて
思って、メインも
魚と肉選べるし……」
「じゃ!それで……」
食前酒で乾杯をして
「星那さん」
「麗美さん」
二人が同時に互いの名前を
呼んで、話始めようとした。
少し間が空いて
「麗美さんからどうぞ」
「いや星那さんから」
うつむく二人
「じゃー!僕から
麗美さんに連絡して
直ぐに緊急オファーが
来て遅れちゃいました。
待たせてごめんなさい。」
「そんなに気にしないで
平気ですよ」
「良かった。
やっと笑ってくれて」
食事をしながら、
たわいも無い天気
の話や最新コンビニ
スイーツの話などを
してると、ほのぼのと
した時間が過ぎてる
実感がした。
お店を出ると
小雨がパラと降り
始めた。
私は、折り畳み傘を
バックから取り出し
星那に傘をさすと
「用意がいいですね」
「僕は、いいから
麗美さんが……」
星那が傘を麗美に
刺し返すと
通行人とぶっかて
バランスを崩して
麗美の傘に星那が
入ってしまった。
「すみません。
麗美さん、
大丈夫でしたか」
言葉をかけながら
麗美から離れる星那
「駅まで近いから
一緒の傘で……」
「じゃー!お言葉に
甘えて……」
傘の中に入ると
「麗美さんと
アイアイ傘ですね」
互いの距離の近さに
無口なる二人
駅の改札に到着すると
麗美が電車に乗るのを
星那は見おくてくれた。
電車の窓ガラスに
雨が当たる音が
小さく聞こえる。
この雨で、今日の
激動の出来事が
幻の様に思えるほどに
洗い流さて行く穏やかな
時の流れを心地よく
思った。
アイアイ傘の初体験で
心臓がバクバクしてる。
デートの約束もしたし、
楽しみ~
と重なり多くの人が
足早に歩いている
星那からお店の
リクエストを
聞かれたが、思い浮かば
なかったので、星那に
お願いしてしまった。
少し落ち着いた
雰囲気のビストロ
だった。
予約がされてたので
待つことなく個室に
案内された。
テーブルに着くなり
「すみません。麗美さん
おさそうして
おきながら遅れて」
「連絡をくれたので
大丈夫です。」
「好きな物、注文して
ください。」
メニューに見ると、
2名様限定コース
の文字に目が止まった。
「あのぉー!
この2名様限定コース
でお願いしたいですけど」
「僕もこれいいなて
思って、メインも
魚と肉選べるし……」
「じゃ!それで……」
食前酒で乾杯をして
「星那さん」
「麗美さん」
二人が同時に互いの名前を
呼んで、話始めようとした。
少し間が空いて
「麗美さんからどうぞ」
「いや星那さんから」
うつむく二人
「じゃー!僕から
麗美さんに連絡して
直ぐに緊急オファーが
来て遅れちゃいました。
待たせてごめんなさい。」
「そんなに気にしないで
平気ですよ」
「良かった。
やっと笑ってくれて」
食事をしながら、
たわいも無い天気
の話や最新コンビニ
スイーツの話などを
してると、ほのぼのと
した時間が過ぎてる
実感がした。
お店を出ると
小雨がパラと降り
始めた。
私は、折り畳み傘を
バックから取り出し
星那に傘をさすと
「用意がいいですね」
「僕は、いいから
麗美さんが……」
星那が傘を麗美に
刺し返すと
通行人とぶっかて
バランスを崩して
麗美の傘に星那が
入ってしまった。
「すみません。
麗美さん、
大丈夫でしたか」
言葉をかけながら
麗美から離れる星那
「駅まで近いから
一緒の傘で……」
「じゃー!お言葉に
甘えて……」
傘の中に入ると
「麗美さんと
アイアイ傘ですね」
互いの距離の近さに
無口なる二人
駅の改札に到着すると
麗美が電車に乗るのを
星那は見おくてくれた。
電車の窓ガラスに
雨が当たる音が
小さく聞こえる。
この雨で、今日の
激動の出来事が
幻の様に思えるほどに
洗い流さて行く穏やかな
時の流れを心地よく
思った。
アイアイ傘の初体験で
心臓がバクバクしてる。
デートの約束もしたし、
楽しみ~
1
お気に入りに追加
17
あなたにおすすめの小説
愛されない私は本当に愛してくれた人達の為に生きる事を決めましたので、もう遅いです!
ユウ
恋愛
侯爵令嬢のシェリラは王子の婚約者として常に厳しい教育を受けていた。
五歳の頃から厳しい淑女教育を受け、少しでもできなければ罵倒を浴びせられていたが、すぐ下の妹は母親に甘やかされ少しでも妹の機嫌をそこなわせれば母親から責められ使用人にも冷たくされていた。
優秀でなくては。
完璧ではなくてはと自分に厳しくするあまり完璧すぎて氷の令嬢と言われ。
望まれた通りに振舞えば婚約者に距離を置かれ、不名誉な噂の為婚約者から外され王都から追放の後に修道女に向かう途中事故で亡くなるはず…だったが。
気がつくと婚約する前に逆行していた。
愛してくれない婚約者、罵倒を浴びせる母に期待をするのを辞めたシェリアは本当に愛してくれた人の為に戦う事を誓うのだった。
婚約者がハーレムの一員となったのですが・・・え? そんな理由で?
相馬香子
恋愛
リィン・カルナッタ伯爵令嬢には悩みがあった。
彼女の最愛の婚約者が、こともあろうにハーレムの一員となってしまったのだ。
その理由が、リィンにはとても理解しがたいものであった。
常識をぶちこわす婚約者に振り回される、リィンの明日はどっちだ!?
女装、男装が入り乱れる学園ドタバタラブコメディです。
基本的に主人公は溺愛されてます☆
平凡令嬢は婚約者を完璧な妹に譲ることにした
カレイ
恋愛
「平凡なお前ではなくカレンが姉だったらどんなに良かったか」
それが両親の口癖でした。
ええ、ええ、確かに私は容姿も学力も裁縫もダンスも全て人並み程度のただの凡人です。体は弱いが何でも器用にこなす美しい妹と比べるとその差は歴然。
ただ少しばかり先に生まれただけなのに、王太子の婚約者にもなってしまうし。彼も妹の方が良かったといつも嘆いております。
ですから私決めました!
王太子の婚約者という席を妹に譲ることを。
茶番には付き合っていられません
わらびもち
恋愛
私の婚約者の隣には何故かいつも同じ女性がいる。
婚約者の交流茶会にも彼女を同席させ仲睦まじく過ごす。
これではまるで私の方が邪魔者だ。
苦言を呈しようものなら彼は目を吊り上げて罵倒する。
どうして婚約者同士の交流にわざわざ部外者を連れてくるのか。
彼が何をしたいのかさっぱり分からない。
もうこんな茶番に付き合っていられない。
そんなにその女性を傍に置きたいのなら好きにすればいいわ。
後悔するのはあなたの方です。紛い物と言われた獣人クォーターは番の本音を受け入れられない
堀 和三盆
恋愛
「ああ、ラジョーネ! 僕はなんて幸せなのだろう! 愛する恋人の君が運命の番と判明したときの喜びと言ったらもう……!!」
「うふふ。私も幸せよ、アンスタン。そして私も貴方と同じ気持ちだわ。恋人の貴方が私の運命の番で本当に良かった」
私、ラジョーネ・ジュジュマンは狼獣人のクォーター。恋人で犬獣人のアンスタンとはつい先日、お互いが運命の番だと判明したばかり。恋人がたまたま番だったという奇跡に私は幸せの絶頂にいた。
『いつかアンスタンの番が現れて愛する彼を奪われてしまうかもしれない』……と、ずっと心配をしていたからだ。
その日もいつものように番で恋人のアンスタンと愛を語らっていたのだけれど。
「……実はね、本当は私ずっと心配だったの。だからアンスタンが番で安心したわ」
「僕もだよ、ラジョーネ。もし君が番じゃなかったら、愛する君を冷たく突き放して捨てなきゃいけないと思うと辛くて辛くて」
「え?」
「ん?」
彼の口から出てきた言葉に、私はふとした引っ掛かりを覚えてしまった。アンスタンは番が現れたら私を捨てるつもりだった? 私の方は番云々にかかわらず彼と結婚したいと思っていたのだけれど……。
好きな人に『その気持ちが迷惑だ』と言われたので、姿を消します【完結済み】
皇 翼
恋愛
「正直、貴女のその気持ちは迷惑なのですよ……この場だから言いますが、既に想い人が居るんです。諦めて頂けませんか?」
「っ――――!!」
「賢い貴女の事だ。地位も身分も財力も何もかもが貴女にとっては高嶺の花だと元々分かっていたのでしょう?そんな感情を持っているだけ時間が無駄だと思いませんか?」
クロエの気持ちなどお構いなしに、言葉は続けられる。既に想い人がいる。気持ちが迷惑。諦めろ。時間の無駄。彼は止まらず話し続ける。彼が口を開く度に、まるで弾丸のように心を抉っていった。
******
・執筆時間空けてしまった間に途中過程が気に食わなくなったので、設定などを少し変えて改稿しています。
裏切られた氷の聖女は、その後、幸せな夢を見続ける
しげむろ ゆうき
恋愛
2022年4月27日修正
セシリア・シルフィードは氷の聖女として勇者パーティーに入り仲間と共に魔王と戦い勝利する。
だが、帰ってきたセシリアをパーティーメンバーは残酷な仕打で……
因果応報ストーリー
2度目の人生は好きにやらせていただきます
みおな
恋愛
公爵令嬢アリスティアは、婚約者であるエリックに学園の卒業パーティーで冤罪で婚約破棄を言い渡され、そのまま処刑された。
そして目覚めた時、アリスティアは学園入学前に戻っていた。
今度こそは幸せになりたいと、アリスティアは婚約回避を目指すことにする。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる