[完結]地味なブチャかわ女で失礼します

桃源華

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24.緊急会議②

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「同時通訳のイヤホン
をお付け願います。」

画面の向こうで
こちら準備を待ってる
CEOは、微笑してた

自己紹介が終わると
役員達がざわめいた。

「Jアルファだって……」

「人前に姿を見せない
Mt.Jがなんで……」

マイクがONの状態
だったらしく

すかさず

「皆様、私の登場を
驚きと歓迎の言葉で
称賛して頂き
ありがとうございます。

本日は、早急にお伝え
しなければならない
事があるので……

代表にもお伝えして
ませんので……
＜JUNなにを貴方は
やりたいの……＞

「今回、プライベートでの
私財より、新規事業に
出資をさせて頂きましたが、
新たに、出資をするに
当たり、今回の事業計画
責任者を新役員に就任
する事を条件とし
そのサポートに
渋谷さん、杉下さんに
行って頂きたい。」

「CEOのせっかくの
申し出では、あるが
現状の出資金で
現在は、問題ないので
……」

「代表、なにか勘違い
されてませんか。
日本流に言えば
言葉のあやかな
(不気味な笑を浮かべて)

新規事業と言ったので、
誤解が生じたようですね

つまり、この事業で
会社設立し、責任者に
代表取締役社長と
なってもらいて意味です。

資本金、運用資産は
最低1億USドルの
予定で本社は、香港
に置きたいと思ってます。」

静まり帰る会議室
隣で足の震えが
止まらない杉下

麗美は、タブレットの
マイクをONにして

「不しつけながら
失礼します。Mt.J
ここからは、英語で
お話させてください。

杉下さん、日本語通訳
お願いします。」

杉下が、進行役から
マイクをわたされる。

震えが止まらない
杉下に麗美が、
タブレットのカメラを
OFFにして

そっと、耳うちで
「私に惚れてるなら
やり遂げてお願い。」

カメラをONにして
杉下がスタンバイの
OKだしたので

(英語)
「すみません。弊社は
オンライン会議に
不慣れなので、
失礼しました。Mr,J

２つ質問させて頂きます。

この事業にそれほどまで
に投資されるのは、
何故ですか。
この事業発案者として
お尋ねします。

次にこの事業の責任者は
誰が適任と思われて
いるのでしょうか。
これも、発案者としての
興味です。」

「鈴木さん、さすがに
的を得た質問で好感か
もてるね

では、お答えしよう
この事業のコンセントに
未来の未知への可能性と
有限的な発想が人類に
貢献すると思えたので
私財の投資の選択をした。

会社設立でなければ、
グローバルな事が
出来ないままで
チャンスを逃がす。

天使の前髪はつかむ

それをふまえて、
適任の責任者はは、
鈴木さん
あなたしか思い
当たらない。

この答えで大丈夫かな」

「Mr J突発的な非礼な
振る舞いでの質問に
紳士的なお答えを
頂きありがとう
ございました。」
(カメラ越しに、
起立し深々と一礼をした)

「今日、オンライン会議に
参加してくださった。
皆様、ありがとう。

良い、返事をまってます。」
(カメラごしに
CEOも軽く会釈し
回線は、切れた。)

麗美も杉下も渋谷も
放心状態だった。

会議室は、ザワザワ
した話し声で
人混み雑踏の中で
人の声が反響してた。

堰を切ったように
代表が立ち上がっり

「採決を取るまでもない。
これは、我社、創設以来の
大きなチャンスだ。

このCEOの提案を受諾
する事に反対の者は、
退任してください。

天使の前髪をつかむ
のではなく

私は、天使に
上質のツゲのくしを
渡して、天使の輪を
見せてもらいたい。」

数人が拍手を始めると
参加者全員が立ち上がり、
大きな拍手の渦が
鳴り響いた。

「満場一致で合意
なにので、会議は
終了です。
皆様、お疲れ様でした。」

進行役のアナウンスで
数分後には、広い会議室に
代表、麗美、杉下、渋谷
の４人が天井を見つめてた。

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