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第一章
三話 瓦礫に隠れたもの
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元学者の盗賊を仲間に加え、二人でシーキヨの調査を開始した。
普通に生活するだけなら正直、この国は住みやすい。命の危険がある地域と比較すると、ここは平和といえる。
「活気があり、賑やかなのはいいが、この砂ほこりは勘弁してほしいねえ」
レフトは口に布を巻き、砂漠の民らしい服装になった。
「シフが言っていたように賑わっているのだが、要所に国家の軍人みたいのや、胡散臭い技師をちょいちょい見かける。やはりここは何かあるねえ」
レフトはそういうと裏路地へすすむ。昼間でも薄暗い、いかにもという裏路地だ。
案の定レフトはチンピラに目をつけられる。
「おい、兄ちゃん、あんたここの住民じゃねえな。いったい何のようだ?」
「え、普通にここを通って墓地へ行こうかと…」
チンピラは二人、手には短剣を持ちギラギラとした眼光と殺気をレフトにむける。
「てめえは機関の者だろ!とっととここから消えろ」
いかにもチンピラらしい物言いだが、レフトが復興機関の人間であると既にひろがっているようだ。やはりマークされていた。裏で工作する者がいるという証明がされたのだ。
「争うつもりはないです。墓地へ行くので通してほしい」
ここで騒ぎを起こすわけにはいかない。まして復興機関の者がトラブルとなるのは世間的によくないのである。チンピラはそれがわかっているので強気に出る。
「ちっ、ただの腰抜けか」
チンピラは罵倒を続ける。
そして一人は短剣をレフトに突きつける。
「おい、やりすぎだ、やるのはまずい」
ひどく興奮状態のチンピラは短剣をまさに刺そうとしている。
「こいつを殺せば俺は有名人だ。機関の奴を始末したって武勇伝になる」
「おい、てめぇの武勇伝なんか知らねえ、ここはヘルゲートじゃねえんだぞ」
チンピラが仲違いしている。
実にシュールな光景だ。見方によってはコントっぽくもある。
「…通してほしいのだが…」
レフトはスッと手を剣に置く。
一触即発の状況をピーっというホイッスルのような音が引き裂く。すると突然五名の武装した者がチンピラを囲み、手に持った警棒のようなもので殴りかかる。鈍器特有の鈍い音が響く。ボコボコとはこの事だろう、抵抗はできない、一方的な暴力である。
手足腹を中心に、関節を狙い顔は叩かない。
おそらく手足の骨はバラバラだろう。口はテープでふさがれ叫べない。
「市民の安全は鋼鉄のさそりがお守りします」
そう、この集団はあの自警団だ。
「盗人や罪人に情けは無用」
その通りなのだが、ボコられたチンピラの顔は涙とテープからはみ出た、嘔吐物でぐしゃぐしゃだ。身体は変な曲がり方して、砕けた骨が皮膚を突き破ってさえいる。
「どうぞ、お通り下さい」
そういうと自警団はチンピラを連行していった。ズルズルと血痕を残し引きずられていく様をみると、シフが怯えていたのが納得できる。
「うむ、これはちょっと嫌だな」
レフトはぼそっとつぶやいたが辺りには誰もツッコム者はいなかった。
的確に人体の弱点を狙い叩く技術はおそらく軍がらみ。自警団は市民のためという正義があるのだろうが、あれをみた市民は怯えるだろう。
自警団、要注意だとレフトは思った。状況によっては戦闘になるかもしれない。
そんなこんなで目の前には墓地がみえる。
機械墓地
砂漠の地に果てしなく広がる瓦礫・機械の残骸。その昔は高度な文明があったようだが、詳細は誰も知らない。滅んだ経緯よりも目の前に遺産がある事実が重要であり、シーキヨは過去の産物で一気に繁栄した。
墓地は国家警備員に管理されており、持ち出し物は全てチェックされる。
「さてさてこんな瓦礫の山をくまなく捜索とかはさすがに勘弁ですわ」
レフトは裏路地からここへ来たのは正門を避けるためだ。正門は警備が厳重で出入りは記録に残る。機関だと受付すればすんなり捜索できるが、間違いなく尾行される。
人目を避け適当なところから内部へ侵入する。墓地の内部は蒸し暑く、ところどころ立ち入り禁止の告知がある。おそらく崩れたり、毒ガスだろう。はっきりいってここは最悪の環境だ。
「まあ人によっちゃ~財宝にみえるのかもねえ。せいぜい、もって30分ってとこだ」
内部はわりと整理されており、とても外観からは想像ができない。やはりシーキヨはいろいろと怪しい部分がある。レフトはそう確信した。とはいえ、復興機関はあくまで中立。
カレンやゼットの件があり、少々戸惑いがあるが、レフトは決してブレない。
「せめて案内地図でもあればいいのだが…」
ぶつぶつ文句を言いながら辺りを見回すが、似たような内部で道に迷っているようだ。
「んっ」
おかしい、方向感覚が狂ったか、妙な違和感がある。
「…そうか、これは…罠だ」
レフトは剣を構え、来た道を急いで戻る。
「くそ、油断した、そもそもここは正面からしか入れないんだ」
侵入した地点より外へ出て、衣服をバサリと裏返し別人に変装する。よたよたと歩きながらそそくさとその場を離れた。
諜報活動はシフに任せたほうがいいね。
レフトは軽率な行動を反省していた。
不法侵入防止のため、トラップが仕掛けられているようで、ここはただの墓地ではなさそうだ。
レフトが去ってすぐに、侵入地点へ向かう者がいた。周囲を見渡し、クスクスと笑っているようだ。レフトの動きは何者かが発見した。しかし、レフトがいたという証拠はない。
翌日レフトは機関で依頼を受け、情報課新人のモモ、派遣課のミツキと組み、砂漠の怪物討伐に出ていた。
モモは新人で戦闘はできないが、モンスターの種類や弱点に詳しい。ミツキは忍者のような風貌で少しだが魔法が使える万能タイプの青年だ。
「レフトさんと組めて光栄です」
モモとミツキは言う。
「それよりここにその怪物はくるのかい」
レフトは基本的に仕事の話しかしない。ニナやオメガ、シフは別だが、今回は未知の怪物で、新人もいる。シーキヨの支部は明らかに人材不足だ。カレンの部隊が全滅したことが影響しているらしいが、人材が育っていないのだ。
「怪物は砂漠にいた蛇が墓地の汚染物で突然変異を起こしたと考えられます」
「わかった。モモはとにかく後方にいてくれ。戦闘はミツキとやる」
レフトは布陣を組み待ち構える。
すると地面からアンコウの提灯みたいなのが現れる。するとモモは二人にガスマスクを投げる。
シュワーと提灯からガスが吹き出し辺りをつつむ。三人はお互いに背中を合わせる。
「モモ、これは怪物か?」
ミツキが問う
「はい、このガスは量に限らず長時間吸い込み続けると臓器が逆流して吐き出しショック死します」
「…」
沈黙する二人
「長時間…ってどのくらいなわけ?」
ミツキは怯えながら聞くが、モモは楽しそうにお答えする。
「さあ、一時間くらいとか」
それを聞いた二人は即臨戦体制になる。
提灯部分がみるみる上昇していき、目の前に巨大な何かがいるとすぐにわかった。
「予想以上に大きいです」
そしてモモは興奮状態になった。
「傷つくとこいつはすぐ逃げるんや、ええか、一発で仕留めるやで。水を浴びると火傷する特殊な弱点があんねん。ミツキはんは氷水の陣を展開しレフトはんのフォロー、レフトはんは魔法剣でとどめや」
「…えっ」
モモの急変に顔を見合わせる二人。
「モモさん?」
「集中するんだミツキ、陣を」
レフトはミツキを冷静に戻す。
「はっ」
ミツキはまじないが込められたクナイで怪物を囲むように地面へと展開する。
そして念じると大量の氷が怪物の動きを封じ、地面から勢いよく水が吹き出す。怪物はのたうちまわるが氷で陣内から逃亡できない。
「レフトさん今や」
レフトの右腕が妖しく光り、左手で持った剣に魔力を込める。鞘に水の魔力が宿る。怪物に狙いを定めレフトは構えた。
そして飛びかかり怪物を一刀両断する。
火傷し、皮膚が軟化していたため、レフトの魔法剣はより深いダメージとなり怪物を引き裂けたのだ。
見事なチームワークだった。
モモは通常に戻り、キョトンとしている。
「ふう、やったか。機関に連絡して後処理を頼もう」
「レフトさんお見事でした。お役に立ててよかったです」
ミツキは深々と礼をする。それをみたレフトは、顔を上げさせ、肩をポンと叩く。
何かを言おうとしたのだが、新人込みで怪我人「0」はとても優秀である。
三人は帰還して反省会をした。
そしてまた依頼を受けるだろう。
次回へ続く
普通に生活するだけなら正直、この国は住みやすい。命の危険がある地域と比較すると、ここは平和といえる。
「活気があり、賑やかなのはいいが、この砂ほこりは勘弁してほしいねえ」
レフトは口に布を巻き、砂漠の民らしい服装になった。
「シフが言っていたように賑わっているのだが、要所に国家の軍人みたいのや、胡散臭い技師をちょいちょい見かける。やはりここは何かあるねえ」
レフトはそういうと裏路地へすすむ。昼間でも薄暗い、いかにもという裏路地だ。
案の定レフトはチンピラに目をつけられる。
「おい、兄ちゃん、あんたここの住民じゃねえな。いったい何のようだ?」
「え、普通にここを通って墓地へ行こうかと…」
チンピラは二人、手には短剣を持ちギラギラとした眼光と殺気をレフトにむける。
「てめえは機関の者だろ!とっととここから消えろ」
いかにもチンピラらしい物言いだが、レフトが復興機関の人間であると既にひろがっているようだ。やはりマークされていた。裏で工作する者がいるという証明がされたのだ。
「争うつもりはないです。墓地へ行くので通してほしい」
ここで騒ぎを起こすわけにはいかない。まして復興機関の者がトラブルとなるのは世間的によくないのである。チンピラはそれがわかっているので強気に出る。
「ちっ、ただの腰抜けか」
チンピラは罵倒を続ける。
そして一人は短剣をレフトに突きつける。
「おい、やりすぎだ、やるのはまずい」
ひどく興奮状態のチンピラは短剣をまさに刺そうとしている。
「こいつを殺せば俺は有名人だ。機関の奴を始末したって武勇伝になる」
「おい、てめぇの武勇伝なんか知らねえ、ここはヘルゲートじゃねえんだぞ」
チンピラが仲違いしている。
実にシュールな光景だ。見方によってはコントっぽくもある。
「…通してほしいのだが…」
レフトはスッと手を剣に置く。
一触即発の状況をピーっというホイッスルのような音が引き裂く。すると突然五名の武装した者がチンピラを囲み、手に持った警棒のようなもので殴りかかる。鈍器特有の鈍い音が響く。ボコボコとはこの事だろう、抵抗はできない、一方的な暴力である。
手足腹を中心に、関節を狙い顔は叩かない。
おそらく手足の骨はバラバラだろう。口はテープでふさがれ叫べない。
「市民の安全は鋼鉄のさそりがお守りします」
そう、この集団はあの自警団だ。
「盗人や罪人に情けは無用」
その通りなのだが、ボコられたチンピラの顔は涙とテープからはみ出た、嘔吐物でぐしゃぐしゃだ。身体は変な曲がり方して、砕けた骨が皮膚を突き破ってさえいる。
「どうぞ、お通り下さい」
そういうと自警団はチンピラを連行していった。ズルズルと血痕を残し引きずられていく様をみると、シフが怯えていたのが納得できる。
「うむ、これはちょっと嫌だな」
レフトはぼそっとつぶやいたが辺りには誰もツッコム者はいなかった。
的確に人体の弱点を狙い叩く技術はおそらく軍がらみ。自警団は市民のためという正義があるのだろうが、あれをみた市民は怯えるだろう。
自警団、要注意だとレフトは思った。状況によっては戦闘になるかもしれない。
そんなこんなで目の前には墓地がみえる。
機械墓地
砂漠の地に果てしなく広がる瓦礫・機械の残骸。その昔は高度な文明があったようだが、詳細は誰も知らない。滅んだ経緯よりも目の前に遺産がある事実が重要であり、シーキヨは過去の産物で一気に繁栄した。
墓地は国家警備員に管理されており、持ち出し物は全てチェックされる。
「さてさてこんな瓦礫の山をくまなく捜索とかはさすがに勘弁ですわ」
レフトは裏路地からここへ来たのは正門を避けるためだ。正門は警備が厳重で出入りは記録に残る。機関だと受付すればすんなり捜索できるが、間違いなく尾行される。
人目を避け適当なところから内部へ侵入する。墓地の内部は蒸し暑く、ところどころ立ち入り禁止の告知がある。おそらく崩れたり、毒ガスだろう。はっきりいってここは最悪の環境だ。
「まあ人によっちゃ~財宝にみえるのかもねえ。せいぜい、もって30分ってとこだ」
内部はわりと整理されており、とても外観からは想像ができない。やはりシーキヨはいろいろと怪しい部分がある。レフトはそう確信した。とはいえ、復興機関はあくまで中立。
カレンやゼットの件があり、少々戸惑いがあるが、レフトは決してブレない。
「せめて案内地図でもあればいいのだが…」
ぶつぶつ文句を言いながら辺りを見回すが、似たような内部で道に迷っているようだ。
「んっ」
おかしい、方向感覚が狂ったか、妙な違和感がある。
「…そうか、これは…罠だ」
レフトは剣を構え、来た道を急いで戻る。
「くそ、油断した、そもそもここは正面からしか入れないんだ」
侵入した地点より外へ出て、衣服をバサリと裏返し別人に変装する。よたよたと歩きながらそそくさとその場を離れた。
諜報活動はシフに任せたほうがいいね。
レフトは軽率な行動を反省していた。
不法侵入防止のため、トラップが仕掛けられているようで、ここはただの墓地ではなさそうだ。
レフトが去ってすぐに、侵入地点へ向かう者がいた。周囲を見渡し、クスクスと笑っているようだ。レフトの動きは何者かが発見した。しかし、レフトがいたという証拠はない。
翌日レフトは機関で依頼を受け、情報課新人のモモ、派遣課のミツキと組み、砂漠の怪物討伐に出ていた。
モモは新人で戦闘はできないが、モンスターの種類や弱点に詳しい。ミツキは忍者のような風貌で少しだが魔法が使える万能タイプの青年だ。
「レフトさんと組めて光栄です」
モモとミツキは言う。
「それよりここにその怪物はくるのかい」
レフトは基本的に仕事の話しかしない。ニナやオメガ、シフは別だが、今回は未知の怪物で、新人もいる。シーキヨの支部は明らかに人材不足だ。カレンの部隊が全滅したことが影響しているらしいが、人材が育っていないのだ。
「怪物は砂漠にいた蛇が墓地の汚染物で突然変異を起こしたと考えられます」
「わかった。モモはとにかく後方にいてくれ。戦闘はミツキとやる」
レフトは布陣を組み待ち構える。
すると地面からアンコウの提灯みたいなのが現れる。するとモモは二人にガスマスクを投げる。
シュワーと提灯からガスが吹き出し辺りをつつむ。三人はお互いに背中を合わせる。
「モモ、これは怪物か?」
ミツキが問う
「はい、このガスは量に限らず長時間吸い込み続けると臓器が逆流して吐き出しショック死します」
「…」
沈黙する二人
「長時間…ってどのくらいなわけ?」
ミツキは怯えながら聞くが、モモは楽しそうにお答えする。
「さあ、一時間くらいとか」
それを聞いた二人は即臨戦体制になる。
提灯部分がみるみる上昇していき、目の前に巨大な何かがいるとすぐにわかった。
「予想以上に大きいです」
そしてモモは興奮状態になった。
「傷つくとこいつはすぐ逃げるんや、ええか、一発で仕留めるやで。水を浴びると火傷する特殊な弱点があんねん。ミツキはんは氷水の陣を展開しレフトはんのフォロー、レフトはんは魔法剣でとどめや」
「…えっ」
モモの急変に顔を見合わせる二人。
「モモさん?」
「集中するんだミツキ、陣を」
レフトはミツキを冷静に戻す。
「はっ」
ミツキはまじないが込められたクナイで怪物を囲むように地面へと展開する。
そして念じると大量の氷が怪物の動きを封じ、地面から勢いよく水が吹き出す。怪物はのたうちまわるが氷で陣内から逃亡できない。
「レフトさん今や」
レフトの右腕が妖しく光り、左手で持った剣に魔力を込める。鞘に水の魔力が宿る。怪物に狙いを定めレフトは構えた。
そして飛びかかり怪物を一刀両断する。
火傷し、皮膚が軟化していたため、レフトの魔法剣はより深いダメージとなり怪物を引き裂けたのだ。
見事なチームワークだった。
モモは通常に戻り、キョトンとしている。
「ふう、やったか。機関に連絡して後処理を頼もう」
「レフトさんお見事でした。お役に立ててよかったです」
ミツキは深々と礼をする。それをみたレフトは、顔を上げさせ、肩をポンと叩く。
何かを言おうとしたのだが、新人込みで怪我人「0」はとても優秀である。
三人は帰還して反省会をした。
そしてまた依頼を受けるだろう。
次回へ続く
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